【AI特許】東工大発ベンチャーの株式会社ネフロック、従来の画像生成技術の実用化における課題を解決する特許を取得

ディープラーニングを用いたAIの研究開発・システム構築・アルゴリズムライセンス事業を行う株式会社ネフロックは、ある画像から別の画像を生成する画像生成技術において、従来は実用化への障壁となっていた課題を解決し、幅広いビジネスへの応用につながる技術を発明し、この度特許を取得いたしました。

【発明の背景】

従来の画像生成技術において、ある状態Aの画像から状態Bの画像を生成するには、状態Aと状態Bのペアとなる画像データを用意し、その相関関係を学習することによってモデルを生成する方法が知られていました。
しかしそれが人間のような生体画像の場合、例えばメガネを掛けている人の画像から掛けていない人の画像を生成する場合などにおいて、現実には前述の手法を実践するのは困難でした。なぜなら、ペアとなる画像というのは、顔の位置や向きなどメガネ以外の部分は完全に一致している必要があり、それらを用意するのは物理的にほぼ不可能と考えられ、そういったデータセットも当時存在しなかったたためです。
そこで今回、独自の構成を持つ画像生成エンジンを開発しました。
 

【特許の概要】
当技術は、1.教師データ生成フェーズ、2.学習フェーズ、3.推論フェーズという3段階構成を持ちます。1の教師データを生成するフェーズを組み込むことによって、ペア画像の教師データを生成でき、適切な学習用データがないという問題を解決します。また、1の段階で既に画像生成ができるようになっていると言えますが、これを学習モデルとはせずあくまで生成された画像を教師データとして用い、2の学習フェーズで再度別の種類のネットワークを用いて学習させるという、独自のダブル学習構造を持つことによって安定性を高めています。

 

 



【実用中の事例】
当技術は、着用中のメガネを消して別のメガネを試着できる「MEGANE on MEGANE(メガネオンメガネ)」というサービスに組み込まれ、既に株式会社ジンズ様に導入されています。
▶MEGANE on MEGANE プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051421.html
▶MEGANE on MEGANE 説明動画

 


【本発明により期待できること】
当技術は、ある画像から別の画像への生成における幅広い応用が可能です。
これまで適切な学習用データを準備するのが難しかった用途においては特に、実用化を促進することが期待できます。
▶人物画像における応用例
アクセサリや衣類などの装飾品の有り/無し、メイクの前/後、髪型変更の前/後、整形の前/後、ダイエットの前/後、ある人物の現在/過去/未来など
▶物品や風景画像における応用例
ある物品の傷の有/無、ある物品の正常/異常、ある風景の季節A/季節Bなど
▶その他
ある人や物の実在画像/イラスト/CG/アバターなど



【株式会社ネフロックについて】
「テクノロジーで世の中をもっと楽しくする」というビジョンを掲げる、2011年創業の東工大発ベンチャー。
常に最新の論文をリサーチし、独自の画像認識エンジン・画像生成エンジン・自然言語処理エンジンなど各種AIエンジンの研究開発から、ソフトウェア・ハードウェアの実装まで、一気通貫で提供している。
本社: 東京都大田区北千束3-35-5 Nefrock Lab Ookayama 101
HP:  https://nefrock.com

 

 

 

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