ALS啓発音楽フェス「MOVE FES. 2023 Supported by AIRU」ライブ会場・オンライン配信・メタバースにて同時開催

WEBサイト:https://camp-fire.jp/projects/view/637994

一般社団法人WITH ALS

一般社団法人WITH ALSは、ALS啓発を目的とした音楽フェス「MOVE FES. 2023 Supported by AIRU」の開催を発表します。6月21日世界ALSデーに合わせ、2023年6月18日(日)に、東京・EX THEATER ROPPONGIにて、実施いたします。


WITH ALSは、「ALSの課題解決を起点にすべての人が自分らしく挑戦出来るボーダレスな社会を創造すること」をミッションに、エンターテイメント・テクノロジー・ヒューマンケア(介護)の領域で活動しています。

「MOVE FES.」は、ALS患者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続ける、WITH ALS代表の武藤将胤が企画・演出を務めます。

6回目の開催となる今回は、過去最大規模の六本木EX THEATERのリアル会場・オンライン配信・メタバース会場でのハイブリッド開催に挑戦。ステージには、MOVE FES.の趣旨に賛同したアーティストが出演します。出演者は、androp・内澤崇仁、清春、NOBU、 HOME MADE家族・KURO、田川ヒロアキなど。ステージのラストには、武藤自身が視線コントロールでDJ・VJを操作する「EYE VDJ」をプレイします。さらに今年は、音楽を視覚でも楽しんでいただけるよう、光を操るクリエイティブチームM PLUSPLUSとコラボレーション。光るダンスパフォーマンスやLEDパネルなどを使って、新たな表現方法にチャレンジします。

そのほか、VRアーティストせきぐちあいみ氏とのコラボVRアート・ライブペイントをお披露目予定。現在注目を集めているメタバースやVRアートの世界について、私たちは寝たきり状態になったALS患者にとっても新たな創作の場になりうると考え、アイトラッキング搭載のVRやメタバースの研究に取り組んでいます。

また、トークショーステージもさらにパワーアップ。テクノロジー分野からは、分身ロボット開発者・吉藤オリィ氏、 脳波の研究開発を共に進める電通サイエンスジャム荻野幹人氏、VR・メタバース領域で活躍するアーティストせきぐちあいみ氏が参加予定。治療薬研究開発のファンドレイジングの分野からはせりか基金代表・黒川久里子氏が登壇。平野裕加里氏・武藤将胤ナビゲートのもと、ALS支援の最前線について対談します。

会場には、今年も分身ロボット「OriHime」とタッグを組んだ「01 ROBOT POP-UP STORE」をオープン。ボーダレスウェアを展開するWITH ALSのアパレルブランド「01 BORDERLESS WEAR」の商品を、分身ロボットが販売します。現地で接客にあたるOriHimeは、障がいを抱えるパイロットたちが遠隔操作します。








 
  • 開催概要
イベント名 : MOVE FES. 2023 Supported by AIRU
会        場 : EX THEATER ROPPONGI (〒106-0031 東京都港区西麻布1-2-9)
日        程 : 日時:2023年6月18日(日) 17:00〜21:00予定(15:30開場予定)
主        催 :一般社団法人WITH ALS
問い合わせ:info@withals.net
チケットは、クラウドファンディングサイトからご購入いただけます。
サイトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/637994
  • 「MOVE FES. 2023」
「MOVE FES.」とは:
「MOVE FES.」は、 ALSの啓発とボーダレスなエンターテインメント体験の創出を目的に、2016年に始まった音楽イベント。 ALS患者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続ける武藤将胤が、自身で企画・演出を務めます。これまで、脳波で想いをラップする「BRAIN RAP」、ユニバーサルファッションのランウェイなど、毎年新たな試みを行ってきました。

2023年開催のコンセプト:
今回のテーマは、『UNREAL REALITY. 非現実的な現実』。声を失う、手足が動かない、呼吸が出来ない…多くの方々にとって非現実的と感じられるかもしれないこと。それがALSの現実です。しかしまた、視線入力を駆使してステージでプレイ、分身ロボットを通じてALS患者の仲間が全国から運営に参加、脳波で意思を伝える、そんな非現実的と思われていた事も次々と現実化しています。いまは非現実である「ALSが治る未来」も、私たちの活動を通じてALS支援の輪を世界中に広げていくことで、いつか必ず現実にできると信じています。

『UNREAL REALITY.』の世界を、MUSIC LIVE、ALS TALK SHOW、Story of ALS LIFE、ROBOT POP-UP STORE、VR ARTという5つのコンテンツを通じて、皆さんの心にお届けして参ります。
 


 
  • 出演アーティストからのコメント

内澤崇仁(androp)

「ALS啓発」や「人生の限界を設けず切り開いていこう」という武藤さんの想いに共感、賛同しているのが、MOVE FES.賛同の大きな理由の一つです。武藤さんと出会い、その考え方や挑戦し続ける姿勢にいつも刺激を受け、尊敬するとともに希望をもらっています。いつももらってばかりなので何か返したいという想いと、少しでも一緒に自分ができることがあればと思って、今年も出演させていただきます。


4人組バンド「androp」のVocal&Guitar。2009年12月に1stアルバム『anew』でデビュー。メジャーデビューから3年で国立代々木競技場第一体育館で1万人を動員する単独公演を開催。数々の映画やドラマ主題歌、CMソングを手掛けるなど楽曲の注目度は高く、ミュージック・ビデオも国内外11のアワードで受賞するなど、その映像世界やアートワークでも世界的な評価を得ている。バンド活動以外にも柴咲コウ、南波志帆、坂本真綾、Aimer、miwa、上白石萌音、Da-iCE、宮川愛李ら様々なアーティストへの楽曲提供やプロデュースも行っている。


清春
知人がALSだと診断され、少しでも助けになれないものかと動いた際に、人伝てに武藤君の存在を知り、つながることができました。武藤君の、果てしない道のりに挑む、歩みの強さを尊敬しています。MOVE FES.は、人生における本当の意味での有意義な時間を過ごせると感じています。
 

1994年 黒夢のヴォーカリストとしてメジャーデビュー。そのカリスマ性とメッセージ色の強い楽曲で人気絶頂の最中、1999年突然の無期限の活動休止を発表。同年sadsを結成し2000年TBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌「忘却の空」が大ヒット。同曲を収録したアルバム「BABYLON」はオリコン1位を記録する。2003年 DVDシングル『オーロラ』でソロデビュー。2004年 David Bowie JAPAN TOUR 大阪公演にオープニングアクトとして出演。2020年3月に10枚目のオリジナルアルバム「JAPANESE MENU/DISTORTION10」をリリース。2021年には自叙伝「清春」を発刊した。


KURO(HOME MADE 家族)
将胤くんとはALS発症前からの知り合いで、その後ALSのことを知り、WITH ALSとして活動を始めたYouTube動画を見て心を打たれ、MOVE FES.立ち上げの頃から毎度参加しています。イノベイティブでクリエティブであることももちろんですが、僕は将胤くんなら本当にALSを治すところまでいくのではないかと思っています。そう信じさせてくれる力強さとミラクルな力を、WITH ALSの活動から感じています。現時点でも世界中のALS患者さんの生き方を変えたと思います。将胤くん自体が、希望です。このイベントに参加して、何も受け取らずに帰った人は未だかつていないと思います。その受け取ったものは、確実に、今よりもあなたを前に動かします。
 

アメリカはシカゴで生まれ、12歳まで在住。大学時代の友人であったMICRO、U-ICHIとHOME MADE 家族を結成。2004年メジャーデビュー。15枚のアルバムと27枚のシングルをリリース。自身の楽曲以外にも、槇原敬之やMay.J、福山潤、ヒプノシスマイクに作詞提供している。近年では執筆活動にも注力。サミュエル・サトシの名前で作家としても活動中。2019年3月「マン・イン・ザ・ミラー ~『僕』はマイケル・ジャクソンに殺された~」でKADOKAWAより小説家デビュー。2020年5月には二作目となる作品「ブラインドから君の歌が聴こえる」を刊行。ミュージシャン、作詞家、小説家とジャンルレスに活動中。


NOBU
4年前、アーティストの友人を通してMASA君と出会い“ALS”のことを知りました。MASA君の立ち向かう姿・挑み続ける姿を見て、自分にできることを全力でサポートできたらと思いました。自分も動き続けたい、とにかく“音楽”を通して希望を贈りたいです。

1988年7月3日生まれ。宮崎県小林市出身。シンガーソングライター。ジャンルにとらわれない自由な音楽スタイル。2017年、“いま、太陽に向かって咲く花”で再デビューをきっかけにFNS歌謡祭、NHK SONGS、ベストヒット歌謡祭に出演。音楽番組以外にも深イイ話、ケンミンショーなどにも出演。 2017年度 日本作詞大賞にノミネートされ、日本有線大賞、レコード大賞のダブル新人賞に輝く。2018年4月18日には初となるBEST ALBUM「スタートライン」をリリース。2019年から主催EVENT「#ノブフェス」を開催。 2022年8月8日のメジャーデビュー10周年アルバム「88」発売。


田川ヒロアキ

 

武藤さんとは『東京2020パラリンピック開会式』で出会いました。武藤さんはデコトラバンドの運転手、僕はそこに乗った布袋寅泰さん率いるバンドのギターで出演しました。ALSという難病を治せる未来を信じて常に挑戦・前進している武藤さんの姿は、同じ病気を抱えている方々や、様々な境遇の方、更には病気に関係なく、多くの方々の光となっていることと思います。武藤さんが創造し切りひらいて行く未来に少しでも歩み寄り、皆さんと一緒にALSを知り、理解を深め、そして、微力ながら音楽で応援することが出来ればと思っています。

東京2020パラリンピック開会式出演アーティスト。ギターのネックを逆から持つ全盲のロックギタリスト。一般の奏法を見た経験がない為、ピアノのような独自の演奏スタイルを確立。超高速プレイからメロディアスなフレーズまで奏でる。国内はじめ、アメリカ、中国、香港、韓国、バンコク等で活動。2021年、世界進出オーディション番組「グローバルスター」にて、アメリカ・イギリス・フランス・中国・タイ、参加国全ての国からオファーを獲得。ライブコンサート、イベント、学校、医療機関での演奏はじめ、コンポーザー・プロデューサーとして、TVやラジオ、CMソング等の作曲も多数手がける。


M PLUS PLUS
武藤さんとの出会いは東京2020パラリンピック開会式の演出でご一緒したとき。そこでのパフォーマンスを通じて、武藤さんの人間力に惹かれました。また、宇宙兄弟を読んでALSに興味は持っていたものの自分ができる関わり方とはなんだろうと思っていたところで、今回一緒に演出をすることになりました。テクノロジーを使って身体表現を拡張することが自分たちの表現のテーマなので、今回は武藤さんの想像力をテクノロジーを使って拡張し、新しい表現を追求できたらと思っています。

”ダンスの常識をテクノロジーで更新する”
人が反応できない速度での音へのアプローチや、人体を拡張した視覚的表現。時代と共に様々なジャンルや技が誕生してきたダンスは、現代のテクノロジーで更に進化できるはず。M++ DANCERSは、自社開発の技術とダンスとを融合させた、唯一無二のテクノロジーダンスクルーです。



 
  • 主催メッセージ
武藤 将胤 / EYE VDJ MASA
今僕らが生きている世界では、コロナウィルス、戦争、地球温暖化などUNREALだと思いたくなる現実が沢山あります。でもそのUNREALな未来を切り拓いていけるのは、僕ら1人1人の継続的なアクションだと思うのです。

ALSには未だに有効な治療方法が確立されていません。僕らがALSを治す事は今はUNREALな事かもしれない。でも僕らはMOVE FES.というアクションを続けることで、継続的にALSを支援してくださる仲間の輪を日本中、世界中に広げ、いつか必ずALSが治せる未来を切り拓けると信じています。そして、どんな障がいや制約があろうと、誰もが自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を創造していけると僕らは信じています。

ぜひ今回の過去最大のMOVE FES. にご参加いただき、ALSの未来を共に切り拓き、BORDERLESSな未来をつくる仲間の輪に加わっていただけたらと思います。どうぞご支援よろしくお願い致します。
UNREAL REALITY.NO LIMIT, YOUR LIFE.
 

武藤将胤プロフィール:一般社団法人WITH ALS 代表理事 / COMMUNICATION CREATOR / EYE VDJ / 株式会社オリィ研究所 当事者顧問
36歳、ALS患者。ALSの課題解決を起点に、クリエイティブの力でBORDERLESSな社会を創造することをミッションに活動している。全ての人が自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を目指して、エンターテイメント、テクノロジー、介護の3つの領域で、課題解決に取り組んでいる。
クリエイターとして、2020年東京パラリンピック開会式や2022年CANNES LIONSなど国際的イベントにも多数出演。また、EYE VDJ MASAのアーティスト名で、様々なアーティストとコラボレーション作品を制作。


WITH ALSについて
一般社団法人WITH ALSとは、自身のALS闘病体験を通じて、世界中にALSを周知し、認知・理解を拡大させることで、治療方法や支援制度を向上させることを目的とするALS啓発団体。また、ALS患者その家族、非患者のQOL(Quality of Life)の向上に貢献する、コンテンツ開発・支援活動を様々な方法で実施する。
公式サイト:http://withals.com/


ALSについて
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、 2022年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。延命のためには、人口呼吸器が必要。平均余命は、3〜5年。呼吸器を装着する事で生きることはできるが、身体能力に加え発話能力も失っていく。現在年間約10万人に1人が発症しており、世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

一般社団法人WITH ALS

6フォロワー

RSS
URL
http://withals.com/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区三田5丁目5−4 藤和三田コープ306号室
電話番号
-
代表者名
武藤 将胤
上場
-
資本金
-
設立
-