茅葺き職人・相良育弥が手がけた最新作を、東京の中心で くさかんむり、複合施設「YANMAR TOKYO」のロゴと什器を制作

SAMURAI・佐藤可士和氏ディレクションの空間を神戸の稲藁で実現

株式会社くさかんむり

伝統的な茅葺き技法を生かし、現代に応用する取り組みを進める株式会社くさかんむり(本社:神戸市北区淡河町、代表取締役社長・茅葺き職人:相良 育弥)は、東京都中央区八重洲にオープンした、ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市、社長:山岡 健人、以下「ヤンマー」)の複合施設「YANMAR TOKYO」に設置する、FLYING-Yロゴと什器5点を制作いたしました。材料に神戸市産の稲藁(いなわら)を使用しています。

 
・制作工程
今回使用した稲藁は330束にも及ぶ量で、神戸市西区で刈り取った無農薬栽培のものを使用しました。ロゴと什器の壁面は、長さを切り揃えて束状にした稲藁をパネルに積み上げて接着し、バリカンやハサミで切り揃えるプロセスを繰り返し行います。照明による影がつかないよう、表面を均一にします。
展示台の屋根部分を見ると従来の茅葺き工法の一端を見ることができますが、この工法を発展的に応用させ、ロゴと各什器の面を作り出しました。
 



■相良 育弥(株式会社くさかんむり 代表取締役社長・茅葺き職人)

茅は、ススキや稲藁など、屋根の材料として使われる草の総称で、くさかんむりでは様々な種類の茅を扱っています。とりわけ農業の中で必然的に生まれてくる稲藁を特に大切にし、また特化した表現に挑戦し続けてきたことで、今回のお仕事をいただけたと思っています。

ロゴを稲藁で制作していると、細かな寸法の指定に佐藤可士和さんのこだわりを感じ、意識をなぞるようで面白く、学びの多い制作でした。

この仕事は今現在、くさかんむり以外には実現することができない仕事で、僕の茅葺き人生の集大成と言っても過言ではないくらい、持てるもの全てを注ぎ込みました。
YANMAR TOKYOは東京駅からすぐです。くさかんむり的稲藁礼讃のカタチを、ぜひ見てやってください。

施設情報:YANMAR TOKYO内「ヤンマー米ギャラリー」
所在地:東京都中央区八重洲2-1
ホームページ:https://www.yanmar.com/jp/komegallery/

<株式会社くさかんむり>
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から、現代的な茅葺きへの挑戦、そしてより多くの方々に茅葺きを知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催しています。
建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
本社所在地:兵庫県神戸市北区淡河町
代表取締役・茅葺き職人:相良 育弥
ホームページ:https://kusa-kanmuri.jp/

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会社概要

株式会社くさかんむり

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URL
https://kusa-kanmuri.jp/
業種
建設業
本社所在地
兵庫県神戸市北区淡河町淡河1447
電話番号
-
代表者名
相良 育弥
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年06月