知恵を絞ったコロナ対策 なかもずフェス盛況<中百舌鳥駅前通商店街/GoTo商店街>
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大阪府では、感染症対策や需要喚起の支援を、モデルとなる107商店街で進めています。
大阪府商店街感染症対策等支援事業ウェブサイトでも、各商店街の取組みを紹介しています。
https://mamorou-osaka-shotengai.com/
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「正直、今年は開催できないと思った」
30年以上も地域に親しまれている「なかもずフェスティバル」。コロナ禍で全国のイベントが軒並み延期・中止になる中で、今年の開催はできないだろうと中百舌鳥駅前通商店街振興組合理事の中村誠さんは半ばあきらめていました。空気が変わったのは10月。国のGoTo商店街事業の募集が始まり、大阪府の感染症対策の支援などもあり、イベントなどは感染対策をしっかりして開催していこうという流れになり、イベント開催の有無を決める役員会でも最終的に「開催しよう」となりました。
2次募集の期限が迫る「GoTo商店街事業」の申請を済まし、フェスティバルの準備に取りかかったのはイベントの1カ月前。「本来は半年前から準備するところだったので、この1カ月は本当に忙しかった」と振り返る中村さん。
今回の最重要課題ともいえるコロナ対策では、カメラで検温ができる機械をレンタル。お客さんはもちろんパフォーマンスをする演者やスタッフも検温・アルコール消毒を徹底しました。検温が済んで会場に入る人には、目印となるシールを貼ってもらうことに。確認のしやすさと遊び心を兼ね備えたナイスアイデアです。
会場の出入り口は一方通行にするほか、ステージと客席は5メートルの間隔を空けたうえ、その間にビニールシートでカバーする徹底ぶり。「できることはなんでもやりました」と中村さん。「演者にしたらやりにくいし、お客さんにしたら見にくかったかもしれません。でも今回はお互いが安心できる方法を考え、選びました」
小さな子供連れのファミリー層が多いこのイベント。地元のダンススクールに通う子供の発表会にもなっている中、今年は12組の演者が参加し、1200人のお客さんが集まったそうです。一度はあきらめた今年の「 なかもずフェスティバル 」。お天気にも恵まれ、コロナ禍で閉塞した空気を吹き飛ばすかのような盛り上がりでした。
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