【全国510人調査】ペットと一緒に楽しみたいグランピング|重視ポイントと人気施設を紹介

ペットと一緒にグランピングに行きたい人は15.5%!

全国510人を対象とした調査で、「グランピングに行くとしたら、誰と行きたいですか?」という質問(Q2)に対して、「ペット(犬・猫など)」と回答した方は全体の15.5%でした。これは「恋人・配偶者」(33.1%)や「子供連れ家族」(35.7%)と比べると少数派ではありますが、約6人に1人がペットとの旅行を希望していることになります。

さらに「ペット(犬・猫など)と一緒に宿泊できるグランピング施設を希望しますか?」という質問(Q3)では、「はい」と回答した人が47.5%と約半数となりました。これは全回答者に対する割合ですが、実際に回答を寄せた人の中では62.5%が「はい」と答えています。この結果は、直接ペットと行きたいと考えていない層も含めて、ペット同伴可能な施設へのニーズが高いことを示しています。
特に犬を飼っている回答者からは、ペットを預けることの手間やコストの問題、家族の一員であるペットを置いていくことへの心苦しさなどの意見が多く見られました。また猫を飼っている人からも、普段は家で過ごす猫でも安全な環境であれば一緒に非日常を楽しみたいといった考えが示されています。
ペット同伴でグランピングを希望する層は全体から見れば少数派かもしれませんが、そのニーズの強さや熱量は特筆すべきものがあります。ペットと一緒だからこそのグランピング体験を求める声は、確かな市場ニーズとして存在しているのです。
ペット同伴ユーザーはここを見る!重視ポイントと施設選び

「グランピング施設を選ぶ際、最も重視するポイントは何ですか?」という質問(Q6)において、ペット同伴を希望するユーザーの回答を分析すると、興味深い傾向が見えてきました。
ペット同伴希望者が最も重視するのは「施設の清潔さ・快適さ」で32.9%、次いで「アクセスの良さ」(21.5%)、「食事の質・バーベキュー体験」(16.5%)、「価格」(15.2%)という結果になりました。「ペット同伴可であること」そのものを最重視すると答えた人は3.8%でした。
特に「施設の清潔さ・快適さ」が全体平均(23.3%)と比較して高い値を示しているのは、ペットの健康や安全への配慮が反映されていると考えられます。また、「食事の質・バーベキュー体験」(16.5%)も全体平均よりも高くなっており、ペットと一緒に食事を楽しめる環境が重視されていることがわかります。
自由回答(Q14)からは、ペット同伴希望者が求める具体的な施設機能や特徴が明らかになりました。特にドッグランや専用遊び場の有無、食事エリアでもペット同伴可能かどうかといった要素が重視される傾向がみられます。
これらの意見からわかるのは、単に「ペット可」というだけでなく、実際にペットと快適に過ごせる細やかな配慮がある施設が求められているということです。「ペット可」の条件だけでなく、「ペットフレンドリー」な姿勢や環境が重要視されているのです。
自由回答では、ペットへの制約が多すぎると旅行自体を楽しめないという意見や、リードを外せる専用スペース、他の宿泊者との適切な距離感、夜間のトイレ対応など、ペットとの宿泊経験者ならではの具体的な要望も見られました。
ペット同伴者が求める体験コンテンツ

ペットと一緒にグランピングに行きたい人が特に体験したいコンテンツとしては、「本格BBQ」(57.0%)がトップで、次いで「アスレチック・アクティビティ」(54.4%)、「天体観測」(51.9%)、「サウナ体験」(45.6%)、「焚き火体験」(41.8%)、「ラグジュアリーな宿泊体験」(34.2%)となっています。
興味深いのは、「あてはまるものはない」と答えた人が0%だった点です。これはペットと同伴で行きたい人々が、ただ単にペットと一緒に泊まるだけでなく、様々な体験を共有したいという強い希望を持っていることを示しています。
特に「アスレチック・アクティビティ」の人気が高いのは、愛犬と一緒に体を動かして遊びたいという願望の表れと考えられます。また「天体観測」や「焚き火体験」など、静かな自然の中でペットとリラックスした時間を過ごしたいという希望も見られます。
「ペットと泊まりたい」施設名は?自由回答ランキング
「知っている、または行ってみたいと思うグランピング施設名」を尋ねた自由回答(Q13)から、ペット同伴希望者が挙げた施設を集計しました。以下は回答頻度が高かった施設の一部です。
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キャメルホテルリゾート/キャメル
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HANSPAO/HANS PAO
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「TACO GLAMP THE MEXICO」
また、「クスクスグランピング真鶴」「パームガーデン舞洲」「+RIVERPOOL 埼玉ちちぶ」「花山水」「オーパークおごせ」など、ペット同伴希望者からは多様な施設名が挙げられていました。
これらの施設に共通するのは、単に「ペット可」というだけでなく、「ペットと一緒に楽しめる」工夫が随所に見られる点です。例えばドッグラン併設、ペット専用グッズの貸出、ペットメニューの用意などがあり、これらはペットオーナーにとって大きな魅力となっています。
また、全体的に海や山など開放的な自然環境にある施設が選ばれる傾向も見られました。これはペットが自由に動ける空間へのニーズを反映していると言えるでしょう。
※本記事は調査対象者の自由記述に基づいたものであり、上記の施設名は参考例です。施設名の順位は保証・評価とは関係ありません。
ペットオーナーの「理想のグランピング体験」とは?
「あなたが理想とする『最高のグランピング体験』とはどのようなものですか?」という質問(Q15)に対するペット同伴希望者の回答から、愛犬・愛猫との理想の旅行イメージが明確に浮かび上がってきました。
「ペットと幸せな時間が送れること」
「家族、ペット皆が想い出に残るグランピング体験」
「ペットが安全に過ごせるようにしてほしい」
「ペット同伴で犬の施設があればいいと思います」
「水回りの清潔さと便利さ、ペットの犬も快適に過ごせる」
「水回りの清潔さと電車でのアクセスの良さ、ペットとも楽しく遊べる」
「人がいなくて自然豊かな場所」
「美しい自然と非日常的な空間が欲しい」
「ペットと一緒にグルメ」
普段の生活では実現できないペットとの一体感や共有体験を求める声が多く、グランピングという非日常空間だからこそ実現できるペットとの特別な時間への期待が感じられます。
また、他の宿泊者への配慮と自分たちの自由のバランスを取りつつ、責任あるペットオーナーとして楽しみたいという意識も多くの回答から伺えました。
ペットと一緒に、安心して楽しめるグランピング施設を探すなら
以下の記事では、ペット用の設備が充実した、安心して滞在できる関東のグランピング施設をまとめています。
家族の一員であるペットと、最高の非日常体験をしたい方はぜひご覧ください。
https://www.mingla.jp/hotel-articles/kanto
まとめ|ペットと楽しむグランピングで大切なこと
今回の調査から、ペットと一緒にグランピングを楽しむ際に特に重要視される3つのポイントが明らかになりました。
1. 宿泊・食事・遊びの"3シーンすべて"でペットが同伴できるか
ペットオーナーが最も重視するのは、滞在中のあらゆるシーンでペットと一緒にいられるかどうかです。テントはOKだけど食事スペースはNGといった部分的な同伴可では満足度は低くなります。特に食事時の同伴可否は重要なポイントとして多くの回答で言及されていました。
「連れて行ける」ことと「一緒に楽しめる」ことは別問題であり、ペットの存在が制約となるのではなく、ペットと共に過ごせることで旅の価値が高まる環境が求められています。
2. ペットの安全とストレスへの配慮
ペットの安全を確保する設備や配慮も不可欠です。脱走防止の柵や虫・危険生物からの保護、騒音が少ない環境など、ペットが不安やストレスを感じずに過ごせる工夫が評価されています。
特に初めての場所では、ペットも緊張やストレスを感じやすいため、慣れるための時間や空間への配慮も重要です。自由回答では、ペットがリラックスできる専用スペースの必要性についても複数の言及がありました。
3. ペットへの理解あるホスピタリティ
単にペット可のルールがあるだけでなく、スタッフのペットへの理解や対応も重要な評価ポイントです。ペットの名前を覚えてくれる、ペットへの声かけがある、ペット用アメニティが提供されるなど、ペットも大切な宿泊者として扱う姿勢が高く評価されています。
ルールだけが厳しく、歓迎されている感じがない施設よりも、理解ある対応と適切なルールのバランスがとれた施設が理想的という意見が多く見られました。
ペットと一緒のグランピングは、家族全員(ペットを含む)にとって特別な思い出となる可能性を秘めています。ペットオーナーの細やかなニーズに応える施設が増え、より多くの方々がペットと共に非日常体験を楽しめる環境が広がることを期待します。
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調査概要
調査期間:2025年5月1日
調査機関(調査主体):RASA JAPAN Inc.
調査対象:日本在住者
有効回答数(サンプル数):510
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査
会社概要
株式会社Dot Homes
所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋5階
代表者:代表取締役社長 留田 紫雲
主要株主:株式会社ブルーインキュベーション(西武グループ)
設立日:2015年11月
事業内容:リゾートホテル・グランピング施設の開業支援、運営受託、コンサルティング
コーポレートサイト:https://dot-homes.jp/
RASA JAPAN Inc.
所在地:〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野1-27-1 G-201
代表取締役:喜多 克(Masaru Kita)
設立:2019年2月21日
事業内容:マーケティングオペレーション(MOps)の構築支援・マーケティングBPO・デジタルマーケティング支援
コーポレートサイト:https://rasa-jp.co.jp/
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