ゴミと健康を親子で考える夏にしよう Trash×Bento「ゴミ弁当コンテスト」の募集開始
ピュブリシス・グループ・ジャパン(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー:ギャレス・ムルライアン、所在地:東京都品川区、以下PGJ)は21日から、ゴミ弁当コンテスト2025 「リサイクル、地球のため、身体のため。」の募集をスタートしました。ゴミでお弁当を作るというクリエイティブな要素を加えることで、多くの人にゴミ問題を楽しく考えてもらうのが狙いです。お弁当にしているのは、1年でお弁当1食分のプラスチックゴミを食べているといわれている1)からです。
今年は、募集を夏休み期間中にすることで、親子での参加や、小学生の夏休みの自由研究にも活用できるようにしました。また、海外でのBentoへの関心の高さと、ピュブリシス・グループのグローバルネットワークを生かし、海外からの参加も可能にしました。募集期間は2025年7月21日(月)~8月31日(日)です。

昨年、親子での参加者が多かったことから、今年は募集期間を夏休みに合わせました。ぜひ親子でゴミ問題と、ゴミが巡り巡って自分の体内に入り、将来の健康にも影響することについて考えてもらうきっかけとしてもらいたいです。表彰のうちの1つ「未来の天才賞」は10代までの参加者に贈られるもので、たくさんのお子さんの参加を待っています。
特別審査員 滝沢 秀一 様「親子でやるのは素晴らしい」
特別審査員を務めていただいている滝沢秀一様から、昨年の審査の際にコメントをいただいています。滝沢様のコメントにありますように「ぜひ気軽に親子で参加してもらいたい」です。
https://vimeo.com/1103358953/5437e2c722

今年からは、海外からの参加も可能にしました。パリに本社があり、世界100か国以上で活動をしているピュブリシス・グループのグローバルネットワークを使って広く募集をかけます。これは、昨年のゴミ弁当コンテスト開催後に、他国の拠点の人と話をしたのがきっかけでした。海外の人にとって、日本のBentoは独自文化であり、それとゴミを掛け合わせたのが、非常に面白いという感想をもらいました。海外の人たちにとって「Trash×Bento」にすることで、強い関心を持つことが分かったのです。英語のページも作成し、海外でもBentoの関心の高さを合わせて、より多くの人にゴミ問題に関心を持ってもらいたいと考えています。
今年も他団体からも協力を得ることができました。本活動に世界最大のダイビング教育機関であるPADIが協賛し、「魚もよろこぶで賞」を新設しました。また、神戸市のアクアリウムとアートが融合した都市型水族館「átoa(アトア)」での企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」にも参画します。どちらも、海のゴミ問題に強い関心を持って活動をされており、本コンテストとのコラボレーションが実現しました。
そのほか、多くの方に気軽に参加してもらうための「気軽に参加しよう賞」も新設しました。
<ゴミ弁当の作り方>
世界最大級の広告賞・カンヌの会場に「ゴミ弁当」
本コンテストは、世界最大級の広告賞「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2025」の会場にて行われた「ACT with Courage展」にも出品し注目されました。世界が直面する課題に、クリエイティビティの力を使った様々なアイデアで挑んだ32か国から100キャンペーンが集結しました。
そのほかでも受賞作品は多くの関心を集め、自治体での展示なども行いました。また、日本最大級の環境展示会「エコプロ2024」でも展示し、多くの人の興味を集めました。
<昨年の受賞作品>





なぜお弁当なのか
現在、人は多くのマイクロプラスチックを含んだ食品を摂取しており、それを計算すると1年間で「小さなお弁当一食分の量」と同等のマイクロプラスチックを食べているという事実があります(1)。「結構多いのでは?」という疑問から、この企画はスタートしました。参加者には、「ゴミ弁当」を作るためのゴミを拾うことからスタートしてもらい、生活圏に多くのゴミが落ちていることに気付いてもらいます。また、ゴミ弁当を作ることで、一年で知らず知らずのうちに摂取してしまっているゴミの量とそれによる健康への影響について認識してもらい、ゴミ問題を意識してもらいます。
人がマイクロプラスチックを体内に取り込むことによる問題は少しずつ明らかになってきています。多くは排出をされると考えられていましたが、男性の精巣から検出されたという報告があります(2) 。また、マイクロプラスチックは海に流れ出たゴミが、波や紫外線によって砕けてできるといわれています。マイクロプラスチックになる前に海に流れ出てしまったゴミを回収しても、水を含んでおり処理に時間がかかることが問題になっています。また、海中に沈んだゴミは回収が難しくなり、すでに深海にまでプラスチックゴミが到達しているといわれています。
PGJでは、会社として利益を追求するだけでなく、社会貢献する企業でありたいという思いから、SDGs COMMITTEEを立ち上げました。2022年は、SDGsへの意識をまずは自社社員から高めるために、社員の教育および啓蒙活動を進め、2023年は、地域社会や業界への貢献をさらに推し進めるために、社員を巻き込みながら、社外的にもメッセージを発信してきました。
このような活動のなか、花見の時期の後の目黒川のゴミ拾いをスタートしました。ただ拾うだけでなく、広告代理店だからこそできるクリエイティブで意識を変えていく企画にしていこうと考え、2023年にゴミを使ったクリエイティブ作品を発表しました。2024年から、より多くの人にクリエイティブにゴミへの意識を高めてもらいたいと考え「ゴミ弁当コンテスト」の開催となりました。今年で2回目の開催となります。


ゴミ弁当を作る過程で、このような多くのゴミに関する問題に触れ、自分たちが排出するゴミをできるだけ少なくしていくよう行動変容をしていってもらいたいと考えています。
ぜひこの機会にゴミ問題についてみんなで考え、本コンテストにご応募ください。
(1) 世界自然保護基金2019年調査。小さなお弁当一食分:約250g
(2) Hu CJ, et al. Toxicol Sci. 2024 May 15.
コンテスト概要
コンテスト名:ゴミ弁当コンテスト2025 「リサイクル、地球のため、身体のため。」
応募期間:2025年7月2日(月)~8月31日(日)
特別審査員:滝沢 秀一 様(芸人/ゴミ清掃員)
榎本 美沙 様(料理家/発酵マイスター)
参加フロー:
① 街に出てゴミを拾おう
② ゴミ弁当を作ろう(弁当箱はゴミを活用しても、型紙から作ってもOK)
③ 応募しよう(写真を撮って、データ送付でOK)
発表:10月頃に下記ピュブリシス・グループ・ジャパン公式Instagramとゴミ弁当公式サイトにて発表
https://www.instagram.com/publicisjapan/
詳細:https://sdgs.publicisgroupe.jp/gomirai/gomiben-contest/
https://sdgs.publicisgroupe.jp/gomirai/gomiben-contest/index_en.html (英語サイト)
以上
ピュブリシス・グループについて:パワー・オブ・ワン
ピュブリシス・グループ [Euronext Paris FR0000130577, CAC 40] はグローバル・コミュニケーション業界のトップ企業のひとつです。マーケティング・トランスフォーメーションとデジタル・ビジネス・トランスフォーメーションを組み合わせたコンサルタント業から制作・実践導入まで、バリューチェーンのあらゆるサービスを提供しています。またクライアントのパートナーとして大規模パーソナライゼーションのための変革事業も推進しています。コミュニケーション、メディア、データ、テクノロジーの4主要事業に含まれる10の専門分野が一元的かつ流動型で柔軟に組織されているため、いかなる市場でも必要なサービスを自由にご利用いただけます。約9万8千人のプロたちが100か国以上で活躍しています。
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