【営業職の休日実態調査】76.9%が休日に顧客対応を経験。休日連絡の最多発生源は「顧客」ではなく「上司・チーム(51.2%)」

24〜34歳営業職経験者160人を対象に、休日・時間外の顧客対応の頻度・発生源・対応ルール・対価・心理負担を調査

株式会社9E

株式会社9E(本社:東京都、代表取締役:大日向 佑介)は、アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツールFreeasy(フリージー)で、全国の20〜30代(24〜34歳)の営業職経験者160人を対象に「営業職の休日・顧客対応の実態調査」を実施いたしました。

 

働き方改革やオンオフの切り分けが重視される一方で、顧客都合に左右されやすい営業職では、依然として休日・時間外の対応が常態化しているとの指摘があります。

 

本調査では、休日対応の頻度や内容だけでなく、その「発生源」「社内ルール」「対価」「心理的負担」までを可視化し、営業職における“働き方の境界”の実態を明らかにしました。

■ 調査結果のポイント

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【頻度】 76.9%が休日の顧客対応を経験。「ほぼ毎週」26.3%、「月2〜3回」35.6%と、月2回以上が約6割

【発生源】 最多は「上司・チームからの連絡(51.2%)」で、「顧客から直接(31.7%)」を約20pt上回る

【ルール・対価】 対応ルールが曖昧な職場が37.5%。対価は「評価・インセンティブに反映(46.3%)」が最多で、休日出勤・残業手当の支給は35.0%

【意識】 「全く気にせず休めていた」は21.9%にとどまる。53.8%が休日・働き方を転職検討の理由に挙げる

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※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社9Eによる調査」である旨の記載

・該当記事(https://www.9e-career.com/column/sales/article00176/‎)へのリンク設置

■調査サマリー

1. 76.9%が休日に顧客対応を経験。業務内容は「チャット・LINE返信(45.5%)」が最多

営業職として働いていた(働いている)職場で、休日(週末・祝日)の顧客対応がどのくらいの頻度であったかを聞いたところ、「月2〜3回(35.6%)」が最多、次いで「ほぼ毎週(26.3%)」となりました。「月1回程度(9.4%)」「数ヶ月に1回(5.6%)」を含めると、76.9%(8割弱)の若手営業職が休日の顧客対応を経験しており、月2回以上の頻度に限っても約6割に達します。「なかった」と回答したのは23.1%にとどまりました。

休日に行っていた業務の内容としては、「チャット・LINE返信(45.5%)」「メールチェック(42.3%)」「メール返信(39.8%)」「電話対応(37.4%)」が上位に並び、短時間で完結する連絡確認・応答が中心であることがわかります。一方で「オンライン商談(26.8%)」「資料・見積作成(22.0%)」も2割台で続き、平日の業務そのものを休日に持ち越しているケースも一定数存在します。「クレーム対応」は10.6%と少数であり、休日対応の多くが緊急対応ではなく“業務の地続き”として発生している実態が浮き彫りになりました。

2. 休日連絡の最多発生源は「上司・チーム(51.2%)」。顧客都合よりも社内起点の構造

休日対応の発生源を聞いたところ、最多は「上司・チームから連絡が来た(51.2%)」で、「顧客から直接連絡が来た(31.7%)」を約20ポイント上回りました。さらに「自分から自主的に確認・返信していた(37.4%)」「目標・ノルマの進捗不安で確認せずにいられなかった(28.5%)」が続きます。

 

自由記述でも「目標未達のときは休日にアポ取りを促されるときがあった」(男性28歳)、「周りの目を気にして休日対応している」(男性32歳)、「やらなくてよくても、気になる」(女性32歳)といった声が寄せられました。休日対応は「顧客が土日に連絡してくるから避けられないもの」ではなく、社内の連絡慣行と、数字へのプレッシャーに起因する自主的な確認によって生み出されている側面が大きいことが示唆されます。

3. 対応ルールが曖昧な職場が37.5%。対価は「評価・インセンティブに反映(46.3%)」が最多

休日・業務時間外の顧客対応に関するルールやガイドラインの有無については、「明確なルールあり(対応が義務)」31.3%と「明確なルールあり(対応不要が原則)」31.3%が拮抗する一方、「暗黙の了解で対応が期待されていた(10.6%)」「ルールはなく各自の判断(11.9%)」「わからない・覚えていない(15.0%)」を合わせた37.5%が、明文化されないまま運用されている状態にありました。

 

また休日対応に対する対価は、「評価・インセンティブに反映(46.3%)」が最多となり、「休日出勤・残業手当の支給(35.0%)」「成果・売上に直結するだけ(29.3%)」「代休取得可(22.0%)」が続きました。「対価はなかった」も9.8%見られます。休日の労働時間が時間として清算されるのではなく、成果連動の報酬観に吸収されやすい構造が読み取れ、自由記述でも「働くならちゃんと休日手当をもらうべき」(女性26歳)といった声が挙がりました。

4. 「全く気にせず休めていた」は21.9%のみ。53.8%が転職検討の理由に

心理面について、休日に顧客対応をしないで過ごせていたかを聞いたところ、「全く気にせず休めていた」はわずか21.9%。「休めるが後ろめたさがあった(31.3%)」「翌日への影響が不安で確認してしまう(22.5%)」「常に稼働を求められている感覚があり休めていない(9.4%)」と、何らかの形で休みきれていない層が6割を超えました。印象に残る休日対応の場面としては「旅行・レジャー中(38.2%)」「家族・友人との食事中(26.8%)」「深夜・早朝(21.9%)」が上位に挙がり、私生活の中核に業務が入り込んでいる様子がうかがえます。

 

実際に、人材派遣のコーディネーター職を経験した女性(32歳)からは「稼働スタッフがいる限り、クレーム、欠勤、トラブルの対応など常に行わないと行けず、携帯が鳴るのがストレスで体調を崩してしまった」というエピソードも寄せられました。

 

こうした実態はキャリア選択にも影響しており、休日・働き方の実態が転職や退職を検討する理由になったかという設問では、「大きな理由の一つだった(16.9%)」「一因として影響した(36.9%)」の合計が53.8%と過半数に達しました。仕事・職場を選ぶ基準として「休日・時間外対応の少なさ」を重視する層も、「非常に重要(33.8%)」「重要(26.3%)」の合計で60.0%にのぼります。

 

一方で、「休日対応は仕方なく不満はない(18.1%)」や、重要度を「どちらとも言えない(30.0%)」とする層も存在し、自由記述には「仕事が貰えるだけ嬉しい」「毎日楽しく働けるほど幸せなことはありません」といった前向きな声も見られました。休日対応の受け止め方には個人差があり、一律に是非を論じるのではなく、本人の志向と職場環境の適合が重要であることも示されています。

■ 調査を終えて

本調査を通して、若手営業職の約8割が休日に何らかの顧客対応を経験しており、その最大の発生源が顧客ではなく「上司・チーム」であることが明らかになりました。加えて、対応ルールが曖昧なまま運用されている職場が4割弱、休日労働が手当ではなく評価・成果に吸収される傾向、そして「休んでも休めていない」という心理的負担の広がりが確認されています。

 

裏を返せば、社内連絡の時間帯ルールの明文化や、対応要否の基準づくりは、顧客都合に左右されることなく自社の判断で着手できる領域です。優秀な若手営業人材の定着には、休日対応の総量を減らすこと以上に、「どこまでが仕事で、どこからが生活か」という境界を組織として明示することが求められていると言えます。株式会社9Eは、営業職特化型の転職エージェントとして、働き方の実態と求職者の志向を丁寧にすり合わせる支援を今後も継続してまいります。

■ 調査概要

調査名:営業職の休日・顧客対応の実態調査
調査対象:全国の24〜34歳の男女(営業職経験者)
調査期間:2026年10月14日〜10月16日
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Freeasy」を使用)
有効回答数:160名(男性85名/女性75名)

 

<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社9Eによる調査」である旨の記載
・該当記事(https://www.9e-career.com/column/sales/article00176/)へのリンク設置

■【株式会社9Eについて】

株式会社9Eが運営する「9Eキャリア」は、「営業職特化型」の転職エージェントです。求職者一人ひとりの志向性や経験に合わせ、営業職として中長期的なキャリアを見据えた伴走型の転職支援を行っています。さらに、転職目的により専門的な転職支援を受けることができる特化型サービスを複数展開しています。

■特化型転職エージェントサービス例

・未経験からの営業職挑戦を支援する「9EキャリアACE」
・カスタマーサクセス職の転職を支援する「9Eキャリアカスタマーサクセス」
・インサイドセールス職の転職を支援する「9Eキャリアインサイドセールス」
・AI/SaaS業界の営業職の転職を支援する「9EキャリアAI・SaaSセールス」
・キャリアアドバイザー職の転職を支援する「キャリアアドバイザーAgent」
・人事職の転職を支援する「人事Agent」

■特徴

・年収アップ実績83%以上
・「特化型」ならではの専門性(企業理解の深さ、専門的な面接対策)
・企業から直接声がかかるスカウト型の転職支援を提供
・キャリアアドバイザーが企業と求職者の両面を担当する一気通貫スキームでミスマッチを防止
・1名のキャリアアドバイザーが担当する求職者数を15名以下に絞る徹底した伴走型支援で、内定獲得率72%以上
・Googleクチコミ4.9を獲得

【会社情報】
・運営会社:株式会社9E
・代表者:代表取締役 大日向 佑介
・コーポレートサイト:https://9e-hs.co.jp/

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会社概要

株式会社9E

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URL
https://9e-hs.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿3丁目2番9号 新宿ワシントンビル本館2F
電話番号
-
代表者名
大日向佑介
上場
未上場
資本金
600万円
設立
2020年04月