(株)Helteと英国Sussex大学が「Sail」を活用した日本語学習者の日本語コミュニケーション能力・日本文化理解度の向上に関する研究共同研究を開始します。
株式会社Helte(本社:千葉県柏市、代表:後藤学、以下「Helte」)は、Sussex大学 Dr. Junko Winch研究チームと日本語でのグローバル・オンライン・コミュニケーションサービスSailを活用した「日本語学習者の日本語によるコミュニケーション能力の向上」に関して共同研究開始したことを正式発表致します。
海外で日本語を学ぶ学生は、ネイティブな日本人と会話をする機会が限られているため、Sailを通じて日本語会話や異文化理解の機会を提供します。
海外で日本語を学ぶ学生は、ネイティブな日本人と会話をする機会が限られているため、Sailを通じて日本語会話や異文化理解の機会を提供します。
・Sussex大学 Dr. Junko Winch
リンク:https://profiles.sussex.ac.uk/p435296-junko-winch/about
- 共同研究概要
・研究に参加する学生は3ヶ月間、1回以上/週の頻度でSailを使用します。
・Can-doを参考に作成したルブリック評価を用い、Sailを使用した3ヶ月間のスピーキング、リスニング、文化理解の変化を評価します。なお学生自身および日本人の両側面からその変化を評価します。
・幅広い年齢の日本人が会話相手となるSailのユニークさが与えた影響について評価します。
- 共同研究で期待される効果(目的)
Sailは日本語の会話学習という側面以外にも異文化理解を深めることで異なるバックグラウンドを持つ人々への寛容度の向上や対人コミュニケーション能力の向上に寄与できる可能性があると考えています。
今回の研究を通じて年齢が異なるユーザー同士の日本語でのコミュニケーションによって海外側の被験者に対してどのような行動変容、日本語レベルの向上をもたらすことができるか定量的な調査を行います。
またHelteは、日本側のユーザーに関しては奈良女子大学・東京大学IOGとの共同研究を2020年5月より行っています。
リンク:
(株)Helteが奈良女子大学とWith/Afterコロナにおける「Sail」を活用したシニア層の新たなコミュニケーションツール開発とコミュニティ形成に関する共同研究契約を締結。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057665.html
(株)Helteが東京大学 高齢社会総合研究機構とWith/Afterコロナにおける「Sail」を活用したシニア層の新たなコミュニケーションツール開発とコミュニティ形成に関する共同研究を開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000057665.html
- Sailとは
「Sail」は日本の人と世界の人々が日本語を使って交流できるプラットフォームです。日本人は日本にいながら異文化交流を楽しみ、海外の人々は自国にいながらネイティブな日本語や文化に触れることができます。
- Sailに参加する「世界の人」の特徴
世界の日本語学習の状況は公的機関で日本語を学んでいる学習者数のみでも約360万人に上り(※1)、増加傾向にあります。日本語を学ぶ世界の人々にとって、日本語で会話練習をする機会は限られ、特にネイティブの日本語を使う日本の人と会話することは貴重です。Sailユーザーは118ヵ国まで広がり、現在も広がり続けています。
- Sailに参加する「日本の人」の特徴
個人ユーザーの他にも、企業や団体でプログラムの一環として取り入れられるケースも増えており、企業のSDGs等の社会活動の一環として、またCOVID-19感染拡大で停止した地域のコミュニティにおけるICTを活用した新たなプログラムとして「Sail」をご利用いただいています。
出典元:
(※1)独立行政法人国際交流基金「2015年度海外日本語教育機関調査結果」より
- Helte会社概要
URL:https://www.helte.jp/
Sail URL:https://sailglobal.helte.jp/
所在地:千葉県柏市東上町 2-28 第一水戸屋ビル 3F Nob+内
設立:2016年3月22日
代表取締役:後藤学
事業内容:日本語でのグローバル・コミュニケーションサービスSailの運営
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社Helte
担当者:大野 真吾
e-mail:relation@helte-corp.com
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