【SMITH&LOGISTICS】AI活用により荷物の大きさを高精度・スピーディーに自動で計測するシステムを提供開始
最先端のAI・ロボティクスの技術を活用したソリューション提供を行うTRUST SMITHグループ傘下の企業である、SMITH & LOGISTICS株式会社(本社:東京都文京区本郷4-1-1 菊花ビル7F、代表:大澤 琢真)は、荷物の大きさを高精度・スピーディーに自動で計測するシステムの提供を開始した。本システムによって運送業に従事する企業様を始め、荷物の大きさを計測する工程がある、あらゆる現場における労働力不足の解消と人件費削減に貢献する。
- 本技術開発の背景
すなわちこの現状は、運送業界全体が激務化しており、労働者ひとりひとりの負担が大きいことを意味している。
そこでSMITH&LOGISTICSは、荷物の大きさを高精度・スピーディーに自動で計測するシステムを開発した。
本システムは「ドライブレコーダーの個人情報を取り除くAI」で培った画像認識技術や、自動運転の研究開発で培った物体認識の技術を応用することにより、開発に成功した。
- 本システムの特徴
①スピーディーで高精度なサイズ計測
従来のシステムでは取得した3Dデータの解析に時間がかかり、実用レベルでの導入が難しかったが、本技術はAI(強化学習)を活用した高速計算アルゴリズムを活用することにより解析時間を大幅に短縮することに成功した。
また画僧認識だけでは推定できない形に関しても、事前ににシステムに学習させることにより、高精度なサイズ計測が可能となった。
②計測した結果をデータ化
読み取った荷物の大きさのデータは、お客様の基幹システムで管理することができるほか、ラベルの読み取り自動化システムとの組み合わせにより、より広範な荷物の自動読み取り・検修も可能。
③さまざまな荷姿に対応
従来製品ではダンボールなど形が決まったアイテムの計測しかできなかったが、複数センサーの撮像により、事前に登録を行なっていない荷姿に関しても、計測を行うことが可能となった。
対象となるお客様
・運送会社様
・ECセンターの運営業者様
・メーカー様(食品、機材など)
・フォワーダー様
本システムは特に以下のような場合を対象をしている。
・様々な荷姿のアイテムを取り扱う場合
・荷物の積載率を把握し、最適な積荷計画を行いたい場合
・短い作業時間で多くの混載を行わなければいけない場合
また、取り扱う荷物の大きさや種類、量に加えて、現場での光量やスペースに基づいて読み取り場所の検討やカメラ台数の調整も行うことも可能である。
- SMITH&LOGISTICSの今後の展望
今回のシステムに留まらず将来的には、パレタイジングロボットへの応用や、特定の空間内において最適に荷物を配置するアルゴリズムとの接続を進めている。
■SMITH&LOGISTICSについて
■SMITH&LOGISTICS 株式会社 会社概要
社名:SMITH&LOGISTICS株式会社
所在地:東京都文京区本郷4丁目1-1 菊花ビル7F
代表:大澤 琢真
事業内容:無人倉庫設立コンサルティング
設立日:2020年9月17日
会社HP:https://www.smithlogistics.jp/
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