ソレイユの丘が国土交通大臣賞を受賞
「第 39 回都市公園等コンクール(都市公園 制度制定 150 周年記念部門)」
一般社団法人日本公園緑地協会が主催する令和5年度「第 39 回都市公園等コンクール」において、令和5年4月にリニューアルオープンした「長井海の手公園(ソレイユの丘)」が、『都市公園制度制定 150 周年記念部門』で当コンクール最優秀賞の国土交通大臣賞を受賞しました。
「長井海の手公園(ソレイユの丘)」は、「365日誰もが遊び愉しみ尽くせるエンターテイメントパーク」を運営コンセプトにとした、「食べる、遊ぶ、泊まる、体験する、買う」が充実した、大人から子どもまで楽しめる公園です。横須賀西地域の雄大な空と海を体感しに、ぜひお越しください!
【長井海の手公園(ソレイユの丘)HPページ】 https://soleil-park.jp/
受賞概要
コンクール名 :第39回都市公園等コンクール
応募部門 :都市公園制度制定150周年記念部門
※都市公園制度の始まりとされる明治6年(1873年)の太政官布達第16号が公布されてから150周年となることを記念して本年新たに設けられた部門で、都市公園の未来を牽引する先進的な取り組みを対象としています。
受賞名 :国土交通大臣賞 ※当コンクール最優秀賞
作品名 :長井海の手公園(ソレイユの丘)
受賞団体 :横須賀市、㈱日比谷花壇、㈱日比谷アメニス、㈱ランドスケープデザイン、京浜急行電鉄㈱、㈱エー・ディーアンドシー、㈲三浦建築測量、㈱丸孝産業、㈱スワン商会、京急サービス㈱
評価ポイント:Park-PFIを主体にデザインビルド⽅式と指定管理者制度を組み合わせた官⺠連携事業で実施され、新規に設置する収益施設に加え、収益還元を⾒込める既存施設の改修を公募対象公園施設(管理)として位置づけていることにより既存施設と新規施設との相乗効果が発揮できる整備がなされたこと、従来の客層からさらに幅広い方々を呼び込めるように、キャンプ施設の充実化やデジタルコンテンツの導入、各種テナントの誘致など、ダイナミックなランドスケープデザイン、園内コンテンツの新設、更新、拡充により地域の観光交流拠点へとリニューアルしたことが高く評価されました。
「長井海の手公園(ソレイユの丘)」リニューアル概要
長井海の手公園(ソレイユの丘)は日本で初めてPFIにより整備された都市公園で、平成17年に開園しました。10年間の運営が行われた後、PFI事業終了に伴い平成27年から8年間の指定管理者制度による運営が行われ、現在では年間来園者数70万人を超える市内最大級の集客施設となっています。
この度、開園20年の節目を前に、地域交流の場として更なる魅力増進、集客機能の向上及び収益性の確保を実現するためリニューアルを実施いたしました。本事業は「Park-PFI制度」「DB(デザインビルド)方式」「指定管理者制度」を組み合わせた手法を用い、「海と大地と人とつなぎ、新しい出会いと発見のある場所へ」をコンセプトに事業者を公募により選定し、約1年の整備期間を経て令和5年4月にリニューアルオープンしました。
【リニューアル概要】
公園面積:約21.3ha ⇒ 約28.1ha(東京ドーム約6個分)
駐車場 :約1,500台 ⇒ 約1,700台
運営管理:エリアマネジメント横須賀共同事業体(代表企業:株式会社日比谷花壇)
主なリニューアル内容:
・高さ15mの大型アスレチックとその頂上から飛び立つ全長約300mのジップラインが登場。
・拡張地には広大な芝生のフリーキャンプサイトを、崖地には新たにグランピング施設を整備したほか、オート
キャンプサイトの区画数やサイト種類の拡充により、多様なスタイルでの宿泊が可能に。
・新たにイタリアンレストランを設置。その他園内各所に個性豊かなファストフード店を展開。
・ドッグランを新設したほか、園内の一部エリアでは愛犬との散歩や宿泊も可能に。
・AR、VR、eスポーツ、モルックやダーツなどが体験できる施設や、アート性を取り入れたキッズルームなど
屋内施設も充実化。
・花畑が拡大したほか、広大な空と相模湾や富士山を体感できるボードウォークや展望台などのビュースポッ
トを整備。
横須賀市について
横須賀市は、人口約38万人の中核市で、神奈川県の南東、東京から50km圏内の三浦半島の中央部に位置し、三方を海に囲まれ、山や川も多く、自然を楽しむことができるまちです。
歴史の舞台においては、ペリー提督が上陸した「開国のまち」として、近代日本の幕開けに重要な役割を果たしました。その後、日本近代工業の礎となる横須賀製鉄所が完成し、軍港都市として発展を続けてきました。
自然・歴史・文化を一度に満喫できる横須賀は、都心から約1時間でアクセスでき、観光スポットや見どころも満載です。
中でも広大な相模湾に面した長井海の手公園は、天気が良い日には伊豆大島や富士山も望める市内有数の絶景ポイントでもあり、今回のリニューアルで新たに設置した大型アスレチック頂上の展望台や三浦半島唯一の観覧車、崖地のボードウォークなど、園内には横須賀西海岸ならではの景色や自然を体感できるスポットがたくさんあります。
その他、東京湾唯一の無人島「猿島」、アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近に見られる「YOKOSUKA 軍港めぐり」、アメリカ文化を取り入れたグルメや異国情緒漂う「ドブ板通り」、“一度は訪れるべき、世界の絶景美術館10”(ELLE DECOR Japan)に選ばれた「横須賀美術館」など、多様な魅力を持つ横須賀へぜひお越しください。
【問い合わせ先】
横須賀市役所 建設部 公園活用推進担当
TEL:046-822-9572
E-MAIL:pac-ep2@city.yokosuka.kanagawa.jp
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