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公益財団法人 五井平和財団
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G7広島サミットに合わせオンライン開催した「ピース・ダイアログ・ヒロシマ 2023」に、39カ国から330人の若者が参加

公益財団法人 五井平和財団

G7広島サミットに合わせ、5月13日(土)に、平和の担い手を育む教育プログラムを展開する公益財団法人五井平和財団と広島で若者主導の平和教育を推進するNPO法人Peace Culture Village(PCV)は、「ピース・ダイアログ・ヒロシマ 2023」をオンラインで開催しました。
世界39カ国より、多様な価値観や文化背景を持つ10代から30代の若者330人が参加。広島平和記念公園バーチャルツアー体験や対話を通じて、国やリーダーだけでなく、平和の文化を創るために自分たちにできることを考えました。

オープニングメッセージとして、五井平和財団理事長 西園寺裕夫は「若者同士のオープンな対話を通じて、悲劇

を繰り返さないためのアイデアを共有し、平和で核兵器のない世界を目指して相互理解を深めてほしい」、広島平和文化センター元理事長でPCV創設者のスティーブン・リーパー氏は「広島が戦争の文化に対抗する『平和の文化』を発信するのに相応しい拠点であり、このイベントをきっかけに平和を築いてください」と呼びかけました。


広島平和記念公園バーチャルツアーは、PCVスタッフのナビゲーションにより、デジタル技術で再現された爆心地周辺をオンラインで巡り、原爆投下前の町並みや人々の日常、原爆投下後の被爆の実相や復興の歴史まで広く学びました。


バーチャルツアーは、被爆の証言活動をしている広島市在住の田中稔子(たなかとしこ)さんのメッセージで締めくくられました。

「平和への道は私たちの小さな一歩から始まると信じています。どうか世界に友人をつくってください。国家間で問題が生じた時、親友の頭上に爆弾を落とす気にはなりません。自分ごととして、一歩を踏み出してください」。

若者たちは、ツアーを終えての感想や気づき、平和のために自分たちができることなどについて語り合いました。


【若者たちの声】

1.感想や気づき

  • 一人の人間として、感情が大きく揺さぶられた。人類はなぜ愚かなゲームを続けるのだろうか。田中稔子さんの言葉が心に強く響いた。人はとかく自分と他者を線引きしてしまうが、結局、私たちは皆、同じ人間なのだ。(バングラデシュ)

  • 広島のような悲劇を避けるために、各国は核爆弾の製造を止めなければならない。(イラク)

  • 戦争はとても怖いもの! ウクライナ出身の私は、この状況を非常によく理解している。すべての問題を戦争ではなく、対話で解決すべきだ。(ウクライナ)

  • 平和の文化が非常に大切。子どもの人権保護の専門家の立場から戦争が子どもに及ぼす影響について考えなければならない。歴史から学ぶことが大切だ。(ロシア)


2.平和のために私たちができること

  • 世界の様々な地域に住む私たちは、この地球の平和のために、仲良くし、つながりを持ち、お互いのために立ち上がること。(南アフリカ)

  • 心の平和を保ちながら、同時に相手の文化を偏見なく理解することを意識し、平和を発信する。(ナイジェリア)

  • すべてはつながっていて、自分の選択一つ一つが重要なので、平和の波紋を広げていきたい。(フィリピン)

  • このイベントを通じて、深い責任感を感じた。平和への鍵となるのは、知識の伝達、教育、他者への共感、そしてポジティブな言葉を使うこと。(インド)

  • 日々の小さな親切が、平和な世界に貢献する一歩になる。(パキスタン)


3.本イベントに参加して感じた「問い」

  • 私たち人間は、なぜこんなにも些細なことで争うのだろう。そして、私たち一人一人が平和のためにできることは何だろうか?(インド)

  • 核兵器がもたらす危険性を知っているにもかかわらず、なぜ各国は核兵器を製造し続けるのか。(ウガンダ)

  • 私たちが議論してきた理論的な平和を、国家や政府の実践と関連付けることがなぜこれほど難しいのでしょうか。(ブラジル)

  • 私たち全員が苦しんでいるのに、戦争に勝つことに何の意味があるのか?(ミャンマー)

  • 私たちはいつになったら成長し、殺し合いをやめることができるのでしょうか? 100年後?1000年後? 1万年後?(ロシア)

  • テクノロジーが進化しているこの世界で、平和のためにテクノロジーをどのように活用できるのか?(バングラデシュ)

参加した若者たちは、多くの学びや気づきを得ると共に、「平和の文化」を醸成するのは、一人一人の平和への強い想いや行動であるという確信を深めたようです。

五井平和財団は「平和の文化」の創造に真摯に向き合う世界の若者たちの声を社会に広く発信していくと共に、平和の担い手を育む様々な教育プログラムを引き続き展開してまいります。


※若者の参加国(39カ国)

アフガニスタン、アメリカ、アルジェリア、イラク、イラン、インド、インドネシア、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、エクアドル、エジプト、オランダ、カザフスタン、カナダ、北マケドニア、ケニア、シリア、シンガポール、スリランカ、スロバキア、チリ、トルクメニスタン、ナイジェリア、日本、パキスタン、バングラデシュ、フィジー、フィリピン、ブラジル、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マレーシア、ミャンマー、メキシコ、ルーマニア、レソト、ロシア、南アフリカ


【主催団体】

公益財団法人 五井平和財団

五井平和財団は、あらゆる生命が調和し合える新しい時代のビジョンと原則を示した「生命憲章」を基本理念に、持続可能で平和な地球社会の創造を目指し、教育、科学、文化、芸術など様々な分野が協力し、英知を結集するためのネットワークづくりを推進するとともに、人々の平和意識を啓発する様々な活動を展開しています。当財団は、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格およびユネスコとの公式関係を有しています。


NPO法人 Peace Culture Village (PCV) 

PCVは、一人一人にとって平和な世界を構築するための役割、ビジョンを磨くための機会・場所作りを行っています。私たちのプログラムで大切にしていることは、自由な探求と個々人の気づき、そして私たち一人ひとりから生まれ出てくる平和文化です。人々の新たな視点とそれぞれの「平和のピース」が平和文化をより良いものへと育み、世界にその輪を広げていきます。

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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル2F
電話番号
03-3265-2071
代表者名
西園寺 裕夫
上場
未上場
資本金
-
設立
1999年03月
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