グローバルに事業拡大を進めるMazars、今期も過去最高の業務収入を達成
国際的な監査・税務・アドバイザリー業務を提供するファームである Mazars (マザー)は、2022/2023年度のグローバル決算を発表し、監査業務および非監査業務の全サービスにおいて3年連続の2桁成長を達成したことを明らかにしました。市場の不透明感が続く中で、業務収入は前年比13%増の28億ユーロとなりました。
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全サービスラインにおいて3年連続の2桁成長を達成。
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前年比13.3%の成長を達成し、100を超える国・地域で事業を展開する統合パートナーシップ・モデルを通じて、Mazarsが構築してきた忍耐力と適応力を実証。
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業務収入の43%が監査業務、57%が非監査業務であり、目的を持って成長するための多領域戦略のバランスの良さと強さを強調。
このグローバル全体での業績は、米国会計事務所FORVISとの新たなトップ10グローバル・ネットワークの構築計画に関する直近のニュースに続くものです。
MazarsグループCEOであるエルヴェ・エリアスは、次のように述べています:「13%の成長を達成し、Mazars独自の統合パートナーシップ・モデルの強さと妥当性を実証することができました。今年も成功の年といえるでしょう。我々の多分野にわたるサービスの質は、他のファームのものとは一線を画し、クライアントにより良いサービスを提供し、最高の人材を集め、公共の利益に貢献することを可能にしています。」
「波乱に満ちた年の中、組織が試練に直面し学んだのは、回復力・忍耐力を高めることでした。厳しい環境ではありましたが、私たちは国際的な成長を目標に目的意識を持って投資を続け、その成長を維持できたことを嬉しく思います。私たちは、クライアントが現在直面している課題、そして将来に向けて抱えている課題が国際的なコンプライアンス、財務・非財務報告、情報システム・セキュリティといった領域であることを理解しており、企業それぞれの目標を達成できるよう支援していきます。」
地域およびサービスライン全体における成長
欧州(15.3%増)と北米(21.4%増)で引き続き堅調な成長を見せ、特にフランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン、スイス、英国、米国で好調を維持しました。ラテン・アメリカは今年、25.8%増と最も急成長した地域となり、目覚ましい成果を示しました。
全サービスラインが3年連続で2桁成長を達成したことは、戦略を明確なものとすると同時に、世界中のクライアントが感じているプレッシャーの高まりを認識していることを示しています。その結果、サステナビリティ・サービスが71%、コンサルティング・サービスが21.3%と、最も急速に成長しました。
エリアスは次のように述べています:「私たちが追求してきたサービスは、信頼できるパートナーとして、世界中のクライアントに提供できる価値を拡大してきました。特に、より多くの義務が企業に課せられている中で、企業をサポートするプレーヤーは十分ではなく、市場には選択肢が不足しています。私たちはその空白を埋めることのできる体制を構築し、クライアントが監査難民となるリスクを回避できるよう支援しています。監査人およびアドバイザーとして、Mazarsは経済における信頼の連鎖に不可欠な要素であり、社会の利益のために金融市場の健全性を確保する一助となります。」
この目的を念頭に、Mazarsはフィンランド、パナマ、トーゴに新オフィスを設立し、新たな地域での拡大を続けています。また、2023年12月には、41カ国から139名が新たにグローバル・パートナー(うち31%が女性)に就任しました。
財務諸表を超えた、持続的なインパクトをもたらすビジネス支援
2023年末に実施された最新のMazarsの経営幹部に対する意識調査(C-suite barometer)では、テクノロジーとサステナビリティが引続きビジネスに最大の影響を与えていることが明らかになりました。リーダーたちは、ビジネスをデジタル化し、サステナビリティ戦略を進化させ、これまでの働き方を変革する人材に投資しなければならないというプレッシャーに、常に晒されています。
エリアスはこの事実に対して次のように述べています: 「私たちは、クライアントの変革を支援し、ステークホルダーからの期待が高まる非財務情報に関する保証を提供するために、サステナビリティ・サービスをさらに強化しました。これは、より公正で豊かな世界の基盤作りを支援するという我々の目的に沿ったものです。」
「総じて、昨年度の業績と成功は、チームの献身的な努力なしには成し得なかったでしょう。新しい年を迎えるにあたり、6月から始動するForvisとの新たな先駆的ネットワークを通じたサービスの拡大の機会に胸を躍らせており、これまで以上に、クライアントが自信を持ってビジネスを構築し、成長できるよう支援していく所存です。」
Mazarsについて
Mazarsは、監査、会計、アドバイザリー、税務、法務サービス*を専門とした国際的な統合パートナーシップです。世界の100以上の国と地域で活動し、33,000人以上からなるMazars統合パートナーシップと17,000人以上からなるMazars North America Allianceを合わせた50,000人以上のプロフェッショナルの専門知識を活用し、あらゆる発展段階にある、あらゆる規模のクライアントを支援しています。
*適用される国内法により認められている地域のみ。
http://www.mazars.com | http://www.linkedin.com/company/mazars | https://twitter.com/mazarsgroup
Mazars in Japanについて
2022/2023年度、日本のMazarsは前年比16%増の26億円の業務収入となり、引続き好調な業績を達成しました。18名のパートナーのもと、Mazars in Japan は240名以上のプロフェッショナルを擁し、700社のクライアントに監査、税務、アウトソーシング、アドバイザリーサービスを提供しています。私たちは、上場企業マーケットにおける実績を拡大し、日本経済への真の貢献、そして特に日本企業の海外進出を支援するため、意欲的に業務を展開しています。
https://jpn.mazars.jp/ | https://www.linkedin.com/company/mazarsjapan | https://twitter.com/mazarsinjapan
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