14年・5,000回の交流実績を持つホームビジット事業がブランド刷新。ボーダレスハウス、新ブランド「Borderless Visit（ボーダレスビジット）」を公開

“違いを越えてつながる体験”を全国へ。NAGOMI VISIT の運営を引き継ぎ、ホスト家庭の募集を本格開始

ボーダレスハウス株式会社

2025年12月2日 13時00分

世界中の旅人とわが家で食卓を囲むホームビジット「Borderless Visit」

多文化共生社会の実現を目指し、国際交流シェアハウス事業を展開するボーダレスハウス株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役：李成一、以下「ボーダレスハウス」）は、NPO法人NAGOMI VISIT（以下「NAGOMI VISIT」）より事業譲渡を受けたホームビジット事業を、新ブランド「Borderless Visit（ボーダレスビジット）」として2025年12月より再スタートいたします。

本ブランド刷新に合わせ、事業名称・ブランドロゴ・公式Webサイトを一新し、全国でホスト募集を開始します。

NAGOMI VISIT は、14年間で5,000回以上のホームビジットを生み出してきました。

Borderless Visit は、その実績と信頼を継承しつつ、ボーダレスハウスが持つ世界124カ国以上の国際交流ネットワークを掛け合わせ、これまで以上に多くのホスト家庭と訪日外国人・在留外国人

が“違いを越えてつながる体験”を届けてまいります。

■ サービス概要

Borderless Visit は、海外からの旅行者や日本で暮らす在留外国人を自宅に招き、食卓を囲みながら2〜3時間の異文化交流を楽しむホームビジットサービスです。観光では触れられないリアルな「おうちごはん」や家庭の生活文化体験を通して、異文化に関心を持つゲストとホストが“等身大の自分”として出会う場を提供します。

ホストにとって、普段の家庭料理を一緒に囲むだけで楽しめる「ごはんだけのホームステイ」であるため、従来のホームステイと比較して気軽に国際交流を始められること、また家庭という安心できる場で、普段の日常を通じて世界とつながることが特徴です。子どもを含む家族の視野が広がるきっかけになったり、海外の価値観に触れる学びの機会が生まれたりと、日常では得られない交流が芽生えます。

相手を「外国人」ではなく「一人の友人」として接する経験が積み重なることで、地域における外国人受け入れや多文化共生に向けた心理的ハードルが下がり、より開かれた社会づくりにつながります。

■ ブランドリニューアルのポイント

事業名を「NAGOMI VISIT」→「Borderless Visit（ボーダレスビジット）」に変更
ブランドロゴ、コピー、ビジュアルを刷新
ホスト向け公式Webサイトを新規公開
ボーダレスハウスの国際交流ネットワークと統合
今後は全国でホスト募集を強化／海外展開も視野

■ 背景：なぜいま「ホームビジット」なのか

ボーダレスハウスは、「“ちがう”を越えて、人と社会をつなぐ」というビジョンのもと、国際交流に特化したコンセプト型のシェアハウスを国内外で展開し、若い世代を中心に共同生活を通した異文化理解の機会を提供してきました。

国籍や言語、文化的背景が異なっていても、個人と個人が等身大で向き合い、交流をすることで、違いを越えて互いを理解しあう土壌が生まれます。

ホームビジットは、その価値をより幅広い世代にひらく取り組みとして、NAGOMI VISIT が14年間育ててきた事業です。

近年、オーバーツーリズムや外国人に対するヘイトなど「分断」の時代と言われる中、2025年9月、事業拡大を目的に NAGOMI VISIT からボーダレスハウスへ事業が引き継がれました。これまで受け継いできたホストとの信頼関係、事業運営ノウハウ、品質基準をそのまま維持しつつ、ボーダレスハウスの世界124カ国に及ぶネットワークを生かすことで、より多くの方が異文化と出会える機会の創出と、多文化共生社会の実現を目指していきます。