スタンダード・リンク株式会社および株式会社エーイーエスラボ、大阪健康安全基盤研究所と共同で開発中の病原性微生物のオンサイトモニタリングシステム、学会で成果を発表
スタンダード・リンク株式会社および株式会社エーイーエスラボ、大阪健康安全基盤研究所と共同で開発中の病原性微生物のオンサイトモニタリングシステム、学会で成果を発表
スタンダード・リンク株式会社(以下、スタンダード・リンク)(本社:東京都千代田区、代表:大久保俊一)とグループ子会社である株式会社エーイーエスラボ(以下、エーイーエスラボ)(本社:鳥取県鳥取市、代表:馬場貴志)は、鳥取県産業未来共創研究開発補助金〔未来挑戦型(宇宙産業)〕に採択され、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(大阪府大阪市)と共同で開発を進めている病原性微生物のオンサイトモニタリングシステムについて、2024生態工学会年次大会(2024年6月29~30日)で成果発表を行いました。
https://see.gr.jp/event/2024/taikai.html
本成果発表では、ヒトに対する病原微生物を現場(オンサイト)で迅速に検出できる、持ち運び可能な病原微生物オンサイトモニタリングシステムの開発について、クーリングタワーのレジオネラ菌数の測定を1.5時間で可能にした研究成果を発表し、研究者をはじめ、民間企業からもシステムの実用化に向けて大きな期待が寄せられました。
今後の展望として、スタンダード・リンクがもつセンサー技術、画像処理技術、エッジAI技術を組み合わせることで、微生物のアウトブレイクの兆候を予測し、いち早くアラートを出せるシステムの構築を目指します。このシステムにより、アウトブレイクの予防と迅速な対策が可能になり、日常的な衛生管理に大きく貢献できることが期待されます。また、今後はレジオネラ菌以外の病原微生物にも対応できるオンサイトモニタリングの拡大を予定しており、水による感染症の早期発見と予防に寄与します。将来的には、このシステムを開発途上国にも提供し、公衆衛生の向上に貢献することを目指しています。
スタンダード・リンクは、将来の技術革新と市場拡大に向け、IoT、カメラ技術、AI開発のエキスパートとして、新しい価値の創造と可能性の拡充を目指しています。特に、エッジAIシステムの研究と開発を推進しており、革新的な技術を駆使して多岐にわたる産業にサービスを提供しています。
エーイーエスラボは、農業と環境に科学的に貢献することを使命とし、分析、研究開発、コンサルティング業務を行っています。
【企業情報】
社名:スタンダード・リンク株式会社
本社所在地:東京都千代田区岩本町2-9-9 TSビル2階
代表取締役:大久保 俊一
事業内容:映像解析AIプラットフォームの開発、及びコンサルティング
設立: 2022年2月
HP:https://standard-link.jp/
社名: 株式会社エーイーエスラボ
本社所在地: 鳥取県鳥取市湖山町北2-905
代表取締役: 馬場 貴志
事業内容: 農業・環境に関する分析・研究開発、及びコンサルティング
設立: 2017年3月
HP:https://aes-lab.hp.peraichi.com/
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