【ONEマーケ、会社員以外の働き方に関する比較調査を実施】「会社員以外の働き方」は安定も自分らしさも叶える“理想の手段”?堅実志向が主流の中、世代別の本音が明らかに。

全世代を通して“自然な選択肢”として浸透しつつある一方、未だ“特別な働き方”と捉える声も

株式会社STILE

【ONEマーケ、会社員以外の働き方に関する比較調査を実施】「会社員以外の働き方」は安定も自分らしさも叶える“理想の手段”?堅実志向が主流の中、世代別の本音が明らかに。

好きな時間・好きな場所で、自由に生きるフリーランス志望のキャリアスクール「ONEマーケ (ワンマーケ)」を運営する株式会社STILE(所在地:東京都新宿区、代表取締役:東方 嘉弘)はこの度、学生120名、社会人(独身層)120名、社会人(子持ち層)120名を対象に「会社員以外の働き方に関する比較調査」を実施しました。

本調査では、世代別に見る働き方への価値観、会社員以外の働き方への認識、会社員以外の働き方を視野に入れるために求めることなど、世代間で会社員以外の働き方に対する認識がどのように変化しているのかを明らかにしました。


◆調査背景

2025年1月30日に、株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 Gakkenが、フリーランス・起業・副業などの組織に属さない、個人による働き方をわかりやすく解説したキャリア教育本「会社員以外の働き方(※1)」を発売しました。

STILEはこの本の発売に伴い、「フリーランス・企業・副業などの組織に属さない働き方が浸透してきているのではないか」と仮説を立て、学生・社会人(独身層)・社会人(子持ち層)の3世代を対象に、働き方に求めることや会社員以外の働き方に対する印象など、世代別の認識の違いを調査しました。

※1:働き方が多様化する今にぴったり!フリーランスに特化した新時代のキャリア教育本『会社員以外の働き方』が発売!

◆調査概要

会社員以外の働き方に関するアンケート調査

調査方法:オンラインアンケート

回答方法:Q2/Q6は単一回答、Q1/Q3/Q4/Q5は複数回答可

調査対象:全国の学生120人/社会人(独身層)120人/社会人(子持ち層)120人

回答者数:n=360(各層 n=120)

調査期間:2025年3月

調査内容分析:株式会社STILE

※ 調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。

※ 本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【ONEマーケ (株式会社STILE) 調べ】とご明記ください。

◆調査結果サマリー

【1.世代別・働き方の価値観】
世代間で意見は大きく変化。学生は自己実現、独身社会人は現状維持、子持ち社会人は現実的な理想を求める結果に。

【2.会社員以外の働き方を選ぶ動機】
現状に対し不満を抱える意見が多数。収入・働く時間や場所・人間関係など、現職では満たされにくい理想を求める傾向。

【3.会社員以外の働き方への壁】
「行動しようとは思わない」層が多数。働き方にそれぞれ理想はありつつも、未だ堅実志向が主流であることが明らかに。

【4.会社員以外の働き方を視野に入れるには】
挑戦を支える安心材料の整備が今後の鍵。一方、会社員以外の働き方が未だ“特別なもの”という認識も根強く残る結果に。

【5.会社員以外の働き方への認識】
子を持つ親世代も“反対意見”は少数派。全世代を通して「会社員以外の働き方」を許容する傾向に。


【1.世代別・働き方の価値観】理想主義から現状維持、そして現実主義へ。世代や状況による価値観の変動が見て取れる結果に。

【1.世代別・働き方の価値観】理想主義から現状維持、そして現実主義へ。世代や状況による価値観の変動が見て取れる結果に。

「どのような基準で仕事を選びたい/選びましたか?」という設問に対し、3世代で仕事に対する価値観の違いが大きく出る結果となりました。

学生は理想を追い求め、"安定×自己実現"を重視

学生層は「収入の安定」(67.5%)、「好きなことを仕事に」(62.5%)、「ワークライフバランス」(43.3%)と、仕事への価値観は最も理想主義的な傾向が見られました。特に、収入の安定・好きなことを仕事にの両方を重視しており、安定と自己実現の両方を叶えたいという価値観が強く出ています。また、「基準はない」という回答は14.2%と最も低く、主体的に仕事を選びたいという姿勢も伺えます。

独身層は成長意欲よりも現状維持を重視

社会人(独身層)は「基準はない」という回答が38.3%と最も多く、“就職するのが当たり前”という認識が強いのか、仕事への価値観は他の層と比べ最も受動的であるとわかりました。また、学生層と比べ「好きなことを仕事に」(28.3%)や「成長できる環境」(9.2%)といった自己実現を求める回答が大幅に減少しており、現状維持を求めている人が多いとわかる結果となりました。

子持ち層は生活優先の“現実主義”へシフト

社会人(子持ち層)は「収入の安定」(35.8%)と「ワークライフバランス」(33.3%)が上位を占めており、最も現実主義的な価値観を持っている傾向が見られました。また、「好きなことを仕事に」(22.5%)や「成長できる環境」(13.3%)という回答は独身層と同様減少しているものの、「基準はない」という回答は少なく、子どもができたことで生活・家庭との両立から働き方の見直しを行った可能性も考えられます。

このような結果から、学生世代は「好きなことで生きていく」という考え方が強まっており、会社員以外の働き方への抵抗感が低くなってきている可能性があります。一方、社会人層は現状の安定性に価値を見出しており、選択肢を広げる視点は少なく感じます。ただ、社会人(子持ち層)は働き方を再評価するタイミングであるため、会社員以外の働き方も視野に入れるきっかけになるのではないかと考えられます。

【2.会社員以外の働き方を選ぶ動機】現状に対し不満を抱える意見が多数。収入・働く時間や場所・人間関係など、現職では満たされにくい理想を求める傾向。

【2.会社員以外の働き方を選ぶ動機】現状に対し不満を抱える意見が多数。収入・働く時間や場所・人間関係など、現職では満たされにくい理想を求める傾向。

「会社員以外の働き方を視野に入れていますか?」という設問に「はい/既に副業を実施している」と回答した層に対し、その理由を聞いたところ「収入を増やしたい」という回答が全世代50%以上と最も多い結果となりました。特に社会人(子持ち層)は61.2%と他の層と比べ10%ほど割合が高く、生活費や養育費など収入面での負担を背景に、現職の収入に対する不満が強いことが伺えます。

次に多かった回答は「働く場所や時間を自由にしたい」や「好きな時に休めるようにしたい」であり、働き方の柔軟性を求めていることがわかる結果となりました。会社員という形では、こうした柔軟性が得にくいと感じる人が多いようです。また、リモートワークの浸透などを背景に、場所に縛られない働き方への憧れがある一方で、現状では実現できていない職場が多いことを示唆しています。

一方、「自分のやりたいことに挑戦したい」や「キャリアアップや成長のため」といったポジティブな動機は、どの層も2割〜3割前後にとどまっており、理想の実現や成長より先に現状の課題を解決したいという意識が先行している様子が伺えます。

会社員以外の働き方を検討する動機の多くは、現在の職場環境や待遇に対する不満からくるものであることがわかりました。しかしその根底には、「もっと稼ぎたい/もっと自由に働きたい/自分のペースで休みたい」といった、働き方への前向きな理想や願望も存在しています。会社員以外の働き方は、単なる“逃避”ではなく、働き方の理想を実現する手段として、今後益々注目されていくと考えられます。

【3.会社員以外の働き方への壁】「行動しようとは思わない」層が多数。働き方にそれぞれ理想はありつつも、未だ堅実な選択が主流であることが明らかに。

【3.会社員以外の働き方への壁】「行動しようとは思わない」層が多数。働き方にそれぞれ理想はありつつも、未だ堅実な選択が主流であることが明らかに。

「今後、会社員以外の働き方(フリーランス・起業・副業)を視野に入れていますか?」という設問に対し、全ての層の6割以上が「いいえ」と回答しました。またその理由を調査したところ、どの層でも共通して「安定した収入が欲しいから」という回答が最も多くあげられました。この結果から、働き方が多様化している現代においても、経済的な安定が依然として重要な判断軸となっていることがわかります。

学生も未だ“現実的な選択肢”ではない印象

注目すべきは、Q1で学生は自己実現的な回答が多かったのにも関わらず、今回の設問では働き方に対して比較的保守的な意見が多い点です。学生は社会経験が少ないため、会社員以外の働き方がどれほど現実的かを判断しづらいのではないかと考えられます。また、「安定した収入が欲しいから」が56.3%と全世代で圧倒的に多く、現時点で会社員以外の働き方が安定を得られるイメージがないことを示しています。

社会人層は“キャリアを変える必要性”を感じていない傾向

一方で、社会人(特に独身層)では約7割が「いいえ」と回答し、現在の生活や安定した収入を重視している傾向がより強く現れています。また、その理由も「会社員の方が合っている」(34.1%)、「安定した収入が欲しい」(31.7%)となっており、“ネガティブな不安”より、“現状のライフスタイルへの納得感”から来ているように見て取れます。

このような結果から、各層で働き方の理想は様々ありつつも、依然として堅実志向が主流であるということがわかりました。ただその一方で、「はい/すでに副業を実践している」という回答も全ての層で4割近く存在しており、堅実志向が多数派であるものの、理想の働き方を模索する動きが少しずつ広がっている兆しも見て取れます。

【4.会社員以外の働き方を視野に入れるには】挑戦を支える安心材料の整備が今後の鍵。一方、会社員以外の働き方が未だ“特別なもの”という認識も根強く残る結果に。

【4.会社員以外の働き方を視野に入れるには】挑戦を支える安心材料の整備が今後の鍵。一方、会社員以外の働き方が未だ“特別なもの”という認識も根強く残る結果に。

「もし会社員以外の働き方を選ぶとしたら、何があれば挑戦しやすいですか?」という設問に対し、3世代で重要視するポイントが大きく分かれる結果となりました。

学生は“準備環境”が挑戦の第一歩に

学生層は「知識・スキルが学べる環境」という回答が45%と最も多く、その後「金銭面の支援」(37.5%)、「相談できるコミュニティ」(33.3%)という結果になりました。学生層は「学び」が挑戦の出発点であり、“挑戦のための準備環境”の必要性を強く感じているとわかります。彼らにとっては、会社員以外の働き方は“夢のようなもの”であり、具体的な道筋が見えれば挑戦したいという意欲が伺えます。

独身層は“挑戦より安定”を優先

社会人(独身層)では、「金銭面の支援」(35.8%)と「社会保障の充実」(31.7%)という回答が上位であり、挑戦するには経済的な安心感が不可欠であるという意識が伺えます。また、「何があっても挑戦しようと思わない」という回答が35%を占めており、生活の基盤を一人で支える立場として、会社員以外の働き方という挑戦的な選択はしない“一定のリスク回避思考”があるのも特徴的です。

子持ち層は“挑戦”には前向きな反面、“責任”との狭間で揺れる

一方、社会人(子持ち層)では「社会保障の充実」という回答が32.5%と最も多く、次いで「知識・スキルが学べる環境」(30.8%)と「金銭面の支援」(30.8%)が拮抗して上位に位置しており、独身層と比べ挑戦することには前向きという意識が伺えます。その反面、家族を養う責任から補償や支援の仕組みが整っていないと一歩が踏み出せないというのも本音ではないかと考えられます。

このような結果から、会社員以外の働き方を選ぶには「情報・お金・制度」といった安心材料が不可欠であることが分かりました。特に学生は知識・スキルへのニーズが高く、社会人は生活基盤の安定に関する支援を求めています。また、「挑戦しない」と答えた割合も全世代で一定数おり、働き方の多様化が進む一方で、まだ“会社員以外の働き方”が特別なものであるという意識も根強く残っているといえます。

今後、制度や環境の整備、ロールモデルの提示によって、“やってみたいけど踏み出せない”層が一歩を踏み出せる社会づくりが求められます。

【5.会社員以外の働き方への認識】子を持つ親世代も“反対意見”は少数派。全世代を通して「会社員以外の働き方」を許容する傾向に。

【5.会社員以外の働き方への認識】子を持つ親世代も“反対意見”は少数派。全世代を通して「会社員以外の働き方」を許容する傾向に。

「もし子供がフリーランス・起業をしたいと言ったらどうしますか?」という設問に対し、どの層も6割以上がポジティブな反応を示しており、会社員以外の働き方を“応援する空気”は広がりつつあることがわかる結果となりました。特に学生層は70.8%が「賛成する」と答えており、自分が選ばなかったとしても、次世代の選択肢として肯定する様子が伺えます。

注目すべきは、実際に子どもを持つ社会人においても65.0%が賛成している点です。フリーランスや起業に対する世間の認識が徐々にポジティブに変わってきている証拠ともいえるでしょう。一方で、「反対」と回答した人も3〜4割程度存在しており、その背景には「安定性への不安」や「世間体」「失敗リスクの心配」など、従来の価値観が根強く残っている可能性があります。

このような結果から、“働き方の多様性”を受け入れる雰囲気が着実に浸透していることがわかります。特に若い世代だけでなく、親世代にもその意識が広がっているのは注目に値します。このような価値観の変化が、将来的にフリーランスや起業、副業といった会社員以外の選択肢を「特別なもの」から「自然なキャリアのひとつ」へと変えていく可能性を秘めています。

堅実志向の中にも「自由に自分らしく働きたい」ニーズが見え始めており、“踏み出せない層”が一歩を踏み出せる社会作りが次の課題に。

今回の調査から、会社員以外の働き方というものは着実に浸透してきているものの、未だ現実的な選択肢にはなっていないという現状が浮き彫りになりました。特に【2.会社員以外の働き方への壁】にあった設問で、全体の6割以上が「会社員以外の働き方を視野に入れていない」と回答しており、会社員の安定した収入や社会保障を求めているという背景から、堅実志向が依然根強いものであると裏付けられます。

一方で、【3.会社員以外の働き方を選ぶ動機】の結果から「収入を増やしたい」「時間や場所に縛られずに働きたい」「人間関係のストレスを避けたい」といった、“会社員としての不満や理想の実現欲求”も浮かび上がっています。特に子持ち社会人では「収入」や「休みやすさ」へのニーズが高く、家庭との両立を模索する声が見受けられました。

また、【4.会社員以外の働き方を視野に入れるには】の回答では「知識・スキルが学べる環境」「金銭的な支援」「相談できるコミュニティ」といったサポートがあれば挑戦しやすくなるという声が学生層/社会人(子持ち層)を中心に多数存在しており、挑戦することに前向きな人が増えてきていることも明らかになりました。

調査を通じて見えてきたのは、現状はまだ「会社員=安定」という考え方が主流であるものの、理想の働き方や環境に対して強い関心を持つ人が増えてきているということです。今すぐにフリーランスや副業に踏み出す人は少数派かもしれませんが、知識・経験・環境が整えば挑戦したいという声も多く、今後、支援制度や学びの場が広がることで、会社員以外の働き方を選ぶ人はさらに増加していくと予測されます。


◆スキルを磨いて会社員以外の働き方を叶えるキャリアスクール「ONEマーケ(ワンマーケ)」について

◆スキルを磨いて会社員以外の働き方を叶えるキャリアスクール「ONEマーケ(ワンマーケ)」について

好きな場所・好きな時間で、夢中で生きていく。ONEマーケは、”好き・得意”を活かしてフリーランス・起業・副業などの会社員以外の働き方を目指せるキャリアスクールです。

Webデザイン、動画編集、カメラなど、さまざまなクリエイティブスキルを学んで、自分だけのクリエイティブを発揮しながら自由に働く生き方だけでなく、Instagram、TikTokなどのSNSを活用しながら、自分だけの”好き・得意”を活かしたマイブランドを立ち上げ、インフルエンサーのように影響力をつけていく生き方を目指すことができます。

ただのスキル習得だけではなく、収入目標やライフスタイル目標を共に目指すサポート体制を整え、完全未経験の初心者から実践できるので、まずは副業として収入を安定させながら、新しいキャリアを作るのにピッタリです。

さらに、現役フリーランスから個別にフィードバックを受けながら、直接、細かな添削を受けられる専属サポート体制を整えているので、一歩ずつ着実に、自己成長や新たなキャリアへ挑むことができる、そんな時間や場所を選ばずにスキマ時間で挫折せずに、自分らしいライフスタイル実現を目指せるのが特徴です。

ONEマーケ 公式HP:https://one-marke.jp/

◆ 株式会社STILEについて

株式会社STILEでは、「一人ひとりが自分らしさとともに、夢中な人生を歩み続ける世の中を創る」をビジョンに据え、2017年に創業いたしました。主要事業である『ONEマーケ(ワンマーケ)』では、一人ひとりが自分らしい人生への挑戦を叶えられるよう、Webデザインや動画編集などのクリエイティブスキルの習得、SNSマーケティングを活用した一人ひとりの新規ブランド立ち上げ、収益化をサポートしています。

【ONEマーケ 公式SNS】

ONEマーケ 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/one_marke

STILE代表 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/y_higashikata

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会社概要

URL
https://stile-inc.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区新宿 二丁目13番10号 武蔵野ビル1階
電話番号
03-5369-6425
代表者名
東方嘉弘
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年06月