自分にとって適切な「指導」であれば「上司からミスを指摘されたい」Z世代社員は77%超!
〜パワハラに怯える上司とは裏腹に、若手社員のポジティブな本音が明らかに〜
ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社(本社:東京都港区、代表:山藤祐子(ざんとう ゆうこ 旧姓:倉本)、以下「当社」https://diamond-c.co.jp/)は、大企業へ入社し3年目以内の総合職、Z世代会社員104名に、上司からの指摘をどのように受け止めているかについて意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月25日〜同年10月26日
有効回答:大企業(1,000名以上)へ入社し3年目以内の総合職のZ世代会社員104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://diamond-c.co.jp/
- 上司から強くはっきりと指摘された経験があるZ世代社員は、52.9%にとどまる
・ある:52.9%
・ない:41.3%
・わからない/答えられない:5.8%
- Z世代社員の52.7%が上司に指摘された後、「仕事に対してポジティブな変化があった」と回答
・かなりあった:9.1%
・ややあった:43.6%
・あまりない:41.8%
・全くない:5.5%
・わからない/答えられない:0.0%
- ポジティブな変化の内容、「同じミスをしなくなった」(58.6%)や「上司に期待されているということを実感」(51.7%)などの声
・同じミスをしなくなった:58.6%
・上司に期待されているということを実感した:51.7%
・仕事が丁寧になった:44.8%
・自分では気付けなかったことに気づけるようになった:41.4%
・集中力が向上した:37.9%
・仕事に対する熱量が上がった:17.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 他人が上司に強くはっきりと指摘されている光景を見て感じること、Z世代社員の57.7%が「自分も同じ指摘をされないように気を引き締める」と回答
・自分も同じ指摘をされないよう気を引き締める:57.7%
・褒めるだけではない良い上司だと感じる:19.2%
・自分よりも期待されていて羨ましいと感じる:10.6%
・上司の仕事への熱量が周りに伝播するように感じる:8.7%
・他人が叱られている光景を見たことがない:7.7%
・その他:3.8%
・特にない:6.7%
・わからない/答えられない:3.8%
- Z世代社員の2人に1人は、上司に「自分の間違いを強くはっきりと指摘してほしい」と回答
・非常にそう思う:13.5%
・ややそう思う:41.3%
・あまりそう思わない:31.7%
・全くそう思わない:5.8%
・わからない/答えられない:7.7%
- Z世代社員が上司に強くはっきり指摘してほしい理由、「自分の成長につながると思うから」が71.9%で最多
・自分の成長につながると思うから:71.9%
・建設的な意見がもらえるから:38.6%
・自分に本気で向き合ってくれていると感じるから:31.6%
・自分が期待されていると感じるから:22.8%
・今の自分に満足したくないから:14.0%
・成果に対して何も言われないと不安だから:14.0%
・仕事のクオリティが下がるから:7.0%
・自分は叱られて伸びるタイプだと思うから:5.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 上司に強くはっきり指摘してほしい理由、「だめなところを放っておかれるよりもいい」といった前向きな受け止め方の声も
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:メリハリができる。
・24歳:だめなところを放っておかれるよりもいい。
・23歳:モヤモヤするのは嫌だから。
・25歳:何も言われないと見てくれていない様に感じるから。
・24歳:自分で気づけていない部分は、指摘してもらわないと気づかないこともあるから。
・25歳:他者に同じ間違いをさせないため。
・24歳:仕事を早く正確にこなすための第一歩になるから。
- Z世代社員が適切な「指導」だと感じる上司の行動、「どの部下に対しても公平に指摘する」が66.3%で最多
・どの部下に対しても公平に指摘する:66.3%
・業務におけるミスをはっきりと指摘する:62.5%
・繰り返される遅刻などに叱責する:48.1%
・自分の欠点を明確に指摘する:41.3%
・複数人いる前で叱責する:5.8%
・長時間にわたって叱責する:4.8%
・強い口調で指摘する:3.8%
・人格を否定するような言動をとる:3.8%
・その他:1.9%
・特にない:6.7%
- Z世代社員の77.3%が、適切な「指導」であれば、上司から強くはっきり指摘されたいと希望
・非常にそう思う:16.5%
・ややそう思う:60.8%
・あまりそう思わない:20.6%
・全くそう思わない:2.1%
- Z世代社員の61.6%が、上司からの指摘をパワハラやセクハラとして主張する風潮は、「上司が部下の間違いを強くはっきりと指摘する機会を奪っている」と実感
・非常にそう思う:8.7%
・ややそう思う:52.9%
・あまりそう思わない:24.0%
・全くそう思わない:7.7%
・わからない/答えられない:6.7%
- まとめ
結果として、77.3%が、「適切な『指導』であれば、上司から強くはっきり指摘されたい」と希望していることからも、部下側は必ずしも「叱責=パワハラ」と受け止めていないことがわかります。一方で、上司から強くはっきりと指摘された経験のあるZ世代社員は、52.9%にとどまっていることから、上司と部下の間に「指摘」に対するギャップがあることも見受けられます。
また、Z世代社員は上司側に対し「どの部下に対しても公平に指摘すること」や、「仕事においてパワハラではなくそれが自分にとって適切な『指導』であること」を求めていることから、両者ともに「パワハラ」と「適切な指導」の違いを明確にすることが大切だと考えられます。
とくに上司側には、ミスの指摘をためらわない姿勢が必要ではないでしょうか。
- 会社概要
所在地 :東京都港区南青山2-2-15ウィン青山942
代表 :山藤祐子(ざんとう ゆうこ 旧姓:倉本)
事業内容:企業研修、キャリアカウンセリング、企業コンサルティング
URL :https://diamond-c.co.jp/message.html
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