【新刊】至極の二人、気鋭の評論家荻上チキ × 人気絵本作家ヨシタケシンスケによる新感覚エッセイ『みらいめがね それでは息がつまるので』を刊行!
~日常と、世の中から、呪いを解いていこうじゃないか。~
暮しの手帖社は、荻上チキ、ヨシタケシンスケの共著『みらいめがね それでは息がつまるので』を2019年5月下旬に発売いたします。
「~すべきだ」「~らしく」という呪いの言葉に縛られて、何だか生きづらいな、と感じている人へ。この本を読めば、そんな「つらさ」の原因がはっきり見えて、ちょっと前向きになれるはず。
多様な生き方を提示する荻上チキのエッセイを、ヨシタケシンスケが解読、ユーモアたっぷりの絵で展開。二人の異なる視点からテーマが読み解ける、新感覚エッセイです。雑誌『暮しの手帖』に連載中の大人気エッセイ「みらいめがね」が1冊になりました。
みらいめがね それでは息がつまるので
5月下旬発売 四六判194頁 並製
本体価格:1,500円(税別)
ISBN:978-4-7660-0212-6
著者:荻上チキ ヨシタケシンスケ
装釘:大島依提亜
「LGBT」「パレード」「ディズニープリンセスの変遷」「排除」「うつ病」「ヨルダン」「アルバイト」「ガラスの天井」「大学」「退職」「インポスター現象=詐欺師症候群」「ラジオ」「オタク」「サブカル・マウンティング」「表情罪/態度罪」「洗脳」「他人を適切に嫌いになる作法」「健康ゲーム」「アウシュビッツ」「ヘイトスピーチ」「慰安婦」「ユーチューバー」「ゲームは教養」「ノーマティビティ(規範)」「規格外」「ゲーミフィケーション」……。
現代社会を読み解く豊富なキーワードが散りばめられた全15章。
どこからでも気になるページから読み始められます。
●本書(第1章「女の子の生き方」)より
僕は、映画館で観た『アラジン』のジャスミンに、それまでのディズニープリンセスになかった自由さを感じた。ソフィアは、それよりもさらに、自由であり、同時に他人の生き方や個性を尊重できるプリンセスである。そんな作品を見て、世の子どもたちはどう育つのだろう。少なくとも、「女の子らしくしなさい」といった、強いメッセージに苦しむ機会が減ればいいな、と思う。
- 著者からひと言
- 荻上チキ 「読者から『生きづらいのは自分だけじゃないと知って安心しました』『言葉を与えてくれて嬉しいです』と、他の連載や原稿とは違った反響がありました」
- ヨシタケシンスケ 「テーマに対して、それぞれのアプローチがあるということを、面白がってもらえれば嬉しいですね」
●イベント情報
6月2日(日)、紀伊國屋書店新宿本店で、著者二人によるサイン会が開催予定です。
詳しくは、紀伊國屋書店のホームページをご覧ください。
http://bit.ly/miraimegane
その他の関連イベントは、決まり次第、暮しの手帖社のホームページ「お知らせ一覧」にてご案内いたします。
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/
●著者プロフィール
文:荻上(おぎうえ)チキ
1981年兵庫県生まれ。評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。TBSラジオ『荻上チキ・Session‐22』メインパーソナリティ。同番組にて2015年度、2016年度ギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティ賞およびラジオ部門大賞)。著書に『彼女たちの売春(ワリキリ)』(新潮文庫)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論』(扶桑社)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書)など。
絵:ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。著書多数。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『もうぬげない』(ブロンズ新社)で第9回MOE絵本屋さん大賞第1位、2017年ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、『このあと どうしちゃおう』(ブロンズ新社)で第51回新風賞を受賞。2児の父。
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