ZEN大学(仮称・設置認可申請中)、N/S高、ナスコンバレーの3者で連携協定を締結
~イノベーションを生み出す人材を育成し、地域社会へ貢献することを目指す~
本連携協定では、それぞれの保有する資源を有効活用しながら、ZEN大学(仮称・設置認可申請中、以下:ZEN大学)やN高等学校・S高等学校(以下:N/S高)においての学習プログラムの開発や体験の場の提供を行います。体験の場として那須地域に来訪した生徒や学生が、引き続き同地域内で様々なプロジェクトを実践できる仕組みを構築し、交流人口や定住人口の増加にも繋げていきます。
取り組みの第一歩として、N/S高とナスコンバレーおよびナスコンバレーの関係企業が連携し、今夏より通信制高校における実践型学習プログラムを実施し、学習の成果の発表の場を設けます。ZEN大学の認可がおりた際には、来年度から通信制大学における体験型学習プログラムの実施やインターンシップ制度の導入を進める予定です。
■一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会 代表理事 山中伸一 コメント
日本財団とドワンゴでは、2025年4月開学に向けてZEN大学という大学の設立を準備しています。来年開学準備中のZEN大学(仮称・設置認可申請中)と、角川ドワンゴ学園のN高等学校・S高等学校は、ナスコンバレー協議会と連携協定を締結することとなりました。会員企業のみなさまとの共創プログラムや、那須地域での体験など、さまざまな先進的なプロジェクトで連携し、教育と地域活性化の両輪を回していきます。大学生・高校生とみなさまとの多様なイノベーションが生まれるのではないかと、とてもワクワクしています。ぜひ、ZEN大学の学生、N/S高校の生徒との取り組みを、楽しみにお待ちください。
■一般社団法人ナスコンバレー協議会 代表理事 井上高志 コメント
この度、ZEN大学(仮称・設置認可申請中)およびN高等学校・S高等学校とナスコンバレー協議会の3者で連携協定を締結でき、とても嬉しく思います。ZEN大学とN/S高では、オンライン教育の特色を活かしながら、ICT分野を始めとする先進的な知見と、これからの社会を生き抜くためテクノロジーを駆使し、実践力を持った人材の教育・育成に取り組まれています。これは、ナスコンバレーが目指す未来像とも大いに重なるところがあります。ナスコンバレー参画企業と手を取りながら、3者の連携を深め取り組むことによって、イノベーションを生み出す人材が出てくることを期待しています。
■ZEN大学(仮称・設置認可申請中)について
ZEN大学は、すべての人たちを対象にした、グローバル社会で活躍するための素養やスキルを身に付けることができる“日本発の本格的なオンライン大学”です。最先端のテクノロジーと最前線で活躍するプロフェッショナルの教員によって創り出される、質の高いオンデマンド授業を自分のペースで学べ、オンラインだけで大学卒業資格を取得することができます。また、地域・企業と連携したフィールドワークや国際交流など多様なプログラム活動もあり、実社会で活躍するための実践力を養えます。
<Webサイト>https://zen-univ.jp/
※設置認可申請中のため、掲載している内容は今後変更の可能性があります。
■学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校について
N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて27,712名(2023年12月末時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコース、個別指導コースの5つのコースから選択できます。また、日々の学習は映像学習だけでなく、バーチャル技術を活用した体験型の学びを行うこともできます。
<Webサイト>https://nnn.ed.jp/
■ナスコンバレー協議会について
2020年10月、那須地域を新しい働き方に関心を持つ経営者や社員の方々にワーケーションの場として活用いただき、先進的なアイデアを持つ人材間の交流から新たなビジネス機会の創出を目指していく「ナスコンバレー構想」が、株式会社デジタルシフトと日本駐車場開発株式会社の協業をもとに始動しました。構想の第一弾として「ワーケーションサービス」を開始したところ、多くのスタートアップや企業様より関心・賛同をいただき、那須地域の新たな可能性が明確になりました。また、株式会社LIFULLやSUNDRED株式会社も構想に賛同し活動に加わり、地域コミュニティや行政との対話を進めていく中で、地域特有の課題の解決や地域資源の更なる活用に向けた「イノベーションの場」としての機能に対する期待が明らかになってきました。
このような背景をもとに関係者間で検討を進め、「ナスコンバレー構想」を更に発展させた形で、変化の激しい現代において社会課題を解決し、思い描いた未来を実現していくためのイノベーションを社会実装する国内最大規模の「リビングラボ」を運営すべく、2021年10月1日に一般社団法人ナスコンバレー協議会の設立に至りました。ナスコンバレー協議会は、東京ドーム170個分の私有地を含む那須地域の広大な実証フィールドを活用し、県内外を問わず多様な企業・団体・個人がアイデア、テクノロジーを持ち寄って、地域の特性にあった最適な形で社会実装していくことを目的に、プロジェクトの支援、プログラムおよびコミュニティのデザインを含むイノベーションの場としてリビングラボ「ナスコンバレー」の運営を行っています。
■団体情報
名称 :一般社団法人ナスコンバレー協議会
設立日 :2021年10月1日(月)
住所 :栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376-256
代表理事 :井上 高志(株式会社LIFULL 代表取締役会長)
理事 :巽 一久(日本駐車場開発株式会社 代表取締役社長)
留目 真伸(SUNDRED株式会社 代表取締役)
鉢嶺 登(株式会社デジタルシフト 取締役会長) ※五十音順
活動内容:当法人は、国内外の企業、学術機関、研究機関、個人などの保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的に活動します。
ナスコンバレー:https://nasucon.jp/
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