猫の総合健康管理サービス「CatsMe!」を提供する株式会社Carelogy、資金調達を実施
リリース半年で世界47ヵ国、15万ユーザーが利用する猫の痛み検知AIを全面リニューアルし、猫の総合健康管理サービス「CatsMe!」を正式リリース
背景と目的
当社は、猫の顔写真をアップロードするだけで、AIが猫の表情を分析して痛みの徴候を調べることができるWebアプリ「CPD:Cat Pain Detector(キャット・ペイン・ディテクター)」を提供しています。本サービスは、当社と動物のいたみ研究会(代表:枝村一弥・日本大学)との共同研究・開発により生まれたものであり、リリースから約半年で世界47の国・地域、15万人以上のユーザーにご利用いただきました。また、これまでに判定された画像も用いてAI学習を進めていった結果、判定精度も95%に到達しています(2023年9月末時点)。
この度調達した資金は、主にサービスの開発強化に活用する予定です。また、今後は痛み検知機能を軸とした総合的な健康管理サービスへと発展させていきたいという思いからサービス名を「CatsMe!(キャッツミー)」 に変更し、サービスも全面リニューアルいたしました。
特に、過去の写真と判定結果を見返せるアルバム機能を充実させたことで、動物病院で先生に画像を見せる際のツールとしても活用できると考えております。今後は動物病院など臨床現場で利用することを想定したプロフェッショナル版の開発も行っていきます。
「CatsMe!(キャッツミー)」リニューアル詳細
※今回拡張した機能は、プレミアム版(月額480円(税込)~)にご登録いただいた方がご利用になれます。 なお、プレミアム版は初月無料でご利用になれます。
利用方法
以下のURLでアクセス、または下記のQRコードよりアクセスします。
https://cpd.carelogy-japan.com/index_free
投資家からのコメント
QXLV(クオンタムリープベンチャーズ)
代表パートナー 古谷 健太郎 氏より
「コロナ禍で大きく拡大したペット市場の特徴は、ペットの家族化です。特に、核家族や単独世帯においては、これまでの飼育対象の枠を超え、より家族的な役割を担いつつあります。そのなかでフードやケア用品など、周辺市場は盛り上がりを見せていますが、大きな変革が起こっていないのが、ペット医療です。より健康で長生きをしてほしいという飼い主の要望が増えるなか、「キャッツミー」がその答えになると期待し、崎岡さん率いるケアロジー社に出資させてもらいました。β版リリースから約半年での15万ユーザー獲得と順調なスタートを切っておりますが、今回の調達を期に更なる飛躍を遂げられるよう、ご支援してまいります。」
株式会社Carelogy代表からのコメント
株式会社Carelogy
代表取締役/CEO 崎岡豪 より
「現状、ペットテック市場は世界的に広がりを見せていますが、飼育支援テックがその多くを占めており、『ペットが動物病院に行けていない』という構造的な課題にチャレンジしている事例は多くありません。そんな中、多くの方のご支援をいただき、猫の表情から痛みの徴候を検知できるAIの開発に成功し、リリースから半年足らずで世界中の飼い主の方に利用していただけるサービスを展開することができました。これは、前述の課題に対するアプローチとしては大きな一歩であると思っております。今回、私たちのビジョンやその戦略に共感いただき、クオンタムリープベンチャーズ様より資金調達を実施することになりました。ユーザの拡大、展開地域の拡大など更なる飛躍のため、精進してまいります。」
株式会社Carelogyについて
「医療の民主化(=だれでも、どこでも、簡単に高度医療が享受できる世界)」を目指すAIカンパニーです。
【株式会社Carelogy 会社案内】
会社名 :株式会社Carelogy
所在地 :東京都中央区銀座8-15-10, 銀座ダイヤビル1012
設立 :2021年2月
代表者 :代表取締役 崎岡豪
企業サイト:https://carelogy-japan.com/hp/ja/
事業内容 :診療支援AIの企画開発、およびDX推進コンサルティング
【Copyright/商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
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