German Bionic Cray Xパワースーツが鋳造メーカー日本鋳造株式会社の鋳鋼工場での製品検査工程で活躍、繁忙期の負荷低減に取り組む

IT技術の導入、設備のIoT化の一環で、労働環境改善や生産性向上に取り組みとして、Cray Xパワースーツを導入

GBS株式会社

2022/2/22、神奈川県・川崎市、ロボティック・パワースーツを提供するGerman Bionicの日本法人GBS株式会社(本社・東京都中央区)は、JFEグループの鋳造メーカー日本鋳造株式会社(本社・神奈川県川崎市)は、German BionicのCray Xパワースーツを日本鋳造の鋳鋼工場(川崎市川崎区)に2022年1月より導入致しました。繁忙期を迎える公共事業関連向け製品の検査工程からCray Xパワースーツの活用を始め、製造工程での活用にも予定されています。

 

日本鋳造でのCray X活用シーン日本鋳造でのCray X活用シーン

鋳鋼工場は、同社の主力工場として京浜工業地帯の中心に位置、設計から製品の組立にいたる鋳造製品の一貫生産体制を確立した総合プラントです。最新鋭の設備と製造技術、卓越した技能により、数キロのものから数10トンに及ぶ大型鋳鋼品まで生産供給しています。2021年より積極的に進めているIT技術の導入、設備のIoT化の一環で、労働環境改善や生産性向上に取り組む一環として、今回のCray Xパワースーツの導入となりました。
 

Cray Xを活用した鋳造品の取り扱いCray Xを活用した鋳造品の取り扱い

Cray Xパワースーツ導入の背景
鋳造品の取り扱いには最新の設備が導入されているものの、出荷までの工程のうち一部においては手作業での製品の取り扱いが見られます。重量物の手作業での取り扱いは負担の大きな作業であることに加え、シーズナリティのある公共事業向け製品を取り扱う現場では時間的なプレッシャーもあり、労働環境改善の取り組みが欠かせません。大きな持ち上げ支援を提供するCray Xパワースーツが、安全で健康的な職場づくりと生産性の向上に役立つことを期待しての導入となりました。また、第5世代製品での防塵防滴対応も鋳造メーカーとしては大きなアピールポイントとなりました。

 

 

German Bionic Cray XGerman Bionic Cray X

 

 


German Bionic IOコネクテッド・プラットフォームの活用
パワースーツの導入支援では、German Bionic IOコネクテッド・プラットフォームが活用されています。同社の本社オフィスからブラウザを介して、工場内の装着者の利用時間や、1時間当たりのサポート総量などをデータとして確認できます。これにより作業の負担を確認するばかりではなく、繁忙期に置きがちなオーバーペースな作業などを特定し、働きかけに活用されています。製造工程でのCray Xパワースーツ活用については、さらなるデータ活用が期待され、将来的には人員配置の最適化につなげることができるものとなります。
 

 

鋳鋼工場外観鋳鋼工場外観


German Bionic Cray X導入への期待
日本鋳造株式会社企画管理部長の古野 好克氏は「労働環境の改善を進めたいと考えていたところ、Cray Xパワースーツに出会いました。トライアルの結果、予想を超えるユーザビリティ、DX化の進歩を認めたため、即採用となりました。今後の適用拡大も検討中です。」とコメントしています。また、同社品質保証部長の加藤 彰氏は「Cray Xは作業者に合わせたカスタマイズでき、着用時にも自然なフィット感が得られるとの声があがっています。慣れてくれば、作業内容にも合わせた最適化ができそうで、体への負担がより軽減されることが期待しています。Cray Xを装着することで、作業もはかどり、生産性の向上に効果が出始めています。」と続けます。

Cray X装着イメージCray X装着イメージ



日本鋳造株式会社について
日本鋳造株式会社は、京浜工業地帯の生みの親である浅野総一郎により、1920年に設立された鋳造会社です。鉄鋼などの基幹産業や様々な産業機械の分野に鋳物部品を提供、1960年代後半には建設分野にも使用される鋳物部品の製造を開始し、橋梁や建築物にも数多い採用実績がございます。東京スカイツリーや羽田空港、東京モノレールなど、国内主要プロジェクトにも当社製品が採用されています。また最近では、独自の低熱膨張材や高強度材料といった高機能金属材料分野にも、大きく力を注いでいます。

German Bionic について
Cray Xスマート・パワースーツは人の知性と機械のパワーを組み合わせ、装着者の動作をサポート/強化することで、職場での事故や筋肉の圧迫による疾病を予防します。ドイツ・アウグスブルクに本社を置き、ベルリンとアメリカ・ボストン、日本国内には東京と川崎市幸区に拠点を置くGerman Bionicは、欧州で初めてのこうしたイノベーティブな装着ロボットの量産メーカーで、ロボティック・パワースーツをロボティック・アズ・ア・サービス(RaaS)を提供する世界初の企業です。詳細については、www.germanbionic.com/jp/をご覧ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

GBS株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://www.germanbionic.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区銀座6-10-1 GinzaSix オフィス棟13F
電話番号
03-4405-2363
代表者名
山下英夫
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2018年12月