『就活解禁日』直前22卒生の動向は？9割以上が就活継続、『clubhouse』を使った情報収集は14.3％と就活活用ツールが多様化

「2022年卒学生アンケート調査」学生就業支援センター2021年2月19日実施

インタツアー

2021年3月12日 14時00分

(株)学生就業支援センター（代表：作馬誠大、本社：東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル）は、「2022年卒学生アンケート調査」の結果を発表しました。同アンケート調査では就職活動の内定獲得・継続状況、オンライン面接、就活でのSNS利用について、22卒大学生の活動状況をまとめています。（調査時期：2021年2月10日～2月19日、有効回答数：280件）
学生の就職活動は長期化の傾向を強めており、内定獲得が3割近くに達するも9割以上が就活を継続しています。オンライン面接対策に工夫をしている様子や、話題のSNS『clubhouse』を就活に活用している様子も伺えます。
（※メディア関係者の方は学生に直接インタビュー等も可能です）

2022年卒学生アンケート調査

https://intetour.jp/download/210305questionnaire

【2022年卒学生アンケート調査主な内容】

設問数合計12問
就活の状況、内定獲得状況、志望業界の選定
オンライン面接のバーチャル背景利用状況、オンライン面接の工夫
情報収集でのSNS活用、使用しているSNS
clubhouseの利用状況、就活での活用状況

96.5％が就活継続内定獲得は28.6％就活長期化の傾向

就活の状況・内定獲得でも就活を継続する理由

調査時点（2月中旬）で96.5％の学生は就活を継続中。うち、内定を獲得しているが就活を継続している学生が28.6％に達しています。就活を継続している理由は
「志望企業でないため」44.4％
「志望企業だがまだ受けたい企業があるため」55.6％
と回答しており、就活の早期化・長期化の傾向が読み取れます。
個別にヒアリングした回答では
「コロナの影響がどうなるのかわからないのでまだ決められない」
「大手企業の選考が終わる6月までは続ける」
という声があり、ほとんどの学生が就職活動を継続の意向を示しています。

オンライン面接の対策に工夫を凝らす就活生

オンライン面接の工夫

コロナの影響で21卒採用から急速に増加したオンライン面接。普及当初は戸惑いの声もありましたが、オンライン授業などの経験もあって、就活生は様々な工夫を施してオンライン面接に取り組んでいました。『オンライン面接慣れ』『ノウハウの共有』が進んでいる様子が伺えます。

※オンライン面接の実施状況については過去の調査結果にも掲載していますのでご覧ください。
2022卒学生就職活動状況アンケート　2020年12月版
https://intetour.jp/download/21-202012-3questionnaire

話題の音声SNS『clubhouse』も就活に活用音声ならではの良さが今後支持される？

clubhouseの利用状況

2021年1月に大きく話題となった音声SNS『clubhouse』の利用も、予想より進んでいることがわかりました。
プライベートで使ったことがある　17.9％
clubhouseで就活情報を取得している　14.3％
と、いずれも短期間で1割を超える普及となっています。
clubhouseが就活生に早期に一定の支持を獲得した理由としては、目新しさに加えて
『リアルな声が聴ける』（臨場感）
『耳で聞けるから』（手軽さ）
という機能面の特性があるものと考えられます。学生向けの情報提供手段として、今後活用事例が増えると予想されます。

同調査の詳しい結果は学生就業支援センターのサイトからダウンロードいただけます。
https://intetour.jp/download/210305questionnaire