ワクチン接種に関する意識調査アンケート結果お知らせ
2023年9月11日(月)~10月10日(火)にかけて行った、“ワクチン接種に関する意識調査アンケート”の集計結果を同社が運営する治験情報サイト「治験情報V-NET」でお知らせいたします。
新型コロナ流行に伴い異例のスピードで国民の80%以上が1回以上のコロナワクチン接種を行いました。
コロナワクチン接種でワクチンはより身近になり、接種について考える事が増えたかと思います。
このアンケートではワクチンに対する考えや意識について調査しました。
◆調査概要
調査内容 ワクチン接種に関するアンケート
実施対象 V-NET会員とアンケートモニターサイト閲覧の非会員の方
実施方法 V-NET会員への告知とアンケートモニターサイトへの掲載
実施期間 2023年9月11日(月)~10月10日(火)
有効回答数 3,793票(男性:1,971名、女性:1,822名、11~90歳 / 平均年齢46.9歳)
上記アンケートの結果が出たのでお知らせいたします。
【参照に関するお願い】本アンケート結果を参照される場合、参照元を記載いただき可能であれば本URLの記載お願いたします。
【調査結果一部抜粋】
新型コロナワクチンの接種状況について該当する項目を選択してください
高齢者は追加接種をしている方が多い
全体の30%(1,133名)が3回接種済の回答でした。年代別でみると20歳未満から50代の方まで3回接種済の回答が多く30%以上の回答がありました。60代だと51%(271名)、70歳以上だと75%(212名)の方が「5回以上接種済」の回答がありました。 2023年5月から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類へ移行しましたが、高齢者は感染時の重症化リスクを懸念して、追加接種をしている方が多いようです。
今後、新型コロナワクチンの定期的な接種を希望しますか
年齢が上がるほど定期接種を希望する方が多い傾向
「接種希望しない」が23%(858票)、「接種希望する」が23%(877票)で同じ割合での回答結果となりました。
「どちらかと言えば接種希望しない」「どちらかと言えば接種希望する」の回答を合わせて比較すると「接種希望しない」「どちらかと言えば接種希望しない」の回答が38%(1,428票)、「接種希望する」「どちらかと言えば接種希望する」の回答が43%(1,622票)でした。
20歳未満から40代までは「接種希望しない」の回答割合が多いですが、50代以降になると「接種希望する」の回答割合が多い結果となりました。
今後のコロナワクチン接種については年齢によって回答が分かれる結果となりました。
コロナワクチンの接種状況に関する設問では年齢が上がるにつれ、接種回数が増えているので今後の接種についても意欲的なのかもしれません。
また、高齢になるほど重症化リスクも上がると言われている為定期的な接種を希望する方が多いようです。
コロナ流行前後のインフルエンザワクチン接種状況
インフルエンザワクチンを接種しないという選択肢がふえている
コロナ流行前のインフルエンザワクチン接種状況は「接種しなかった」33%(1,252票)、「毎年接種していた」29%(1,094票)、「接種しない年の方が多かった」24%(922票)、「接種する年の方が多かった」14%(525票)の順で回答がありました。
コロナ流行以降のインフルエンザワクチン接種状況は、新型コロナウイルス流行以降のインフルエンザワクチン接種状況については未接種の方が50%(1,905票)、コロナ流行以降、一度だけ接種した方が4~11%(2020年のみ7%・2021年のみ4%・2022年のみ11%)、2020~2022年のうち2回接種した方が7%(283票)、毎年接種した方が21%(797票)でした。
コロナ流行以降、インフルエンザワクチン接種をしていない方が増えているという結果になりました。コロナ流行以降間もないころは外出する機会も減りインフルエンザワクチン接種を控えた方もいらっしゃるのかもしれません。
また、インフルエンザに感染する人も劇的に減っていたのでワクチン接種をしないと判断した方も多いのかもしれません。
今後、インフルエンザワクチンを毎年接種しますか
若年者層、高齢者層は「接種する」が多い傾向
今後のインフルエンザワクチン接種については「接種しない」が26%(988票)、「接種する」が25%(938票)でコロナワクチン同様、同じような割合での回答結果となりました。
年代別でみると20歳未満は「接種する」が31%(10票)、20代は「接種しない年の方が多いと思う」が25%(126票)、30代から50代は「接種しない」の回答割合が高く25~33%、60代70歳以上は「接種する」の回答割合が高く60代で34%(179票)、70歳以上で46%(130票)でした。
学校等での流行を懸念して20歳未満の方は今後もワクチン接種を検討しているのかもしれません。60歳以上になるとインフルエンザワクチン接種費用の助成を行っている自治体も多いので、それを利用して今後も接種しようと考えている高齢者が多いのかもしれません。
調査結果の詳細は、次のリンク先をご覧ください。
【調査結果掲載ページ】
https://gogochiken.jp/disease/vaccine/results/
【治験情報配信サイト「治験情報V-NET」】
【会社概要】
名称:株式会社ヒューマンリンク
住所:大阪府大阪市中央区博労町1丁目9-8 堺筋MS第2ビル3階
TEL:06-6567-8770
E-Mail:info@human-link.jp
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