株式会社KMS、AI Agent活用の業務効率化サービス『DAIVERSE』にAzure OpenAIの「o3-pro」、Anthropic Claude 4「Opus/Sonnet」を実装
AI Agentを活用した業務効率化を支援する株式会社KMS(代表取締役社長:梶原 健太郎)は、Azure OpenAI のoシリーズより「o3-pro*」、Anthropic Claude 4 in Azure Databricks⁺より「Opus/Sonnet」を『DAIVERSE』へ新たに実装したことを発表しました。これにより、企業が抱える多様な課題や業務特性に合わせて、最適なAIモデルを使い分けることで、さらなる業務効率化の向上と企業活動の変革を支援してまいります。

【DAIVERSEとは】
『DAIVERSE』は、セキュアな環境下で、RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)を活用できます。お客様の保有するデータを最大限に活用することが可能となり、業務効率化をより一層後押しします。さらに『DAIVERSE』では、User Interface(クリエイティブ力)、Development(開発力・運営力)、User Experience(体験)の3つの要素を相互作用させ、新たなテクノロジーへの挑戦を行っています。また、 Microsoft Teams (以下、Teams) での利用やBoxなどの外部サービスと接続することで、これまでにない体験を提供します。
※RAGとは、情報検索と生成を組み合わせたAI技術です。この方法では、AI Agentが大量のデータベースや文書から関連情報を迅速に検索し、得られた情報をもとに新しいコンテンツや回答を生成します。

■追加モデル(Claude Opus 4、Claude Sonnet 4、OpenAI o3-pro)
▼Claude Opus 4(知識・創造・精度に優れた万能モデル)
卓越した知識量、創造性、論理推論力を併せ持ちます。最大100万トークンの長文処理能力により、戦略立案や業務設計、複雑な技術文書の作成など、高度かつ構造的なタスクに対応します。さらに、連続した長時間タスクでも高いパフォーマンスを維持し、複数部署や関係者の意見を統合した資料作成や、複雑な要件整理においても、一貫性と網羅性の高い回答を提供します。
たとえば、新規事業の構想を多部門の情報から整理・統合したり、過去の議論を振り返り会議前に論点や優先課題を明確化したりと、上流工程での意思決定支援において高い威力を発揮します。また、セッションを跨いだ知識保持にも活用できるため、複雑かつ長期にわたる業務プロセス効率化に最適です。
▼Claude Sonnet 4(実務に即したスピードと精度の両立モデル)
応答速度と処理精度のバランスに優れ、業務現場の多様なニーズに対応する高性能モデルです。長文の業務報告書や会議資料、社内通知文などの中規模文書を正確に理解し、自然でわかりやすい表現を素早く生成します。コストパフォーマンスにも優れ、会議議事録の要約、社内FAQの自動応答、部門横断的な文書フォーマットの統一といった、繰り返し発生する日常業務を効率化します。
たとえば、長時間の会議から重要なToDoや要点を抽出・整理したり、社内ポータルサイト掲載用のお知らせ文や定型レポートの下書きを作成したり、顧客向け提案資料のドラフトを迅速に生成するなど、日常業務のスピードと質を同時に向上させることが可能です。
▼OpenAI o3-pro(高速応答と柔軟性を備えた業務対応型モデル)
業務で求められる応答の速さと柔軟な対話性を兼ね備えた、実務特化型の高性能AIモデルです。o3-miniが持つ「高精度な文脈理解」や「高速な応答処理」といった特長を継承しながら、より複雑で多様な業務シーンにも対応できるよう拡張されています。定型レポートの作成やナレッジ共有、問い合わせ内容の分類・要約といった、繰り返し発生する日常業務を軽やかにサポートします。
扱うテキストの構造や粒度の違いに柔軟に対応できるため、簡易な文章整理から中規模の業務分析まで幅広く活用可能です。たとえば、問い合わせログをもとに社内FAQを整備したり、アンケートなどの自由記述データをまとめて報告書化したり、会議終了直後に議事録の下書きを迅速に生成するなど、スピードと正確さが求められる業務の質を高めながら、生産性の向上にも貢献します。また、自然な表現と一貫性のある応答が得られるため、社内外の幅広い業務で安心して活用ができます。
■今後の展開
KMSは、ゲーム事業を中心に多角的なサービス展開し、業界最前線の開発と運営ノウハウを余すところなく活用しています。私たちの信念は、常にお客様に新しい体験と感動をもたらすことであり、その実現に向けて、迅速かつ戦略的なプロジェクト推進を実践しています。
これまでに実施したAI実証試験で蓄積した最先端の知見と経験を武器に、急速に変革する多様なお客様の業務課題に対し、最適なAI技術の導入と実用化を実現します。さらに、最先端のAI Agentを駆使したユーザー体験の創出により、業界全体に革新の波を巻き起こします。私たちは、未来を切り開くイノベーションの先駆者として、AI Agentを活用した全く新しい価値の創出に挑み続け、次世代のエンターテインメントやビジネスの新たな可能性を追求してまいります。
■「Azure AI Services」
Azure OpenAI Service(o3-Pro,o4-mini,o3-mini)、Anthropic Claude 4 Sonnet in Azure Databricks、DALL-E 3などの最先端の AI モデルを活用し、自然な対話、文章生成、コード作成、画像生成といった多様なタスクに柔軟に対応するカスタムエクスペリエンスを提供します。
■会社概要
会社名:株式会社KMS(カレイドスコープメディアサービス)
代表者名:代表取締役社長 梶原 健太郎
所在地:東京都品川区西品川1丁目1−1 住友不動産大崎ガーデンタワー20階
設立年月:2015年7月
資本金:29,980,000円
事業内容:AI事業、ゲーム事業、クラウドソリューション事業、デジタルコミック事業
コーポレートサイト:https://kms3.com/
DAIVERSEサイト:https://daiverse.jp/
※Microsoft Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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