大阪府高石市において地域通いの場でのコミュニケーションロボット活用を見据えたモニター検証を実施

三菱総研DCS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下 岳彦、以下:DCS)は、地域の通いの場におけるコミュニケーションロボットを活用した新たな高齢者の自立支援のスキームを評価するため、大阪府高石市健幸のまちづくり協議会(事務局:大阪府高石市、会長:阪口 伸六、以下:健幸のまちづくり協議会)の市民モニター制度「健幸モニター」を利用し、モニター検証を実施しました。

 

2021年2月3日

三菱総研DCS株式会社
高石市健幸のまちづくり協議会


三菱総研DCS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下 岳彦、以下:DCS)は、地域の通いの場におけるコミュニケーションロボットを活用した新たな高齢者の自立支援のスキームを評価するため、大阪府高石市健幸のまちづくり協議会(事務局:大阪府高石市、会長:阪口 伸六、以下:健幸のまちづくり協議会)の市民モニター制度「健幸モニター」を利用し、モニター検証を実施しました。
行政だけでなく、住民、民間企業、関連団体や学術団体などが一体となって、知恵を出しあい、お互いがそれぞれの役割を果たす、少子高齢化のまちづくりが必要とされる中で、本スキームは、様々な方が各々の役割を担って知恵を出し合える、新たな高齢者の自立支援のスキームとして活用することが期待できます。

*本開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)の支援を受け実施しています。(課題名:高齢者のADLを維持向上するコミュニケーションロボットの研究開発)

モニター検証概要
地域の通いの場でのコミュニケーションロボットの活用について、市民の社会参加と高齢者の介護予防の両面での自立支援における有効性を評価するため、モニター検証は二つのフェーズにわけて実施しました。
なお、当プロジェクトは、ソフトバンクロボティクスの「NAO」を活用し、当社が独自に実施しています。
 

モニター検証図モニター検証図

【フェーズ1】
期間: 2020年11月25日~2020年11月26日
対象: 高石人材バンク登録者(年齢制限なし) 17名
内容: ロボットアクティビティでのロボット操作や進行を担当する「サポーター」の育成
     ・ロボット操作講習会の受講とアンケート評価

【フェーズ2】
期間: 2020年11月30日~2020年12月17日
対象: サポーター  フェーズ1の操作講習会受講者  16名
    参加者    健幸モニター登録者(60代~)  45名
内容: ロボット操作講習会での習得内容の実践と評価
     ・「サポーター」によるロボット操作や進行
    ロボットアクティビティの参加継続性視点でのコンテンツ評価、場づくりへの効果の検証
     ・1対多でのロボットを使用した集団レクリエーション(体操、ヨガ、クイズ)の体験
     ・1対1でのロボットとのおしゃべり体験

※1 高石人材バンクとは
市民の知見を活かし、就業の機会を提供するとともに、新たな知識を身に付け、より高付加価値人材として就業を行なえるよう資格取得のサポートを行う制度です。

※2 高石健幸モニターとは
事前に登録した市民にヘルスケア事業者の様々な商品やサービスをお試しいただき、生の声を事業者にお届けする制度です。登録者数は現在1,700名超。

モニター検証の結果について
モニター検証では、アンケート調査や現場観察から抽出したデータをもとに、ロボット操作者やロボットアクティビティ参加者のターゲット層の分析や、ロボットアクティビティの効果、使用継続性を評価しています。

<効果測定項目例>
  • 操作講習会、体験会参加希望者の特性(性別、年代、自立度、社交性など)
  • プログラムごとの参加率の推移と飽き防止の効果
    • 集団レクリエーション中の参加度合い(視線や発言など)の変化
    • おしゃべり中の振る舞い(発言内容やノンバーバルな応答など)の変化
  • 参加者の感想

モニター検証の結果については、以下の日程で開催されます、AMED主催のウェビナーにて発表いたします。
<ウェビナー概要>
AMED ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)成果報告会 
「ポストコロナ時代の介護業務支援プラットフォームの構築」
~ロボット・IoT 技術を利活用した科学的な介護で元気高齢社会を実現する~
高石市健幸のまちづくり協議会事務局からのコメント
講習・体験会のいずれにおいても、ロボットの動作・反応から笑いが起こる場面が多く、初対面の皆さんのアイスブレイクに大きな効果を発揮していたように感じます。また、これからは介護現場をはじめ、様々な場面におけるロボットの活用が進む中、本事業を通じて最新のロボット技術に触れていただけたことは、市民の皆さんにとっても良い刺激となり、ロボットのもつ可能性について個々に想像する機会にもつながったのではないかと期待しています。

高石市健幸のまちづくり協議会について
高石市は、平成23年より健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区として、様々な取組を行ってきました。今後ますます進む少子高齢化社会を乗り切っていくためには、これらの取組を今後も継続し、健幸で長生きできるまちづくりを進めて行くため、高石市では健幸のまちづくり条例を制定し、以降継続して健幸のまちづくりに取り組んでいます。
まちづくりは行政だけで行うものではなく、住民、民間企業、関連団体や学術団体などが一体となって、知恵を出しあい、お互いがそれぞれの役割を果たす必要があり、そのための協議の場として、高石市健幸のまちづくり協議会を設立いたしました。この協議会では市内外に関わらず、健幸のまちづくりに思いを持つ企業、団体が結集し、この少子高齢化という難題に知恵を出しあって健幸モニター事業などを進めています。

三菱総研DCS株式会社について
DCSは、1970年の創立以来、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な実績を有するIT企業です。2016年よりコミュニケーションロボットへの取り組みを開始し、複数の企業への受付ロボットの設置を行う一方、2018年からは高齢者やこども向けのニーズを発掘し、新たなサービス提供に向けた活動を行っています。2019年度には、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)」の採択を受け、介護分野向けの開発を本格化するとともに、教育現場における活用支援についても検討を進めています。

*「NAO」の名称は、ソフトバンクロボティクスの登録商標です。
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