MAAD株式会社一級建築士事務所がデザインを手掛ける「Office Y」静岡県富士市に竣工
ー富士山の自然にものづくりの技術が根ざす、新しい事業拠点ー

MAAD株式会社一級建築士事務所(本社:東京都、代表取締役:村木 計)は、静岡県富士市にて建設を進めていた金型メーカーの新社屋計画「Office Y」が竣工したことをお知らせいたします。
富士山麓の広大な敷地に位置する本プロジェクトは、「次世代に繋がる魅力的なオフィスをつくりたい」という経営者の想いを出発点に計画されました。富士山麓の自然と、同社が培ってきたものづくりの技術を建築空間へ融合させることで、地域に根ざした企業の未来とイノベーションを育むオフィスを実現しています。
建築コンセプトおよび空間の特徴
1. 土地の記憶と自社の技術を体感するエントランス
エントランス中央には、建設用地の掘削時に地面から掘り起こされた、富士山の大きな溶岩を大胆に据え付けました。コーポレートカラーの赤を基調とし、壁一面には同社の核心技術であるアルミダイカストを用いた15cm角の特注会社ロゴを配しています。富士山麓という土地の文脈と自社の技術を、訪れる人が五感で体感できる象徴的な空間としています。
2. 自社の素材と自然を感じながら、一人ひとりが自律的に空間を使える執務エリア
執務空間全体は、アルミ合金をイメージしたグレートーンで精緻に仕上げています。硬質なマテリアルの中に、円形照明やライン照明による光のコントラストを効果的に配置することで、社内の活気ある雰囲気と躍動感、次世代に繋がるオフィスを表現しました。プロダクトと価値が生み出される工場ゾーンに隣接し、コミュニケーションが生まれるマーケティングや営業部門。パーソナルスペースを大切にし、緑や空と繋がりながら執務できるエンジニアブースなど、オフィスでの時間を生き生きとクリエイティブに過ごせることを大切にしました。
3. 富士山を一望する「熟考の場」
建物の5階には、社長室とともに富士山を一望できる茶室ラウンジをデザインしました。ベージュトーンで包まれた穏やかな茶室や和室は、日常の喧騒から離れて深い思索に没頭したり、対話やコミュニケーションが生まれる、企業の未来を描く「熟考の場」として機能します。



物件詳細:https://maad.co.jp/works/oyf
クライアント企業 代表取締役コメント
今回の新社屋および工場には、世界の困りごとを安心に変えられる場所でありたいという願いを込めています。また、地域での認知度向上や今後の採用活動を見据え、誠実かつ印象的なオフィスを目指しました。
外観は誠実に見えるものの、一歩足を踏み入れると、自社の独自価値を体感でき、記憶に残る空間であってほしいと願っています。完成した新社屋はデザインも空間の使い方も工夫が詰まっており、お越しいただく皆様から大変喜ばれています。
打ち合わせでは、MAADさんが常にこちらのイメージを超えるワクワクする提案をしてくださり、毎回驚かされたプロセスも非常に楽しかったです。
施工会社(井上建設株式会社)代表取締役 コメント
地域に根ざして事業を続けてきた当社にとって、今回の「Office Y」は思い入れの深いプロジェクトとなりました。クライアント様の「次世代に誇れるオフィスを」という想いに対し、MAAD様ならではの優れたデザイン提案と、弊社の施工技術が融合することで、これまでにない価値ある建築を実現できたと感じております。 妥協のないデザインや納まりを一つひとつ形にしていくプロセスは、職人にとってもやりがいのある現場でした。今後も、地域社会の発展に貢献する建築創りに邁進してまいります。
設計者(株式会社MAAD一級建築士事務所) 代表取締役 村木計コメント
富士山の荒々しい生の溶岩と、精緻なダイカストアルミという対比的な素材を同居させることで、その土地と企業がもつ歴史と技術力を立体的に表現しました。1階に企業の理念と歴史、2・3階の執務室で創り出される現在、5階で描かれる未来、というそれぞれの役割や階層を、吹き抜けを貫く光のラインで縦に繋ぎ合わせることで、次世代へ向かうひとつのストーリーを描いています。重厚な素材で構成された空間に、光と人の動きが交差することで活発なリズムが生まれ、働く人の熱気や新たなビジネスアイデアを創造する、エネルギーに満ちた場となることを願っています。
プロジェクト概要
プロジェクト名:Office Y
所在地:静岡県富士市
用途:オフィス(事務所・ラウンジ)
デザイン・基本設計:MAAD株式会社一級建築士事務所
実施設計・施工:井上建設株式会社
構造・規模:鉄骨造・地上5階建て
写真撮影:白井 晴幸
■MAAD株式会社一級建築士事務所
「外の世界や環境とのリズム、流れる空気や光、空間で得られる体験」を設計の根底に据え、人の心やインサイトを起点とする「洞察設計」を手法として、日常生活や企業活動を最大化するデザインに取り組んでいる。
これまで、商業施設、飲食店、ホテル、オフィス、収益不動産、住宅、別荘など、国内外で多数のプロジェクトを展開している。 限られた与件の中で、企画・設計・現場の視点から可能性を捉え、建築として実現可能な解へと導く。新築だけでなく、既存建物の改修・用途変更・再生など、複雑な条件を持つプロジェクトにも取り組む。
近年では、弊社と理念を共有する開発事業者との協業により、自社の提供価値を多面的に展開する取り組みも行っている。
▼建築家・一級建築士 村木計 略歴
1983年神奈川県横浜市生まれ。スペインとメキシコで幼少期を過ごす。 2009年慶應義塾大学大学院修了(隈研吾研究室所属)。2012年に個人事務所を開設し、2023年に「MAAD株式会社一級建築士事務所」を設立。
受賞歴
2008 WORLD Space Creators Awards 2008 優秀賞
2015 第2回サンワカンパニーデザインコンペ 施工事例コンテスト 入選
2024 LOOP DESIGN AWARDS 2024 Interior | Apartments Design Winner
2025 iF DESIGN AWARD 2025 Residence Interior Design Winner
掲載
2023 商店建築 2023年3月号 「Kyukon」
2023 人気店舗デザイン年鑑2023 「Kyukon」
2024 I'm home. no.130 2024 JULY 「House Si」
2024 THE HOTEL DESIGN 「鎌倉 Attention」
▼企業概要
代表取締役(建築家・一級建築士):村木 計
創業:2012年4月
設立:2023年11月
事業内容:
建築、インテリアに関する企画、設計及び監理
商業施設、文化施設、環境施設、観光施設等の企画、設計及び監理
各種展示会、展覧会、見本市、博覧会等の企画、設計及び監理
都市開発、地域計画、環境計画の企画、設計及び建設コンサルティング
ブランディングに関する企画、デザイン及びコンサルティング
プロダクト、家具の企画、デザイン、製作及び販売
グラフィックデザインに関する企画、デザイン及び制作
企業の広報、マーケティング戦略に関する企画、制作及びコンサルティング
前各号に付帯する一切の業務
公式サイト:
Facebook:https://www.facebook.com/people/MAAD_Muraki-Architecture-and-Design/100057239867996
Instagram:https://www.instagram.com/maad.incjp
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/maadincjp
note:https://note.com/keimuraki
本リリースに関するお問い合わせ先
MAAD株式会社一級建築士事務所 E-mail:info@maad.co.jp TEL:03-6914-1217
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