機能性シャツで介護職員の負担軽減、兵庫県加東市内の介護老人保健施設で実証実験開始

株式会社りらいぶ

兵庫県加東市内の介護老人保健施設「ケアホームかとう」に勤務する職員(以下、「ケアホームかとう職員」という。)と、身体機能改善の研究・商品開発を行う株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所)(宮城県仙台市)=下記、㈱りらいぶ=は2023年4月、市民等への介護ニーズ対応と持続可能な介護人材の確保という課題を解決すべく、同施設に勤める13名の介護施設職員を対象に、身体機能へのアプローチ目的とした機能性Tシャツ「リライブシャツ」を2週間着用し変化を測る実証実験を実施します。
◆「リライブシャツ」とは
「リライブシャツ」とは、トルマリンなどの鉱石の微粉末を練り込んだ特殊なプリントを衣類にプリントし、その鉱石の影響で、経路を整えるとともに身体の電気信号の流れを整え、筋力向上・可動域拡大・血流量向上・ストレス軽減・疲労感軽減・睡眠の質向上・動作のスムーズさなどの向上を目指した商品です。シャツの他に、スパッツやパンツ等も開発しており、シャツと一緒に着用することで、相乗効果が期待できると考えています。

「リライブシャツ」は着るだけで経絡を整え人間本来の機能を取り戻すとされる“間接テーピング”技術を採用したTシャツで、実証実験では本製品の着用前、2週間後を定点で変化を数値的に計測します。

類似の検証は、すでに岡山県新庄村の高齢者向け介護施設や林業従事者向けや、大阪府守口市の障がい者支援施設、栃木県日光市の特別養護老人ホームで行われ、岡山県新庄村では被験者の81%が「身体が楽になった」と認識する結果を得ました。「ケアホームかとう」での本実証実験は2023年夏までに結果を発表する予定です。



◆「リライブシャツ」開発の背景
代表佐々木貴史の妹が介護職に従事していた過去、連続する重労働により身体がぼろぼろになり、介護職を離れることになりました。当時武術を習っていた佐々木は、氣の流れを整えて心身ともに元気になる、という考えが役立つのではないかと考え、皮膚や筋肉を刺激し痛みを和らげる"テーピング”をヒントに開発を始めました。


◆加東市内の施設とりらいぶの実証実験について
兵庫県加東市内の「ケアホームかとう職員」と身体機能改善の研究・商品開発を行う㈱りらいぶは、2023年4月、高齢者福祉の取り組みの一環として介護福祉士や看護師、ケアマネジャー等の身体の負担軽減を目的として実証実験を共同で実施します。

実証実験は「着るだけ」で経絡(中医学に由来する、気血が流れる身体内外に拡がる通路)を整え、人間本来の機能を取り戻すことを目指した機能性Tシャツ「リライブシャツ」「リライブインナー」「リライブパンツ」。ケアホームかとうの介護施設職員13名に2週間着用してもらい、定量的に変化を計測します。

介護業界は要介護者の増加と介護士層の減少に伴い人材不足・離職率の高さが一つの課題に挙がっています。その課題解決のため、多くの自治体では予防介護や介護従事者の労働環境の改善、心身のケアに試行錯誤を重ねています。兵庫県加東市も同様で、令和20(2040)年には高齢化率34.1%を見込んでおり、介護ニーズの急増と介護人材の確保という課題を解決するために、㈱りらいぶと共同で実証実験を始めることとなりました。



【実施概要】
期  間:2023年4月11日~4月25日

参加施設:ケアホームかとう(兵庫県加東市家原130)

被 験 者:上記事業所に勤務する介護施設職員13名

実験内容:㈱りらいぶの開発したリライブシャツ ・リライブインナーを着用して行う。定量評価のための計測を行い、着用前・着用2週間後に「立位体前屈・肩の可動域」を計測。また、定性評価を行うためのアンケートも実施し、着用前に参加者が書き出した「身体の不調」について着用の 2週間後にどのように変化したかの調査を実施。

「肩こり」「腰痛」「膝痛」「睡眠」など身体の不調、「身体が思うように動かない」「疲れが取れない」など仕事面での負荷の変化に関する定量評価だけではなく、客観的数値の指標となる立位体前屈(立った状態で膝を曲げずに前屈し、どこまで柔軟性があるか計る体勢)、等の数値的変化を測定する。


◆第三者機関測定で背筋力が平均38%変化。特許を取得した「リライブシャツ」
リライブシャツは、「着るだけ」で鍼灸のように経絡を刺激して整え、人間本来の身体能力を引き出すことを目的とした機能性Tシャツです。身体の経絡を正しく刺激し気血を流すとされる“間接テーピング”技術が取り入れられており、筋力・可動域・血流量・ストレス・疲労感・睡眠の質・動作などへのアプローチを目指して開発されました。

「着るだけ」という手軽さからも加齢や病で身体機能における不便を伴う方、アスリートなど身体機能を最大限活用したい方、心身ともに負荷が高い重労働従事者の方を中心に活用されています。

第三者機関での測定(※1)では着用することで、背筋力が平均38%、握力は10%変化したという結果が出ています。その他にも様々な実証実験が行われており、アパレルでは珍しく、特許を取得しています。(特許第6409143号)

※1:第三者機関での効果検証試験結果はHPでも公開しています。


◆今後も介護現場のケアをはじめ地域課題解決へ向け自治体との連携を強化
地方自治体運営の施設に勤務する職員と㈱りらいぶによる「介護施設」での実証実験は、今回の兵庫県加東市内の施設で5件目となります。過去の検証では2022年9月岡山県新庄村の高齢者向け介護施設と林業2社で計34人(男16人、女18人)を対象に、被験者の81%が「身体が楽になった」と認識する結果を得ました。また、同年12月に大阪府守口市の「障がい者支援施設」との実証実験

も行われております。その他の自治体とも連携を図っており、兵庫県内で“初”となる実証実験は2023年夏までに結果を発表する予定です。

【参照】「介護施設や林業従事者の負担をケアする」岡山県新庄村との取り組みについて
https://shinken.biz/okayamashi-shinjoson/

【参照】「障がい者支援施設の負担をケアする」大阪府守口市との取り組みについて
https://shinken.biz/oosaka-moriguchishi/

【参照】「着ることで介護現場の負担をケアしたい」栃木県日光市との取り組みについて
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000031370.html

 
今後も、日本全国の自治体との連携を強化しながら、介護施設など人々の身体の負担が大きい仕事の現場のケアを通じて、今後も地域課題の解決のためのアプローチを続けていきます。


【研究商品概要】
リライブシャツ/プリントタイプ/Vネック/ポリエステル

全5色/8サイズ
8,800円(税込)
特許番号第6409143号

リライブインナー
全3色/6サイズ
7,700円(税込)

リライブパンツ
全1色/男性5サイズ、女性2サイズ
7,700円(税込)



【株式会社りらいぶについて】
株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所)(※2)は「世界中の人たちが心身ともに健康で、幸せな生活を作り上げることに寄与する。」という企業理念のもと、"着る元気 リライブシャツ"の開発・製造・販売を行う。2019年よりリライブシャツの販売を開始。「リライブシャツ」は販売から延べ15万着販売されており、アイマスクやスパッツなどの商品展開をしている。

※2:身体機能研究所は2023年1月1日から株式会社りらいぶに社名変更いたしました。

【お問合せ先】
社名:株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所)
本社所在地:宮城県仙台市泉区長命ヶ丘 3-27-3 オメガコートビル1階
代表取締役:佐々木貴史
事業内容: リライブシャツの開発、製造、販売、卸
設立: 2017年10月
HP:https://www.reliveshirts.com/
連絡先:info@shinken.biz / 022-343-1250
担当:菊地、鈴木、藤里

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会社概要

株式会社りらいぶ

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URL
https://www.reliveshirts.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
宮城県仙台市泉区長命ケ丘3-27-3 オメガコートビル1階
電話番号
022-343-1209
代表者名
佐々木貴史
上場
未上場
資本金
2400万円
設立
2017年10月