宮島で持続可能な観光地域をめざす「千年先も、いつくしむ。」プロジェクト 10月1日(日)より宮島訪問税の徴収開始
廿日市市は、「宮島まちづくり基本構想」を道標として、宮島で「住んでよし、訪れてよし」の持続可能な観光地域をめざす取組を「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトと命名し、先人から受け継がれてきた宮島の普遍的価値や魅力を「宮島ブランド」として、広く国内外に向けて発信しています。
この度、10月1日(日)から、先人から守り受け継がれてきた宮島の自然や文化を、世界共通のかけがえのない財産として未来に持続可能な形で継承していくための取り組みとして、宮島訪問税の徴収を開始いたします。訪問者が宮島を1回訪問(入域)するごとにお1人あたり100円徴収いたします。宮島訪問税は、訪問客の受入環境整備や文化への理解、エコツーリズムの推進など、様々な取り組みに役立てる予定です。
※なお、宮島訪問税は宮島町区域の住民や区域内にある事務所・事業所に通勤する方(要件有)、区域内にある学校に通学する方(要件有)など一部の方は課税されません。
宮島訪問税導入に当たり、10月1日に宮島で行われた記者会見では、廿日市市長松本太郎は「宮島を慈しむ想いや、自然、文化、歴史を未来に継承していくため宮島訪問税を活用していく」とのメッセージを発しました。
廿日市市は今後も「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトを通じ、「宮島に暮らす人」「宮島で働く人」「宮島を訪れる人」「宮島に想いをはせる人」など、宮島に関わるすべての人に本プロジェクトを理解いただくとともに、多くの人のご参画・ご参加により、持続可能な観光地域としてのまちづくりを力強く進めてまいります。
「千年先も、いつくしむ。」プロジェクト
特設WEBサイト:https://another1000years-miyajima.jp/
■活用例
宮島訪問税は、宮島に関わるすべての人によって守られてきた、この島の貴重な自然や文化を未来につなぐため、環境整備や文化への理解、エコツーリズムの推進などに役立てます。
・訪問者の受入環境の整備(公共交通機関の維持管理、無電柱化、観光案内やトイレの整備、弥山展望台や登山道の管理など)
・文化や歴史への理解を促進(文化財や歴史的建造物の保存、歴史民俗資料館の管理など)
・自然環境に負荷の少ない観光(エコツーリズムの推進やウォーターサーバーの設置など)
■納める方
船舶で宮島を訪問(入域)される方が対象です。
ただし、以下の方は対象外です。
―宮島訪問税の納税対象にならない方―
①宮島町の住民
②宮島町にある事務所・事業所に通勤する者(48時間/月以上の労働)
③宮島町にある学校に通学する者(48時間/月以上の授業)
④未就学児(小学校に入学前の児童)
⑤修学旅行など学校教育の一環として、宮島での行事や活動に参加する学生(大学生を除く)と、その引率者や付 添人
⑥療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、身体障害者手帳のいずれかを交付されている方
■税率(税額)
納税義務者(税を納める方)は、次のアとイのどちらかの納付方法を選ぶことができます。
ア.1回の訪問につき1人100円
イ.1年分1人500円
※1年分の納付は事前に廿日市市役所、宮島支所、大野支所の窓口で手続きをしてください。
※また廿日市市公式LINEからも手続きができます。
※訪問の際は船舶運航事業者に提示し乗船料のみを支払うことになります。
■支払い方法
ア.1回の訪問につき1人100円の場合
・券売機や窓口でお支払い
乗船時に購入する乗船券に、宮島訪問税が上乗せされ徴収されます。
・自動改札機(交通系ICカード)でお支払い
JR西日本宮島フェリー、宮島松大汽船の自動改札機は、乗船料と宮島訪問税が自動で引き落とされます。
・事前に旅行会社の引換券や交通事業者の企画券を購入した場合のお支払い
船舶会社の窓口に事前に購入した引換券や企画券を提示して、宮島訪問税を別途お支払いください。
(ただし、宮島訪問税が含まれている企画券もありますので、購入時にご確認ください。)
その他詳細は、廿日市のHPもご参照ください。
https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/110/98479.html
「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトについて
廿日市市は、「宮島まちづくり基本構想」を道標として、宮島に関わるすべての人と行政が一体となって、宮島を守り伝え、発信することで新たな活力を生み出し、宮島で「住んでよし、訪れてよし」の持続可能な観光地域をめざしています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像