QO、生活者見立て通信#002「お金をかける意味を見出したい“クリエイティブな、ミニマル賢者”」を公開/QO株式会社
注目した生活者動向:物価高や実質賃金マイナスなど高まる経済不安の中で「自分にとって意味のあるものに対する消費・選択志向」が強まる
リサーチとプランニングを手掛けるQO株式会社(代表取締役社長:恒藤優/本社:東京都中央区、以下「QO」)は、2024年9月19日に生活者見立て通信の第二回「お金をかける意味を見出したい“クリエイティブな、ミニマル賢者”」を公開しました。
生活者見立て通信は、主にマーケティングの戦略立案に関わる方々を対象に、世の中の流行や最新トレンドに関する複数の事例から背景にある太い潮流やインサイト、見立てについて独自の視点でまとめた定期レポートです。
資料は以下からご覧いただけます。
●生活者見立て通信#002「お金をかける意味を見出したい“クリエイティブな、ミニマル賢者”」_抜粋版資料(PDF)
※背景のインサイトや生活者攻略の“ツボ”等も掲載のある完全版をお求めの場合は、下記までお問い合わせください。
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【概要】生活者見立て通信#002「お金をかける意味を見出したい“クリエイティブな、ミニマル賢者”」
今回の生活者見立て通信では、以下の生活者動向に焦点をあてました。
生活者動向: 消費するだけでは満足しない現代人は「作る・手をかける」ことで意味を見出す
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2024年4月にデロイト トーマツ グループが男女5,000人を対象に実施した調査によると、「節約と贅沢のメリハリをつけるようになった」「コストパフォーマンスを意識するようになった」と回答した人が3割弱にのぼった。
(出典:デロイト トーマツ グループ、2024年「2024年度「国内消費者意識・購買行動調査」物価高に伴う消費者マインドを捉える」)
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TikTokにおいて、「今は節約中」など財務状況を周囲の人と共有し合うことで、お互いの状況を尊重した行動を促す「#loudbudgeting(うるさい倹約)」が1000万回以上の再生回数を記録した。
(出典:NEW STANDARD株式会社・TABI LABO、2024年「2024年は「節約を隠さない」。新たなトレンドが幕を開ける!」)
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ロフトワーク代表取締役 林千晶氏のインタビューでは、以下のように述べている。
(人々は)「つくることで、自分たちで生活を形づくっていけるという感覚を取り戻していきます。(中略)消費の時代には計画を遂行し計画の中で生きることが不安を消していったのですが、クリエイティブな時代にはむしろ思ってもいなかったような計画外のことが大事になるのかもしれません。」
(出典:キリンホールディングス株式会社・未来シナリオ会議、2018年「消費の時代からクリエイティブな時代へと変わる」)
今回執筆したQOプランナーの土師氏、秋山氏は、この生活者動向の裏側にあるインサイト、見立てについて以下のようにコメントしました。
QOプランナー:土師氏、秋山氏
「1円たりとも無駄なものにお金をかけたくない生活者も、単なる節約・倹約にはうんざり。
「自分にとって意味のあるもの」を見つけ出して、そういうモノ・サービスにはきちんとお金と手間をかけたいという気分が高まっているのではないでしょうか。」
このほか生活者見立て通信では、今回着目した社会動向に関する様々な事例や見立てとともに、日々のマーケティングに活用するための「攻略のツボ」もQOプランナーがご提案しています。
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【ご参考】公式noteで「生活者見立て通信 編集部こぼれ話」を発信中
QO公式noteでは、生活者見立て通信の執筆にあたってのこぼれ話をご紹介しています。QOのプランナーがめぐらせた思考過程や苦労したこと、「見立て」をつくるコツなどざっくばらんにお届けしています。あわせてご覧いただけましたら幸いです。
https://note.com/qo__note/n/n786f7e700fed
【QO株式会社 会社概要】
代表取締役社長:恒藤優
本社:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F
設立:1965年6月
事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業
URL:https://www.q4one.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
QO株式会社 広報室
MAIL:corporate.info@q4one.co.jp
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