トビラシステムズ、東海地区の起業家育成・支援「Tongaliプロジェクト」で東海発ベンチャーとして初のプラチナスポンサーに就任

名古屋大学でプラチナスポンサー就任キックオフセレモニーを開催

トビラシステムズ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社⻑：明⽥ 篤、証券コード：4441、以下「トビラシステムズ」）は、東海地区を対象に次世代の起業家を育成・支援するTongaliプロジェクト（主幹：名古屋大学、以下「Tongali」）のプラチナスポンサーに就任いたしました。東海発のベンチャー企業がTongaliのプラチナスポンサーとなるのは、初の事例です。これに際し、5月24日にキックオフセレモニーを開催いたしました。

Tongaliプロジェクトとは
Tongali（※１）は、東海地区の大学に在籍するすべての大学生・大学院生を対象とした、起業家育成プロジェクトです。学部生・大学院生・ポスドクター・教職員・卒業生を対象に、次世代の起業家を育成・支援する多面的なプログラムを提供しています。プログラムの内容は、メンタリング、活動拠点の提供、活動資金の援助、起業に関する情報やノウハウを得るためのイベントの開催など多岐にわたり、起業家教育のみならず、準備から起業後の事業展開までをシームレスにサポートしています。今後、中期的な目標として、大学発の新しいアイデアから生まれた事業が、東海地区と⽇本の産業の活性化および雇⽤の創出に貢献することなどを⽬指しています。

（※1）Tongali：Tokai Network for Global Leading Innovators

プラチナスポンサー就任の背景
トビラシステムズは、愛知県を主な本拠地とし事業を行ってまいりました。かつては「IPO不毛の地」とも呼ばれていた東海地区から、2020年に東証一部指定を果たし、地方発ベンチャーとして成長を続けています。
トビラシステムズは、東海地区の次世代の起業家を育成・支援するTongaliの活動に共感し、このたびプラチナスポンサーとして協賛することを決定いたしました。東海地区のベンチャー企業がプラチナスポンサーとなるのは、Tongali発足以来初の事例です。Tongaliが目指す「ベンチャーを生む人材や資金が地域内でスムーズに還流するベンチャーエコシステムの構築」に寄与する一歩となります。今後の産学連携活動を通じて、次世代の起業家輩出をサポートし、東海地区の発展に貢献してまいります。

プラチナスポンサー就任キックオフセレモニーを開催
トビラシステムズのTongaliプラチナスポンサー就任に際し、5月24日に名古屋大学でキックオフセレモニーを開催いたしました。Tongaliプロジェクトからは名古屋大学副総長／学術研究・産学官連携推進本部長の佐宗章弘氏、トビラシステムズからは代表取締役社長の明田篤が出席しました。

トビラシステムズ社長・明田（左）と名古屋大学副総長・佐宗氏（右）

名古屋大学 副総長／学術研究・産学官連携推進本部長　佐宗章弘氏よりコメント（一部抜粋）
愛知・名古屋及び浜松は「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」として、内閣府のスタートアップ・エコシステム「グローバル拠点都市」の一つに採択されていますが、実情としてはまだまだ成長余地があります。東海地区には人材、企業、産業など、大きな成長ポテンシャルが揃っています。
学生にはぜひ、Tongaliへの興味を持っていただき、自発的に参加し継続して活動してもらえたら嬉しいです。Tongaliのビジネスプランコンテストやアイデアピッチコンテストの参加者は年々増加しており、今後もさらなる成長が期待されます。スポンサー企業にも学生とのインタラクティブな繋がりを積極的に持っていただけることを楽しみにしています。

トビラシステムズ 代表取締役社長 明田篤よりコメント（一部抜粋）
トビラシステムズは２つの点でTongaliを支援できると考えています。1つ目は、会社全体としての支援です。当社は、多数のエンジニアをはじめ、様々な分野で活躍するメンバーが在籍しています。東証一部指定を達成できた当社の知識や経験が共有できると考えます。
2つ目は、経営者としての支援です。経営者の多くが様々な壁にぶつかり、お金や人などの面で共通の悩みを持つと思います。私の経営者としてのこれまでの経験談をシェアすることで、学生の役に立てたらと思います。
将来的には、まだ世の中にない技術で、東海や日本をさらに高いレベルへと成長させてくれる企業がTongaliから生まれれば嬉しく思います。