「第2回サステナブル・リテイリング表彰」受賞施策が決定!
オイシックス、アークス、セブン-イレブンら5社が受賞
■サステナブル・リテイリング表彰
サステナビリティを実現する食品小売企業の施策を募集し、集まった施策の中から専門家陣の選定によって受賞施策を決定し表彰する企画。2022年よりスタートし開催は今年で2回目。今年は18組織から30の施策が集まり、そのなかから下記の3つの賞を決定しました。
■選出・審査方法
専用フォームを通じて候補施策を募集(募集期間23年9月1日~10月15日)。その後、選考委員会の審査によって3つの受賞施策を選出した。審査は、次の10項目により定量評価(該当項目の数や平均スコアなどから)「顧客・従業員・取引先・地域への波及、効果」「環境問題への貢献」「ダイバーシティ・人権への対応」「健康・福祉への貢献」「定量的な結果」「経済・業績への貢献」「新規性・アイデア性」「今後の拡張性」「企業間による連携」「食品小売業が取り組む意義」し、絞り込んだ施策の中からディスカッションにより、最終的に受賞施策を決定した。
プロダクト・イノベーション賞
「アップサイクル食品開発の取り組み~Upcycle by Oisix~」
オイシックス・ラ・大地株式会社
従来、捨てられているものに付加価値をつけ新たな製品とする「アップサイクル」に着目。21年7月にフードロス解決ブランド「Upcycle by Oisix」を発売した。23年9月末までに79品のアップサイクル商品を開発し、計約96トンの食品ロスを削減している。その商品開発・プロデュース力の高さから、メーカーからの共同開発の依頼や、食品小売店での商品の取り扱いが増えており、食品小売業のビジネスの核である「食」「商品」を通じてサステナビリティを実践する先進事例として受賞
「Leave no one behind (誰も取り残さない)賞」
「買物難民対策」 株式会社アークス
商圏エリアで人口減少、少子高齢化が進み買物が困難になってしまった地域・人々に、ネットスーパー、超極小型店舗の出店、「無料お買い物バス」の運行という3つのアプローチで対応。いずれの事業も黒字化させており、サステナビリティをビジネスによって実現していく姿勢、また買物が困難な人も取り残さず、自社の経営資源を活用して買物機会の提供を行っている点が、SDGs(持続可能な開発目標)が掲げるビジョン「Leave no one behind(誰も取り残さない)」を体現しているとして受賞
「企業間連携賞」
「先進的な省エネ・創エネ・蓄エネ設備を備えた新たな環境負荷低減店舗の挑戦」
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、サンデン・リテールシステム株式会社
東洋エンジニアリング株式会社、株式会社日立製作所、株式会社リコー
5社で連携し、次世代型の環境負荷低減店舗「セブン-イレブン三郷彦成2丁目店」(埼玉県三郷市:23年2月開店)を開発。各社の先端技術を搭載することで、13 年度比で店舗の購入電力量は約 60%、CO2排出量は約 70%の削減を見込み、従来よりサステナビリティを実現する店舗創造に成功している。いまだ実験店ではあるが、いまや社会インフラにもなっているコンビニ店舗を革新していく気概、また企業間連携を実現していく各社のリーダーシップが評価され受賞
■結果発表
詳細ページはこちら
https://diamond-rm.net/management/474064/
■選考委員紹介(あいうえお順)
加賀田 和弘(小樽商科大学商学部 准教授)、加藤孝治(日本大学大学院総合社会情報研究科 教授)
篠原 欣貴(立命館アジア太平洋大学国際経営学部 准教授)、宮川宏(専修大学経営学部 准教授)
渡辺 林治(東京大学大学院医学系研究科 特任講師)
■主催
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
■協力パートナー、後援
本企画にご賛同いただいた下記の団体、省庁に協力・後援いただいております。
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