千葉市初のユースセンター「PRISM」地域交流の拠点を目指して、こども若者の活動支援を始動
1月25日〜3月3日に4,000,000円を目標に千葉開府900年クラウドファンディングに参加、こども若者の拠点づくりに挑戦
一般社団法人Spice(本社:千葉県千葉市、代表理事:郡司日奈乃、小牧瞳)は教育学を専門とする千葉大学大学院の学生2名が千葉市にて創業した一般社団法人です。 "すべての人々が生きやすい社会を実現すること"をミッションに掲げ、教育にスパイスを投じる存在を目指して活動を行っています。
現在、中高生・大学生などの10代・20代のこども若者の居場所「ちばユースセンターPRISM」を運営しています。 2024年9月にオープニングイベントを契機に開設して以降、月に8回程度の通常利用と2回程度の運営主催イベント実施を行ってきました。「PRISM」は、これからこどもや若者が安心して遊んだり学んだり新しいことに挑戦できるような場所を目指し、地域社会と密に連携しながらこども若者の拠点づくりに挑戦し続けるために、目標金額400万円のクラウドファンディングを開始することにいたしました。
ユースセンターとは?
様々な定義がありますが、PRISMについては、安心安全に過ごすことができ、やりたいことをやりたいと言える、そしてやりたいことを「今」やるための場所と考えています。
■課題と現状
こども家庭庁の調査によると、こども・若者の5人に1人(18.7%)が「家(普段寝起きをしている場所)や学校(授業や部活、クラブ活動)以外に、『ここに居たい』と感じる居場所」が「欲しいのに、ない」と感じています※1。居場所がない理由については、「住んでいる地域にそのような場所がないため」が最も多く、年齢が上がるにつれて、その回答率は上昇しています。
また、内閣府の調査によると、「居場所」と思える場所が多くあるこどもほど、自己肯定感やチャレンジ精神などの前向きな感情がもてる傾向にあることが内閣府の調査でわかってきています※2。
こども若者が自分に自信をもち、未来に希望をもって成長するためには、自分らしく過ごせる居場所が、地域に存在していることがとても重要であると考えます。
一方で、こども若者が安心して過ごしたいと思える居場所はまだまだ数が多くありません。千葉県のユースセンターの現状は、千葉県にはユースセンターが2箇所しかなく※3、千葉市には1箇所もないため、自らがモデルとなり今後様々な地域に展開していくことを願って大学院生2名が起業し、「PRISM」開設に至ります。
※1 こども家庭庁(2023)こどもの居場所づくりに関する調査研究 報告書概要、p.15
※2 内閣府(2022)令和3年度 子ども・若者の状況及び 子ども・若者育成支援施策の実施状況 (令和4年版子供・若者白書)、p.11
※3 千葉市内初:当法人調べ。2025年1月時点。
■「PRISM」が地域に提供する価値
「PRISM」は、こども若者と地域の大人が交流し、それぞれが「新しい自分」に出会える場所です。こども若者がPRISMを訪れ、地域の大人の協力のもとやりたいことに挑戦し、普段出会わない大人と出会う中で新しい自分に出会い、普段の考え方や行動がちょっと変わっていく。地域の大人がPRISMを訪れ、未来あるこども若者に出会い、エネルギーをもらったりアイデアを得たりして、活力を得て企業や地域全体が活性化していく。そのような交流の循環が起こることで地域に価値を提供していきます。
■こども若者が新しいことに挑戦できる「ユース企画PRISMプロジェクト」
現在、こども若者がイベントの開催や商品開発に携われるよう「ユース企画PRISMプロジェクト(通称:プリプロ)」を準備中です。2025年以降、年10回以上の企画実施を目指し、こども若者が安心して新しいことに挑戦できるようプロジェクトの準備を進めています。
「PRISM」を運営する一般社団法人Spiceでは「ユース会員」制度を作り、課外活動としてその後の人生にも活かしてもらえる仕組みを作りました。また、ご協力いただいた民間企業・行政・大学等の地域社会の皆さんには、「PRISM応援団」のメンバーとして活動報告書に掲載する予定です。
「プリプロ」では、何かをやってみたいというこども若者がPRISMの運営メンバーに相談をし、企画開発に向けて相談をします。こども若者が計画を提案し、予算が必要な場合には別途必要なモノ・ヒトについて申請を受け付け、PRISM運営メンバーから承認されたら実施に向けて準備開始となります。
■千葉市から全国へ こども若者の居場所の充実を目指して
こども若者は限られたお小遣いの中で交通費を捻出することや、自分と相性の良いと思える場所を選ぶことに困難さを感じる一方で、こども若者のための居場所の選択肢は多くありません。10年後に千葉県内全ての市区町村に、ユースセンターと同等の機能を有する場所が開設されることを目指します。それぞれの地域にそれぞれの運営者がいることで、より良い環境を構築することが可能だと考えます。
千葉市初のユースセンターを開設するため、千葉市(総合政策局 総合政策部 都市アイデンティティ推進課)が主催する「千葉開府900年記念事業」に参画し、千葉市の若者施策をより充実させるためにクラウドファンディングに挑戦します。
千葉市内初のユースセンターPRISM開設の初期工事費用資金と、こども若者主催のワークショップ運営費の一部をクラウドファンディングで調達することを目指します。400万円を目標に、2025年1月25日(土)午前10時から2025年3月3日(月)午後10時まで支援を募ります。
支援金の使い道
集まった支援金は以下に使用する予定です。
・設備費
・人件費
・広報/宣伝費
・リターン仕入れ費
・ワークショップ開催費
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
会社概要
■一般社団法人Spice
2023年4月、教育学を専門とする千葉大学大学院の学生2名が千葉市にて創業した一般社団法人。“すべての人々が生きやすい社会を実現すること” をミッションに掲げ、教育にスパイスを投じる存在を目指して、活動を行っています。
団体名:一般社団法人Spice
所在地:千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1 千葉中央ツインビル2号館 7階
代表者:代表理事 郡司日奈乃、小牧瞳
設立:2023年4月28日
事業内容:社会を形成する市民として必要な知識・スキルを獲得するための教育プログラムの開発・提供、こども若者のサードプレイス拠点事業を提供
■問い合わせ先
一般社団法人Spice 郡司日奈乃
メール:info@spice-edu.com
電話番号:090-9617-0053
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像