【STARTUP DB】調査結果「国内スタートアップ想定時価総額ランキング2019年10月」
9月に続き、ディープテックスタートアップが多くランクイン
10月時点でのユニコーンスタートアップは、9月時点と同様に5社ですが、Spiber、パネイルはユニコーンに迫る時価総額のため、今後の動向に注目です。また、9月時点と同様に、”ディープテックスタートアップ”の時価総額が高い傾向にあります。ランキングTOPの時価総額を誇るPreferred Networksやティアフォー、アストロスケールホールディングスなどランキング上位に多くの”ディープテックスタートアップ”が存在します。
新たな金融プラットフォーム「Origami Network」を発表したOrigamiがランクイン
▼Origami
・調達金額:6億9998万円(変更:8/22、登記:9/4)※登記簿情報に基づき算出
Origamiはオフラインでは実店舗でのスマホ決済サービス、オンラインではECショッピングサービスを提供しています。2015年大型の資金調達を行い、新しいスマホ決済サービス「Origami pay」をリリースしました。
2019年9月27日に開催された”Origami Conference 2019”で新たな金融プラットフォーム「Origami Network」を発表。「Origami Network」は、Origamiの決済機能やデータ分析、ポイント機能、顧客管理(CRM)機能をオープン化したサービスです。これらの機能を利用するためのSDKを無償で提供することで、外部企業がOrigami Networkを活用し、自社のアプリにOrigami Payの機能を付加できます。ユーザーはOrigamiのアプリを使わず、外部企業のアプリから、Origami Payの加盟店で決済できるようになります。
さらに”Origami Financial Services”という新会社を設立し、パートナー企業とともに融資、保険、投資のサービスも提供していきます。2019年9月27日には保険のサービスで、あいおいニッセイ同和損保、第一生命と提携することが発表されました。
ランキング掲載スタートアップにはIPO前の傾向も
今回の時価総額ランキングは2019年10月1日時点で取得可能な登記簿情報をもとに作成しています。登記簿情報からは、IPOに向け本格的に準備を開始した企業も予測ができるため、近いうちに本ランキング内のスタートアップがIPOすることも十分に予測されます。
当社は、今後もSTARTUP DBを通じて、スタートアップ・エコシステムの活性化を行い、国内成長産業の発展に貢献してまいります。
【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ想定時価総額ランキング」
調査期間:2019年10月1日時点
レポート記事:STARTUP DB(https://media.startup-db.com/research/marketcap-ranking-201910)
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、10,000社を越える日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版リリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
フォースタートアップス株式会社について
フォースタートアップス株式会社は、2016年9月、株式会社ネットジンザイバンクとして創業。「世界で勝負できる産業、企業、サービス、人を創出し、日本の成⻑を支えていくこと」をミッションとして掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、インターネット/IoTセクターをはじめ、Fintech、リアルビジネス領域も含めた成⻑産業領域特化型の転職支援と起業支援を中心に事業を推進。近年では、国内有力ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップ・ベンチャー企業への戦略的資金支援や、成⻑産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」を展開。さらに、エコシステムビルディングの取り組みとして日本最大級のスタートアップイベント『SLUSH TOKYO』を企画・協賛しています。今後もビジョンとともに、日本の成⻑・発展に貢献してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- マーケティング・リサーチネットサービス
- ダウンロード