HIRAC FUND、ファンクラブプラットフォームを提供する株式会社Nagisaに出資
出資の背景
国内のソーシャルメディア(SNS)利用は拡大※1しており、タレントやクリエイターはマスメディア出演だけでなく、SNS投稿・配信を行うなどファンやユーザーとの接点が変化しています。また、クリエイターを中心とした経済圏を指す「クリエイターエコノミー」の市場規模は2022年1兆6,552億円と推計※2されており、拡大の理由としてクリエイター・ユーザーの裾野の拡大やファン化の進展とそれに伴うプラットフォームの変容、新興サービス・新ジャンルの普及、クリエイター支援サービスの拡充が要因であると考察※2されています。また、ファンがより直接的にクリエイターを支援する事例も増加し、「モノ/サービスの販売プラットフォーム」と「ファンコミュニティ」の融合が起こり始めた点も、クリエイターエコノミー市場の更なる発展への後押しとなっていると考えられます※2。
この度出資したNagisaは、「構想はいつも、実現を待っている」をミッションに掲げ、タレント・クリエイターとファンをつなぐオンラインプラットフォーム『FAM』を提供しています。ノーコードでファンクラブが作成できるため、ファンクラブのDX、ファンクラブ経済圏の拡大、ファンクラブ会員数の拡大を支援。実際に俳優・タレント・アイドル・クリエイターの方に導入が進んでいます。
URL:https://nagisa-inc.jp/business/works
当社は、ファンクラブならびにクリエイターエコノミー市場の更なる発展に資するサービスを提供しており、順調に『FAM』のユーザーを拡大している成長性、代表横山氏の経営手腕に期待しこの度出資をいたしました。今後は、事業展開、採用、広報、ファイナンスなど様々な領域で支援してまいります。
※1 総務省「情報通信白書 令和5年版」(2023年7月4日公表)より、ICTサービス及びコンテンツ・アプリケーションサービス市場の動向・日本のソーシャルメディア利用者数の推移及び予測において日本のソーシャルメディア利用者数は、2022年の1億200万人から2027年には1億1,300万人に増加すると予測されている
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd247100.html
※2 三菱UFJリサーチ&コンサルティング「国内クリエイターエコノミーに関する調査結果(2023年)」(2023年10月31日公開)より
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2023/10/cr_231031_01.pdf
ファンクラブプラットフォーム『FAM』について
『FAM』は、タレント・クリエイターとファンを繋ぐオールインワンファンクラブプラットフォームです。誰でも簡単にノーコードでファンクラブを作成することができ、動画配信、ライブ配信、ブログ等のファンクラブ運営に必要な機能が無料でご利用いただけます。
株式会社Nagisaについて
<代表プロフィール>
代表取締役社長 横山 佳幸
2007年にKDDI株式会社に入社後、代理店法人営業に従事。その後株式会社ネットエイジ(現・ユナイテッド株式会社)に入社、社長室、海外駐在、VC、新規事業などの経験し、2010年5月に株式会社Nagisaを創業。100以上のアプリをリリースし、累計で4,000万ダウンロードの実績を持つ。その後2020年10月に株式会社メディアドゥにM&A。2023年にマネジメント・バイアウト(MBO)を実施した。
<会社概要>
会社名:株式会社Nagisa
代表者:代表取締役社長 横山 佳幸
事業内容:スマートフォンアプリ・ウェブサービスの企画・開発・運用
設立:2010年5月
本社:東京都渋谷区渋谷3丁目9-10 KDC渋谷ビル8F
HIRAC FUNDの出資を受けてのコメント
株式会社Nagisa 代表取締役社長 横山 佳幸 氏
HIRAC FUND代表パートナーである古橋さんとはスタートアップ業界で切磋琢磨してきた起業家の仲であり、MBOを実施した直後から出資の可能性についてディスカションをしていただいておりました。そこに甚野さんも加わって非常に頼もしい方達に恵まれ、今回の機会をいただけたことを大変嬉しく思います。
当社が関わるマーケットには大きな変化が起きており、当社がタレント、クリエイターファーストなサービスを届け、「タレント、クリエイターとファンをつなぐ、日本最大級のプラットフォームを創る」ことを目標とし、今回のラウンドを経てさらに大きく成長をしていきたいと考えております。
HIRAC FUND概要
HIRAC FUNDは、テクノロジーによる社会課題解決を目指すシード・アーリーステージのスタートアップに特化したアントレプレナーファンドです。
<2号ファンドについて>
名称:HIRAC FUND2号投資事業有限責任組合
ファンド総額:61.5~80億円(予定)
投資対象:国内外のシード・アーリーステージを中心としたIT/テクノロジー企業全般
無限責任組合員:マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社
(参考)「マネーフォワードグループのHIRAC FUND、2号ファンドのセミ・ファイナルクローズを実施し総額61.5億円に」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000104600.html
マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社について
名称:マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(株式会社マネーフォワード100%子会社)
所在地:東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者:古橋智史、金坂直哉
事業内容:ファンドの募集・運営
設立:2020年5月25日
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