視覚障がい者のための歩行アシストAIカメラ「seeker(シーカー)」の実証実験を福岡で実施!
〜⾼齢者、障がい者が、健常者の垣根を超えてすべての⼈が住み良い社会へ〜
実証実験の概要
マリスは、先進的なまちづくり「Fukuoka Smart East」に取り組んでいるFUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)と連携し、視覚障がい者の安全・安心な歩行をアシストする単独歩行支援システムの実証実験を行います
歩行アシストAIカメラ「seeker」とは?
マリスは、視覚障がい者や高齢者の方々が自由に安心して出かけられるよう、歩行アシストAIカメラ「seeker」を開発しています。「seeker」は、頭部に取り付けたカメラとセンサーで取り込んだ情報を、エッジコンピューティングAIを使って処理し、危険な状況を検知すると使用者に振動で危険をお知らせします。
歩行アシストAIカメラ「seeker」の実証実験の概要
「seeker」のAIは、スタンドアローンAIを独自に開発しています。そして、開発に際しては九州工業大学と連携し、画像認識を活用した、駅のホームや横断歩道、街中の段差などの危険検知に取り組んでまいりました。この取り組みをさらに加速させるためには、実用化に向けたAIの精度・性能の両方をさらに向上する必要があります。
今回は、実際の横断歩道の状況、健常者が歩行している状況にも対応するため、福岡市内の横断歩道において、システム検証のための実証実験を実施します。今回の検証を踏まえて、製品化に向けたシステム完成を進めます。
今後の展望
マリスは、今回の福岡市における実証実験を踏まえ、歩行アシストAIカメラ「seeker」の製品化を進めて参ります。今後も、障がい者と健常者の垣根を無くすべく、さまざまな福祉機器の開発を行い、障がい者が自立して生活できる社会を創造して参ります。
▼株式会社マリスcreative designについて
株式会社マリスcreative designは、「障がい者と健常者の言葉の垣根さえもなくなる社会の創造をめざす」を掲げ、障がい者が自立して生活できる社会を実現させるべく福祉機器の開発を行っています。
<これまでの主な受賞歴>
・青山スタートアップアクセラレーションプログラム: 住友不動産賞
・旭化成グループアクセラレーションプログラム「LIFE CO-LAB.(ライフコラボ)」: 優秀賞
・Sony Startup Acceleration Program: 京セラ賞など。
Webサイト(http://maris-inc.co.jp/)
▼国立大学法人九州工業大学について
九州工業大学は、1909年に私立明治専門学校として開学して以来、建学の精神「技術に堪能なる士君子」の養成の実践により、これまで延べ7万人を超える工学系人材を世に送り出すとともに、学術の進展につながる知の創造、産業界の競争力強化並びに地域の発展に貢献してきました。2023年に創立114年を迎えた伝統ある国立大学です。現在では、北九州市戸畑区、同市若松区及び飯塚市に2学部・3大学院(2学府・1研究科)を構え、約5千6百名の学生を有する工学系大学として、最先端の教育と研究を行っています。
Webサイト(https://www.kyutech.ac.jp/)
【会社概要】
社名:株式会社マリス creative design
所在地:〒131-0041 東京都墨田区八広4-36-21
代表者:和田 康宏
設立:2018年6月
事業内容:福祉機器の企画・開発・設計・販売
企業ウェブサイト:http://maris-inc.co.jp/
【過去のプレリリース一覧】
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