学生の声をAIツールに活かす ― 「AI-BOW」が描く就活支援の新たな形
~ハーモニープラス、学生との協働で次世代の就活ツールを開発~
2024年11月1日、8日、29日の3日間にわたり、株式会社ハーモニープラス(以下、ハーモニープラス)は、学校法人片柳学園 日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校(東京都大田区、東京都八王子市、以下「日本工学院」)のご協力のもと、新たな就活支援ツール「AI-BOW」の開発を目的に、学生を対象としたインタビューワークショップを開催しました。本取り組みは、学生のリアルな体験や意見を取り入れ、学生が望む就活支援ツールの実現を目指すものです。
学生インタビュー:就活の課題と改善点を探る
今回のワークショップでは、就職活動を経験した学生たちがどのような支援を求めているのかを明らかにするため、実際に利用したツールの評価や、就活中に直面した課題について率直な意見を交わしました。
就活ツールの活用状況とその評価
モデレーター:「まず、就職活動で利用したツールの感想を教えてください。」
- Aさん:「キャリアサポートセンターでの履歴書やエントリーシート(ES)の添削、面接練習が役立ちました。特に自分では気づけない改善点を指摘してもらえるのが良かったです。」
- Bさん:「私も同じです。学校ならではの採用実績データが参考になりました。一方学校外の就活サイトでは就活後も頻繁に連絡が来るのは少し負担に感じました。」
- Cさん:「口コミサイトは、企業の働き方や残業時間についてリアルな情報が得られて便利でした。ただし、情報が偏っている場合もあるので注意が必要でした。」
- Dさん:「デザイン業界に特化したサイトでは、他の学生のポートフォリオが見られたり、企業合同説明会の情報が得られやすく良かったです。」
- Eさん:「SNSも活用しました。X(Twitter)では小規模な企業の求人情報が見つかることがあり、意外と有益でした。」

就活支援ツールの改善点と求められる機能
モデレーター:「一方で、改善が必要だと思った点はありますか?」
- Aさん:「一般的な就活サイトは情報量が多すぎて、自分に合った情報を探すのが難しかったです。特に専門性の高い職種の求人情報が少ないのは困りました。」
- Cさん:「口コミサイトは内容が偏ることがあるので、客観的なデータがあるとさらに良いと思います。」
- Dさん:「SPI対策教材がわかりづらくて苦労しました。もっと直感的に学べる教材があれば助かります。」
- Fさん:「インターンの情報が不足しているので、参加手続きなどの具体的なアドバイスがあれば良いなと思います。」

就職活動の開始時期とその影響
モデレーター:「就職活動を始めるタイミングについてはどう感じましたか?」
- Eさん:「早く動き出すほど選択肢が広がることを実感しました。ただ、動き出しが遅れると焦りが出てしまうので、計画的に準備を進める重要性をもっと早く知りたかったです。」
- Bさん:「合同説明会や先輩からの話を聞くことで早期にモチベーションが高まりました。やはり早めの準備が大切だと思います。」
学生目線の課題や期待する機能について意見を深掘りし、最終日には学生自身が理想のUI案を考案・発表する形で、主体的な取り組みを促す有意義なプログラムとなりました。

ワークショップを通して
就職活動では、一人一人の学生が直面する課題が異なり、情報が多すぎて取捨選択に悩む人や、専門分野に特化した情報の不足を感じる人など、多様な悩みが存在することが明らかになりました。ハーモニープラスは、これらの課題を解決するため、学生との対話を重視し、AIを活用した次世代の就活支援ツールを開発しています。このツールを活用することで、大学・専門学校は就職指導のDXを推進でき、キャリアセンターの業務効率化と学生支援の充実を同時に実現できます。

「AI-BOW」が目指す未来の就活支援
今回のワークショップを通じて、ハーモニープラスは学生が抱えるリアルな課題やニーズを深く理解しました。「AI-BOW」は、AIを活用して情報の整理や個別のニーズに応じたサポートを提供する次世代型就活支援ツールです。情報過多の問題を解消し、専門分野ごとの対応を充実させることで、学生が主体的にキャリアを築ける環境を提供します。
ハーモニープラスは、今後も学生の声を反映しながら、「AI-BOW」の機能改善を続け、大学・専門学校とも連携しながら就活支援の新たな形を提案していきます。
お問い合わせ先

株式会社ハーモニープラス
■ハーモニープラス株式会社:https://www.harmony-plus.co.jp/
■お問い合わせ:https://www.harmony-plus.co.jp/contact/index.php
■TEL:03-6261-5172
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