子どもたちのリアルな声から学ぶ——“ありがとうの気持ちがこもったお金”を体験するキッズフリマ
大人立ち入り禁止エリアで、子どもが自ら考え・判断し、販売・収支管理を行う“子ども主体の経済学習の場”を提供

NPO法人キッズフリマ( https://kids-fm.jp )では、子どもたちが自分で考え、決めて、行動できる“子ども主体のフリーマーケット”を開催しています。
私たちはこの活動を通して、子どもたちがどんなことを感じ、どんな学びを得ているのかを大切にしており、今回そのリアルな声を集めて公開しました。
販売の工夫に悩んだり、接客を優先する判断ができたり、「利益は買ってくれた人のありがとうの気持ちがこもったお金なんだ」と気づいたり──。
短い時間の中で生まれる子どもたちの気づきには、毎回私たち自身も驚かされます。
■子どもの声から見える“リアルな学び”

<小学6年生/参加3回目>
「意外と物を売るのはむずかしい。他のお店を見て、ならべかたをかえたり、うまく売る工夫ができた。」
→ 比較して改善する“マーケティング思考”が自然と育つ。

<小学3年生/参加1回目>
「『お客さま全員がほしがるものはない』とわかった。つかれたけど楽しかった。」
→ “売れない経験”を通じて、需要の違いを理解。
<小学6年生/参加1回目>
「利益とは買う人も売る人もありがとうの気持ちがこもったお金だと知った。」
→ お金の本質である“価値交換”を体験的に学ぶ。
<小学5年生/参加3回目>
「セットで売ったり、値引きの工夫をした。書くことよりお客さんをゆうせんした。」
→ 状況判断・接客優先など、販売現場で求められる判断力が身につく。
■体験だからこそ身につく非認知能力
子どもたちの言葉からは、キッズフリマの中でどんな力が芽生えているのかがはっきり見えてきます。
机の上の学習ではなく、 “自分で判断し、動いて、振り返る” という体験だからこそ、次のような力が自然と育っています。
・自分で考える力
・試行錯誤/改善力
・コミュニケーション
・判断力
・お金の理解(価値・利益の概念)
■ 実施背景
キッズフリマは“大人が入れないエリア”で実施することで、子どもが自分で考え、決め、行動する環境を用意。
販売・接客・収支計算までを自分の力で行うことで、主体性を最大化する仕組みを整えています。
■今後の展開
11月開催予定のキッズフリマイベントについては、公式サイト( https://kids-fm.jp )で随時公開しています。
子ども主体の活動に関心をお持ちのメディア関係者の方には、現場取材や体験レポートも可能です(必ず事前にご連絡をお願いします)。
■代表コメント
「子どもたちの言葉には、その瞬間の学びがぎっしり詰まっています。
失敗も成功も含めて、自分で考えて、行動したからこそ出てくる言葉です。
こうした一次情報を通して、子どもたちが自分で決める力の大切さを実感してもらえればうれしいです。」
— NPO法人キッズフリマ 代表 赤池慶彦
お問い合わせ先
NPO法人キッズフリマ
住所:〒164-0013 東京都中野区弥生町4-3-9
電話:03-3384-0675(平日12:00~15:00)
メール:info@kids-fm.jp
ホームページ: https://kids-fm.jp
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