次世代アドテクノロジー企業CHEQ×Anzu初の3Dビデオゲーム用アドベリフィケーションを発表

CHEQ JAPAN

ワーナーメディアグループのターナーが、PlayStation、Xbox、およびPC用のゲーム内広告の3Dビューアビリティの測定、アドフラウド防止、およびブランドセーフティを提供する新しいサービスのベータテストを主導します。
ニューヨーク、2019年7月9日/-ゲーム内広告プラットフォームを構築したAnzuと、ミリタリーレベルのサイバーセキュリティを提供する企業CHEQ AI Technologies Ltd(以下CHEQ)は、家庭用ゲーム向けのアドベリフィケーション・ソリューションを提供するパートナーシップを発表しました。

この提携により、初めて可視化されたブランドセーフティと詐欺のない環境下で、ゲームソフトに組み込まれたプログラムを使った広告配信が可能になりました。このプログラムを使えば、これまで広告表示のなかったプレミアムゲームの中にも、企業が広告を出すことができるようになります。

パイロット版は、AT&Tのワーナーメディアグループに属するターナーと共に立ち上げ、ゲームユーザーを魅了するブランド体験と配置を考察するため、一部の広告の中から、ゲーム内広告の配信を試験的に行います。ターナーは、HBOやワーナーブラザーズ、CNNのような総合的なブランドや、ゲーム・オブ・スローンズなどのヒット作品を生んだ、メディアと広告のグループ企業です。同グループは、アドプラットフォームのAppNexusとELEAGUEのプレミアムe-sportsコンテンツとライブトーナメントブランドも所有しています。

CHEQは、Anzuの混合ゲーム内広告プラットフォームで、3Dビューアビリティ測定、アドフラウド防止、およびブランドセーフティのすべてを網羅した、エンドツーエンドのアドベリフィケーションを提供します。この機能により、PlayStation、Xbox、PCなどの3Dビデオゲーム内において、リアルタイムでの広告の検証と追跡を可能にし、広告パフォーマンスの測定を行うことができます。また、Anzuが配信するゲーム内広告を確実に表示するための3D広告トラッカーテクノロジーを提供すると同時に、キャンペーンの対象となる視聴者をターゲティングして選定します。

この新しいアドベリフィケーションサービスは、1,480億ドルの世界規模のゲーム市場に参入するため、独自に設計されました。現在、世界には24億人のゲームユーザーがいて、累計1日5000万時間以上がビデオゲームに費やされています。より幅広いユーザーとのつながりを模索する一大ブランドの広告主にとって、これらのゲームユーザーをターゲットに見据えることは自然な流れです。

ターナー・スポーツ・ニュー・メディアの新興メディア部門副社長ピーター・スコットは、「CHEQ、Anzu、そしてTurnerは、The Bridge Techの商業化戦略を通じて出会いました。彼らのような革新的な企業と提携することは、変化の激しいメディアの中で、私たちが時代との関連性を維持していくための土台となっています。広告主が、ビデオゲーム内に広告を掲載し追跡できる新しい方法が提供できる、この破格のコラボレーションをとても喜ばしく思っています。あらゆるメディア・チャンネルで、インプレッションの数を競い続けている私たちにとって、これは大きなチャンスになるでしょう。」と述べています。

「これはゲーム業界にとって、画期的な出来事です。」と、AnzuのCEO イタマー・ベネディは述べています。「e-Sportsは往来のスポーツを凌ぐ存在となり、ゲームはジェネレーションZ世代(1990年代後半以降生まれのデジタルネイティブ世代)にとって、最も魅力的な媒体になりつつあります。大広告主は、出稿先をゲームに切り替える時期が来ていると感じています。さもなければ、全世代の消費者を失う可能性が多いにあるのです。この分野で、最初の検証済みネイティブ広告サービスを開始することで、ゲーム内広告に対する長期的なセキュリティと信頼を生み出すことを目指しています。」

CHEQ JAPANカントリーマネージャーの犬塚洋二は、「日本は常にテクノロジー開発のリーダーであり、ゲームにおいては特に長けています。また、日本のゲーム産業は中国、アメリカに次ぐ世界3位の規模で192億2,310万ドルと非常に大きな可能性があります。しかし、これまでは、制御性、視認性、および測定性が欠如していたため、日本のブランドは、ゲーム内でユーザーにプログラム広告を提供することに抵抗がありました。しかし、この画期的なアドベリフィケーションにより、広告主は、例えば、自社の広告が正面から見れたか、見づらい角度だったかなどを知ることができます。また、広告が周囲のオブジェクトによってどの程度隠れていたか、昼の明るい映像の中で表示されたのか、夜間の暗い画面上で表示されたのかなどを把握することもできます。CHEQの目標は、アドベリフィケーションの限界を押し広げることです。PlayStationおよびXbox環境向けに最初の検証ソリューションを導入することで、今まさにそれをしようとしています。私たちは、このサービスを大手ブランドで開始できることを大変嬉しく思います。広告主が続々と、完全に検証されたシームレスなゲーム内のネイティブ広告を体験できるのを楽しみにしています。」と、述べています。

CHEQについて
CHEQは、AIを用いてアドベリフィケーションの分野を席巻するサイバーセキュリティ会社です。オンライン広告のリスクから広告主を保護すると共に、デジタル広告スペースの信頼を回復することによって、デジタル・エコシステムの保全に寄与することを企業ミッションとしています。元軍事情報およびサイバーセキュリティ担当者によって設立された同社は、強力なAI、NLP、コンピュータビジョン、およびディープ・ラーニング・アルゴリズムを実行し、ブランド・セーフティ、アドフラウド、およびビューアビリティのための、初のニューラルネットワークベースのソリューションを発表しました。急速に成長している同社は、近年注目を集めるイスラエルのハイテクシーンにおいて、頭角を現す10社のユニコーン企業のうちの1社と言われています。

Anzuについて
Anzuは、ゲーム開発者とブランド向けの新しい形の広告エコシステムです。これは、混合ゲーム内広告と呼ばれ、ゲームプレイの一部として、広告がゲーム画面に統合されます。Anzuは、インタラクティブ性、リアルタイムデータ、およびRTB機能をゲーム内広告の世界で実現しました。
 

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会社概要

チェク・ジャパン株式会社

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URL
https://www.cheq.ai
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目5−1 東京都千代田区丸の内1丁目5−1
電話番号
-
代表者名
布施 一樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月