生成AIの時代にいま、もとめられる「創造的思考力」を培う。 オンラインで編集を学ぶ「イシス編集学校」10月28日に基本コース開講
法政大学前総長として教育分野に精通している田中優子氏を新学長に迎え、数理科学者の津田一郎氏やDOMMUNE主催 現”在” 美術家 宇川直宏氏の特別講義など、25周年を機に新たな取り組みを展開。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、今年で25周年を迎えました。
このたび、2024年10月28日より第54期基本コース[守]を開講いたします。
イシス編集学校は、編集工学者・松岡正剛を校長とし、松岡が蓄積してきた長年の編集メソッドをもとに、誰もが発想力・企画力・表現力などを身につけられるように開発した汎用プログラムで構成されています。学び手は「守」「破」「離」と段階的に進むカリキュラムを通じて、情報の収集から表現に至るまでの「編集力」を養います。松岡が提唱してきた「方法の知」を基盤に、現代社会の課題解決に向けた革新的なアプローチを提供しています。
今年9月には法政大学前総長・名誉教授、江戸文化研究者の田中優子氏が新たに学長に就任しました。今期は田中学長を迎えての初めての開講となり、松岡正剛の方法を継承しつつ、さらに開かれた学びを提供します。
●イシス編集学校の特徴
オンライン通話や一方的な授業ではない!インターネット上でインタラクティブなテキストコミュニケーション
リアルタイムの映像や音声に頼らず、テキストによるコミュニケーションを通じて、思考の型を深めていくのが特徴です。このテキストベースのやり取りによって、受講者はより集中して思考を練り、創造的な編集力を磨くことができます。
AI時代に今、求められる「編集力」
生成AI時代になり、正解のある課題の処理は益々加速的に進化するAIに代替されるようになっていきます。一方、これからの人間に求められるのは「正解のわからない問題に向かう力」「問いをつくる力」「想像力によって新たなイメージを生み出す力」です。
編集力とは、情報を集めて分類するだけでなく、新たな意味を見出し、つなげ、さらにはそこから飛躍して仮説を導き出す力です。こうしたプロセスを通じて、情報編集の仕組みを明確にし、それを社会に適用できるメソッドとして体系化したものを講座化しているのがイシス編集学校です。
38個の編集術「編集の型」を15週間でスピード学習
イシス編集学校では、編集工学をスキルとしてインターネット上で学ぶことができます。「思考や編集力にも型がある」という考え方のもと、基本コース[守]では、この「思考の型」を38種類に分類し、15週間にわたり出題していきます。
トレーニングを積んだ師範代が、10名前後が受講する教室を担当、一人一人の回答に個別指南します。
3分でできる!最速最短の編集稽古が無料で体験できる「編集力チェック」
入門前には、編集稽古が無料で体験できます。お題に回答すると、師範代からの指南が届きます。たった「3分」の回答だけで、自分の思考パターンや特徴、編集力を知り、編集稽古を体験することができるプログラムです。
- 編集力チェック:https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001
- 参考情報:【スマホで3分】イシス編集学校の無料「編集力チェック」、期間限定でリニューアル!
生成AIの時代にこそ、人間にクリエイティビティを。宇川直宏氏による特別講義「編集宣言」が含まれる第54期
2024年1月には、アドバイザリー・ボード制度「イシス・コミッション」のメンバーである、DOMUNE主催、現”在” 美術家である宇川直宏氏が特別講義「編集宣言」を担当します。生成AIの時代において、人間の編集力が求められる今、ビジネスパーソンにも必見の内容です。
宇川氏は、「松岡正剛氏の編集工学が、今後ますます意味を持ち、編集工学2.0の時代に突入していると考えています。プロンプト・エンジニアリングという言葉にあるように、そのなかにすでに工学という言葉が含まれており、今後のクリティブには工学が潜んでいることに着目しなければなりません。プロンプト力がこれからの編集において重要になってくるということが、私自身が松岡先生から学んだことです」とコメントしています。
有識者で構成されるアドバイザリー・ボードとの連携強化
2024年4月に新設された、9名の有識者で構成されるアドバイザリー制度「ISIS co-mission」をさらに活用し、連携を強化します。
去る9月28日には今期の講座に携わる指導陣が集い、開講前の研鑽を開催しました。ここには数理科学者の津田一郎氏が登壇、イベントのアーカイブもご購入いただけます。
また、次回2025年4月に開催される研鑽の場には、田中優子学長が登壇予定です。これまで指導陣向けのイベントだったものを、今後は一般公開し、多くの方が広く編集工学に触れる機会を提供していきます。
●イシス編集学校の基本コースに参加し、未来の編集力を身につけましょう!
田中優子学長メッセージ
イシス編集学校は松岡正剛校長を失いましたが、松岡校長が24年間にわたって作り上げてきた学びの方法は残ります。私は法政大学総長をつとめていた時にコースを受講しました。忙しい時期にいる方々こそ、日常とは全く違う場の中で学びあい、視界を広げることができます。松岡校長が練り上げてくださった方法に則って、師範代の助言を受け、また他の受講者と交わしあう新しい学びを、日常の中に組みこんでみてください。与えられた人間像になるのではなく、一人ひとりの可能性を自らが引き出していただきたいと願っています。今の学校教育や社会の中で欠けているものがここにはあります。ここでの学びは、生涯続く財産となることでしょう。
第54期[守]基本コース
申込締切 2024年10月13日(日)
入門日 2024年10月14日(月)
稽古期間 2024年10月28日(月)~2025年2月9日(日)
詳細・お申込 https://es.isis.ne.jp/course/syu
受講料 110,000円(税込)
※学生割引、再受講割引、家族割があります
(23歳以下の学生の方は、先着20名限定U23割引にお申し込みいただけます)
津田一郎氏による特別講義「物語編集工学序論」
前半はカオス理論の研究者で数理科学者の津田一郎氏による「カオスと物語編集術のインタースコア」講義、後半は校長・松岡正剛の講義映像を見ながらのインタラクティブセッションです。
事後視聴への申込はこちら https://shop.eel.co.jp/products/detail/766
【 イシス編集学校 について 】
2000年6月1日に、「イシス編集学校」が編集工学を学ぶ唯一の場としてインターネット上に開校。2024年に25周年を迎えました。自動配信されるコンテンツを学ぶのではなく、ネット上の「教室」に入り、「師範代」が出す「お題」にそって回答を進め、縦横無尽の編集術のスキルを身につけます。受講者の年齢は10代から80代に及び、住まいや勤務先は全国、世界各地に広がっています。これまでの総受講者は3万人、育成された指導者数(師範代、師範)は850人(累計)。また、編集工学的知見を活かし、企業や教育機関と連携し、人材育成のための研修・ワークショップを実施。様々な形で、複雑・多様な現代社会に変化を起こせる編集人材を育成しています。校長は松岡正剛、学長は法政大学名誉教授、江戸文化研究者の田中優子。
■プレス向け 取材申込:イシス編集学校へお問い合わせください。
イシス編集学校 学林局 front_es@eel.co.jp
■ プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社編集工学研究所 イシス編集学校
住所:〒156-0044 東京都世田谷区赤堤 2-15-3
Tel:03-5301-2213 │ Fax:03-5301-2215
イシス編集学校メディア 遊刊エディスト:https://edist.ne.jp
イシス編集学校 公式X : https://www.x.com/isis_es
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