株式会社マンカインドゲームズ　東京消防庁への消火訓練VRシステムの導入に向けた取組を開始

～ゲーミフィケーションを活用した消火活動VRシステムが「UPGRADE with TOKYO」第41回ピッチイベントにて優勝～

株式会社マンカインドゲームズ

2024年11月25日 13時30分

株式会社マンカインドゲームズ（本社：東京都千代田区、代表取締役：播磨祐介、以下「当社」）は、2024年11月5日に開催された東京都主催のピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」第41回において、「ゲーミフィケーションで習熟度向上！消火活動VRのご提案」で優勝いたしました。

イベント概要

「UPGRADE with TOKYO」は、東京都が主催する官民連携プログラムで、スタートアップ企業の革新的な技術やアイデアを都政に活用し、都政の課題解決と東京の産業振興を目指すものです。今回のテーマは「xR技術等を活用した消防活動訓練の充実」で、東京消防庁消防学校における訓練の効果向上を目的としていました。

優勝提案の特長

当社が提案した消火活動VRシステムの特長は、以下の通りです。

1. リアルな火災現場の再現

当社がゲーム開発で培った、視覚や聴覚に訴える高度なシミュレーションを実現。火災の熱や煙の動きまでリアルに再現し、訓練生に臨場感ある体験を提供します。

2. ゲーミフィケーション要素の導入

訓練をゲーム感覚で楽しみながら学べるよう設計。マルチプレイ、スコアシステムやレベルアップ機能を実装し、訓練生のモチベーション向上と継続的な学習を促進します。

3. 多様なシナリオと難易度設定

様々な火災タイプや建物構造に対応したシナリオを用意。初心者から熟練者まで、幅広いレベルの訓練生に適した難易度設定が可能です。

＜消火活動VRデモ動画＞

今回の取り組みの意義

本システムの導入により、以下のような効果が期待されます。

1. 訓練効率の大幅な向上

限られた時間と資源の中で、より多くの訓練機会を確保できます。

2. 安全性の確保

危険な状況を安全に体験できるため、実践的なスキルを身につけやすくなります。

3. コスト削減

実物の消火設備や資材を使用せずに訓練が可能となり、長期的なコスト削減につながります。

4. 訓練の標準化

全ての訓練生が均質で高品質な訓練を体験できます。

5. 継続的な学習促進

ゲーミフィケーション要素により、自主的な訓練参加意欲が高まります。

今後の展開

当社は本システムの訓練現場への実装に向けて、東京消防庁と緊密に連携してまいります。

さらに、本システムの応用として、将来的には消防分野に限らず、他の危機管理や安全訓練分野へのxR技術の展開も視野に入れています。例として、

・災害対応訓練（地震、津波、台風等）

・工場や建設現場での安全教育

・医療従事者の緊急時対応訓練

・航空・海運業界でのシミュレーション訓練

代表取締役コメント

「今回の優勝を大変光栄に思います。私たちのミッションは、最先端技術を活用して社会の発展に貢献することです。本事業で開発するVRシステムが、消防士の方々の訓練をサポートし、ひいては市民の皆様の安全につながるよう、弊社一丸となって取り組みます。また、今後も技術革新を続け、より多くの分野でxR技術の可能性を追求してまいります。とりわけVRトレーニングを含めたゲーミフィケーションアプリの開発に注力いたします。今後とも、株式会社マンカインドゲームズにご期待ください。」

【会社概要】