人口減少は、日本の絶望か？希望か？ 内閣総理大臣賞受賞NPO・SETが語る新Podcastシリーズが始動

―東日本大震災から約15年、過疎地の現場で見えてきた希望を全5回でひも解く

　東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市で若者と地域の協働事業を展開する認定特定非営利活動法人SET（本部：陸前高田市、理事長：三井俊介）は、公式ポッドキャスト「人口減少時代の"新しい豊かさ"を語り合う SET Podcast」にて、新シリーズ「SETの未来をのぞくシリーズ」の配信を2025年12月12日（金）より開始いたしました。

本シリーズは、2025年11月に「第20回オーライ！ニッポン大賞」内閣総理大臣賞を受賞したことを記念し、SETの15年間の活動とこれからの未来を全5回にわたって振り返る特別企画です。

■ シリーズ概要

シリーズタイトル： SETの未来をのぞくシリーズ

配信期間： 2025年12月12日（金）〜 全5回

配信頻度： 毎週金曜日

配信プラットフォーム： Spotify、AmazonMusic

本シリーズは、全5回の配信を通じて、SETがなぜ生まれ、何を大切にし、どのような未来を目指しているのかについて語り合います。

■ 各回の配信内容

【第1回】12月12日（金）配信
「人口減少」は希望か？内閣総理大臣賞受賞NPOが語る、若者が田舎を目指す理由

【第2回】12月19日（金）配信予定

1人の若者のモヤモヤが希望に変わるまで —— SETの原点と、偏差値では測れない「豊かさ」の正体

【第3回】12月26日（金）配信予定

若者と田舎の出会いが起こす奇跡。なぜ彼らは涙を流すのか？

【第4回】1月9日（金）配信予定

新たなナラティブ——田舎こそ、若者が豊かにチャレンジできる場所へ

【第5回・最終回】1月16日（金）配信予定

2050年の日本は「人口が減るからこそ豊か」になる？都市と田舎の新しいパートナーシップと"共助"の未来

■ シリーズへの想い

SETは、東日本大震災の2日後に大学生たちが立ち上げた団体です。あれから15年。東北の復興に寄与することから始まった活動は、人口減少という日本全体の課題に向き合う取り組みへと進化してきました。2025年11月、「オーライ！ニッポン大賞」内閣総理大臣賞という形で15年間の活動を評価いただいたこの節目に、私たちの原点と未来を皆さんと共有したいと考え、本シリーズを企画しました。

■ 理事長コメント

「この15年間、私たちは“人口が減っていく地域”の現場で、若者や地域の方々と向き合い続けてきました。そこで見えてきたのは、人口が減ることそのものよりも、『人と人の関係がどう育まれるか』こそが、地域の未来を左右するのでは？という仮説です。本シリーズでは、震災をきっかけに始まったSETの歩みを振り返りながら、なぜ今『人口減少は希望になりうるのか』を改めて問い直します。過疎地の現場で起きた小さな出来事や、若者の変化、地域との協働の積み重ねは、これからの日本社会にとって重要なヒントになると感じています。設立15周年、そして内閣総理大臣賞受賞という節目に、私たちが見てきた『未来の兆し』を、より多くの方と共有できれば嬉しいです。」

■ 認定NPO法人SETについて

SETは「一人ひとりの“やりたい”を“できた”に変え、日本の未来にGOODなchangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心とした地域で若者と住民がともに学び合う仕組みをつくってきました。修学旅行民泊、大学生・社会人プログラム、コミュニティづくり、などを通じて、2024年度は年間5,000人以上が活動に参加。若者の成長と地域の活力を同時に生む“循環型の社会装置”として活動を展開しています。

【団体概要】
認定特定非営利活動法人SET
所在地：岩手県陸前高田市広田町字山田52-6　
理事長：三井俊介
設立：2011年　
公式サイト：https://www.nposet.org

【取材に関するお問い合わせ】
広報担当：[e-mail]
電話：[phone]