トランスエヌ株式会社、小規模チーム向けオンプレミスAIサーバー「N-Cube Mini」シリーズを発売
30万円台から、ローカルLLMを高速化
生成AIプロダクトを企画・開発するトランスエヌ株式会社(代表取締役CEO:那 小川、以下 Trans-N)は、ハードウェア一体型AIプラットフォーム「N-Cube」の小規模組織向け新モデルとして、1〜5名規模の組織向けオンプレミスAIサーバー 「N-Cube Mini Base」 および 「N-Cube Mini」 の受注を本日より開始しました。 4月に発表した旗艦モデル「N-Cube」で確立した“学習するデジタル社員”というコンセプトを継承しており、Mac OSに最適化されたローカルLLM基盤「Swama」と「N-Cube」の実用アプリを標準搭載しています。小規模組織でもローカルLLMを手軽に導入できる価格とサイズを実現しています。

N-Cube MiniとN-Cube Mini Baseの概要

N-Cube Miniの特長
1. 完全オンプレミスで“情報漏えいゼロ”を実現
すべての生成AI処理と画像検索を社内LAN内で完結。クラウドに機密データを送信しない設計です。
2. Swamaを標準搭載 — Mac OSに最適化されたローカルLLM基盤
Apple純正スタック(Swift × MLX)でゼロから再構築し、Ollama比で約1.5〜2.0倍の推論速度を実現。CLI/API経由で外部ワークフローともシームレスに連携します。
3. 「N-Cube」の実用アプリを初期搭載
「N-Cube Mini」モデルには AI会議秘書 N-Note、生成AIチャットボット N-Chat、リアルタイム & 長文翻訳 N-Translate、画像検索データベースN-NAS などを一括搭載し、購入当日から“AIネイティブ化”を実感できます。
4. 大量の画像検索データベース「N-NAS」を初期搭載
既存NASに保管された膨大な画像ファイルをAIが自動タグ付けし、自然言語で瞬時に検索できる新アプリケーションを両モデルにプリインストールされています。
5. 小さくても拡張自在
ストレージは Base 256 GB/Mini 512 GB(いずれも増設可)。将来はマーケットプレイス経由で追加アプリや最新LLMを配信予定です。
主なユースケース
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経営者・CXO: PCを置き換え、社内外の会議録や契約書を瞬時に検索・要約
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専門士業の少人数事務所: センシティブな顧客データを外部に出さずAI活用
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工場、倉庫などインターネットのない環境: オフライン環境でも生成AIで業務を支援
N-Cubeシリーズ製品ラインアップ

※いずれのモデルも月額リースプラン/トライアルプランあり。詳細はTrans-Nまでお問い合わせください。
今後の展望
Trans-NはMiniシリーズの発売を通じて、小規模組織におけるローカルLLMおよび画像検索AIの実用化を推進し、AIネイティブ組織への移行を加速します。今後もSwamaのOSSコミュニティと連携し、最新LLMへの追随とエンタープライズ機能(監査ログ、集中管理ツールなど)を順次提供してまいります。
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