Webサイトを話題のHTTP/3に!高速化・負荷分散CDNサービス「エッジキャッシュ」が全プランHTTP/3 配信を開始!
Webサイト・サーバーの修正・変更不要で利用できる定額CDNサービス
定額CDNサービスを提供するレッドボックス(本社:東京都渋谷区、最高経営責任者(CEO):小川勝久)は、HTTP/2の次バージョンである次世代Web通信プロトコル「HTTP/3」配信を2022年7月7日(木)より提供開始致します。
HTTP/3は初回アクセス・再接続時の通信を効率化しTLS1.3によりセキュアで高速なコンテンツ配信を実現します。HTTP/3対応のエッジキャッシュCDNを利用することにより、サーバーの移転・修正をすることなく専門知識不要でWebサイトをHTTP/3に対応させることができます。
HTTP/3は初回アクセス・再接続時の通信を効率化しTLS1.3によりセキュアで高速なコンテンツ配信を実現します。HTTP/3対応のエッジキャッシュCDNを利用することにより、サーバーの移転・修正をすることなく専門知識不要でWebサイトをHTTP/3に対応させることができます。
▼エッジキャッシュCDN紹介サイト:
https://www.redbox.ne.jp/products/edge-cache
- エッジキャッシュCDNでスマートにHTTP/3対応!
レッドボックスが提供する定額CDNエッジキャッシュがHTTP/3に対応したことにより、アクセス元とCDN間でHTTP/3通信、CDNとWebサーバー間は従来の通信を行います。リバースプロキシの利点を活かし、既存のWebサイト・サーバーに変更を加えることなく、HTTP/3化をスピーディにサポートします。
- QUICを利用したHTTP/3誕生の背景
ECサイトを利用したオンラインショッピングや検索など私たちの生活の一部となっているWebアクセスは、ブラウザなどのアクセス元と情報を送信するサーバー間でやりとりするためにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)という規則が使われています。HTTPバージョンはHTTP/1.1、HTTP/2とアップデートされ、HTTP/2の次のバージョンがHTTP/3です。
HTTP/3が従来のHTTPバージョンと大きく異なる点は、TCP通信を利用せずQUICというUDPベースの通信を利用していることです。これによりGoogleのレポートによると、Google検索の待ち時間が2%、YouTubeの動画再バッファリング時間が9%、モバイルデバイスのスループットが7%向上したという結果がでており期待が高まっています。
- HTTP/3はHTTP/2から大幅に進化し課題を解決
同時アクセス時のブロッキング解消
HTTP/3ではWebアクセス時に一部のコンテンツが遅い・通信の再接続が発生した場合に起こるヘッドオブラインブロッキングを解決します。遅いコンテンツや再送で処理が遅れているコンテンツに影響されることなく、リソースの取得が可能となります。
TLS1.3との融合による初回・再接続通信量削減
Webサイトを表示するプロセスの中で、最初にサーバーと所定の通信をおこなった後コンテンツのダウンロードに進みます。1の初回通信に時間がかかってしまうと、後続の処理全てに影響されWeb表示速度低下に直結します。HTTP/3では、これらの初回通信時のみならずTLS1.3との融合で再接続時の通信回数を大幅に削減しWeb表示速度を初動の段階からサポートします。
Webサイト表示までの流れ
- サーバーと初回通信確立
- HTMLの取得
- CSS・画像などのリソース取得
- ブラウザでWebサイト表示
現代のニーズにマッチした接続維持方式
スマートフォンユーザーは表示が遅いとページをリロードしてしまうケースも多々あり、従来の通信方式では利用者・Webサイト双方にとって課題が存在ました。HTTP/3では、サーバーとの通信維持に新しい仕組みを採用したことにより、頻繁にバックグラウンドで通信が切り替わる可能性がある移動中のWebアクセス時において再接続の頻度を軽減させます。
- レッドボックスの今後の展開
私たちのミッションに「効率化」というキーワードがある通り、CDNサービスを活用したインターネット効率化に直結する最新技術は今後も積極的にリリースを続けてまいります。
HTTP/3のより技術的な記事を弊社メディアで公開中!
CDNに関する技術・仕組みを分かり安く解説したメディアを展開しており、HTTP/3のより詳細な解説記事を掲載しています。
【HTTP/3 の特徴 HTTP/2とQUICの違い】
https://blog.redbox.ne.jp/http3-quic.html
【合同会社レッドボックスについて】
URL:https://www.redbox.ne.jp
事業内容:CDNサービス、負荷分散システム開発・コンサルティング、動画ストリーミング配信、セキュリティ事業など
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