横浜の町工場スリーハイ 中小企業の若手人材採用をテーマにした座談会に好事例企業として登壇
2/7<日本を変える中小企業リーダーズサミット2024>若者を引き付ける企業を目指すには〜後継ぎ経営者の採用戦略について講演
産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)は、朝日インタラクティブ株式会社が運営する中小企業向けウェブメディア「ツギノジダイ」と「Eight(Sansan株式会社)」主催<日本を変える中小企業リーダーズサミット>にて、中小企業の採用・育成をテーマにしたパネルディスカッション「若者を引き付ける企業を目指すには〜後継ぎ経営者の採用戦略」に、好事例企業としてスリーハイ代表取締役の男澤誠が登壇することになりましたので、お知らせいたします。
講演内容について
「日本を変える 中小企業リーダーズサミット2024」開催概要
名称:日本を変える 中小企業リーダーズサミット2024
会期:2024年2月7日(水)、8日(木)、9日(金)
※男澤が登壇するセミナーはこのうち2月7日(水)13:55~14:25
開催形式:
・2月7日(水)、8日(木)オンライン配信
・2月9日(金)ザ ストリングス表参道にて開催
(一部プログラムのみオンライン同時配信)
参加対象:全国の中小企業の社長・役員などのリーダー層ならびに社員の方
参加費用:無料
参加方法:特設サイトよりお申し込み
講演予定内容〜中小企業が直面する人材獲得と開発の課題
日本銀行「全国企業短期経済観測調査(※)」において、中小企業の雇用人員判断D.I. は-38(2023年12月)と、人手不足感が続いています。中小企業は大手企業と比較し知名度や条件面で優位性が少ない、採用リソースが限られている等の理由で、新卒採用市場を始めとして人材採用で苦戦している企業が多いことが要因の一つです。
(※参考 日本銀行「全国企業短期経済観測調査」https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2021/tka2312.pdf)
朝日インタラクティブ株式会社が運営する中小企業向けウェブメディア「ツギノジダイ」とEight(Sansan株式会社)が2024年2月7日(水)〜9日(金)に開催する「日本を変える中小企業リーダーズサミット2024」は、中小企業の若手経営者らに向けて、経営のヒントなどを提供するイベントです。今回が開催3回⽬となり、中小企業の経営層を中心に昨年12⽉の第1回⽬は約5千名、今年7⽉の2回⽬は約8千名の申し込みがありました。
本イベントの1日目(2/7)に開催される中小企業の採用・育成をテーマにしたパネルディスカッション「若者を引き付ける企業を目指すには〜後継ぎ経営者の採用戦略」に、好事例企業としてスリーハイ代表取締役の男澤誠が登壇いたします。
本パネルディスカッションでは、明治30(1897)年創業以来、鯉やうなぎ等の淡水魚の加工・販売に携わってきた株式会社鯉平の代表取締役社長・清水亮佑氏とともに、中小企業が若手を引き付ける企業になるためには、どのような採用戦略をとるべきかお話する予定です。
事業承継後の採用強化で、従業員数が12年で約8倍、全従業員中女性72%に
株式会社スリーハイは、横浜市都筑区に立地する、産業用ヒーターを製造・販売する町工場です。現在代表を務める男澤が経営を引き継いだ2009年当時は、従業員は50代以上の職人が5人足らずという組織でした。
男澤は事業承継後自ら採用を強化するとともに、一人ひとりが自分の役割や価値を自覚し、自身の居場所を感じながら仕事に誇りを持つことができる組織づくりに取り組みました。結果、現在スリーハイのパート従業員も含めた男女比率は男性28%、女性72%と女性のほうが多いほか、当社の従業員は42名(2023年1⽉現在)と、12年で約8倍になりました。
さらに、スリーハイには2~30代の若い世代が約65%在籍しており(男性6人・女性5人)、2022年に新設した自社採用HPでは、若手社員を中心とした社員インタビュー記事を豊富に掲載することで「社員の顔がわかる発信」に取り組んでいます。
一人ひとりが長く働ける環境整備をした中小企業が地域にもっと増えていくことで、地域で雇用を生み出し、SDGsゴール8「働きがいも経済成長も」の達成につながると、スリーハイは信じています。報道の力でスリーハイの採用と人材育成の取り組みについて、多くの中小企業に知られる機会をいただければ幸いです。
スリーハイの人材採用の取り組み:自社採用HPの新設
スリーハイでは、2022年に自社採用HPを新設いたしました。
スリーハイ採用サイト
https://www.threehigh.co.jp/recruit/
この採用HPでは、従業員インタビューやアンケート結果などを掲載し、スリーハイで働く人々の素顔がわかるような発信を中心に構成しています。
インタビューページ
https://www.threehigh.co.jp/recruit/interview/
データで知るスリーハイ
https://www.threehigh.co.jp/recruit/company/data.html
また、スリーハイが製造している「産業用ヒーター」は一般消費者には馴染みが低いものであるため、スリーハイが製造するヒーターが生活のどのような場所に使われているのかなども解説しています。
中小企業は採用において、条件面で大企業と比較して不利になることが多く、それはスリーハイも同じです。この採用HP新設後は、報酬等の勤務条件だけを見て申し込んでくるのではなく、スリーハイでどのような仕事があるのか・一緒に働く人の人柄・スリーハイの経営理念等をよく理解したうえでの問い合わせにつながるなどの効果がでています。
スリーハイの若手人材育成:6か月の試用期間のうち、2か月間社長の”かばん持ち”でスリーハイを深く理解する
スリーハイでは一般的な企業より長い6か月間の試用期間を設けています。中小企業は少数精鋭のため、本当にスリーハイで自分の強みを生かして働くことができるのか、会社と社員がお互いにじっくり見極める期間としています。
スリーハイでは試用期間のうち、2か月間は社長につきっきりの「かばん持ち」をする研修があります。社長の横にずっとついて、顧客との打ち合わせ、スリーハイの地域貢献活動などに立ち会います。
こういった取り組みを経ることで、スリーハイがなぜお客様に求められているのか、どのような価値を提供すべきかといった、スリーハイの経営理念を深く理解することにつながっています。また、配属予定先とは違う部署で2か月研修も実施し、自分が行う予定の仕事以外へ広く視野を広げてもらう取り組みも行っています。
正式採用後も、海外展示会や地域貢献活動などに若手社員を積極的にアサインし、若いうちからチャレンジできる環境を整備しています。
株式会社スリーハイ代表 男澤 誠 プロフィール
株式会社スリーハイ 代表取締役 男澤 誠(おざわ・まこと)
1969年生まれ(54歳)。大学卒業後、日本コムシス株式会社を経て2000年株式会社スリーハイ入社。
元々システム会社の会社員だったが、創業者である実父の体調悪化を機に、2009年(当時40歳)に代表取締役就任。同社の2代目経営者として販路拡大に取り組み、承継当時約20社だった取引先が今では6,900社超までに成長。従業員数も10名前後から42名まで増加。
「ものを思う。ひとを思う。」を企業理念とし、準工業地域である横浜市都筑区・東山田地域の活性化やSDGsの取り組みから、企業価値向上と顧客信頼につなげている。
株式会社スリーハイについて
株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。
会社名:株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
設立 :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売
公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/
公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/
株式会社スリーハイが取得している認証・認定
健康経営優良法人認定
地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する経済産業省の制度です。スリーハイの喫煙率は0%と極めて低く、健康診断の受診率は100%と従業員の健康第一の経営を行っています。
かながわSDGsパートナー
SDGs の取り組みを実施し、公表している企業、NPO、団体、大学を「かながわSDGsパートナー」として神奈川県が登録し、連携することで県内のSDGsに関する企業、NPO、団体、大学の取り組みを促進させることを目的としています。工場と住宅が混在する準工業地域で、地域住民の理解を深めるため運営を開始した、弊社製品のショールーム兼コミュニティカフェとして「カフェ&ファクトリー DEN」等の取り組みが評価され登録されました。
※スリーハイは、第3期に登録されています。
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