秋田公立美大卒業・修了研究作品展「カモステイク」が2月15日に開幕
大学理念の「複合芸術」「領域横断」の可能性を探求
秋田公立美術大学の理念の一つ「新しい芸術領域の創造」に向き合い、学生たちは、さまざまな分野を組み合わせた表現手法を模索してきました。「複合芸術」「領域横断」の可能性を、秋田に根付く醸造の過程になぞらえ、「カモステイク」というテーマを掲げ、発表します。
会期中は、芹沢高志氏、下道基行氏をはじめとする多彩なゲストを迎えたトークイベントや、あきた舞妓によるステージイベント等を開催いたします。ぜひご取材ください。
展覧会情報
秋田公立美術大学卒業・修了研究作品展2019「カモステイク」
【会期】 2019年2月15日(金)~2月19日(火)
10:00~18:00(最終入館17:30まで)
※初日のみ13:00~18:00、
最終日のみ10:00~17:00(最終入館16:30まで)
【会場】 秋田県立美術館1階県民ギャラリー(秋田市中通1)
秋田市にぎわい交流館AU2階展示ホール(秋田市中通1) ほか
【主催】 秋田公立美術大学卒業・修了研究作品展2019実行委員会、
秋田公立美術大学、秋田公立美術大学大学院
【Facebook】 https://www.facebook.com/kamosuakibi2019/
オープニングイベントイベント情報
■ オープニング
【日時】 2019年2月15日(金) 13:00~13:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU1階「まち発見・発信ステーション」
■ ギャラリーツアー「カモス作品を見テイク」
【日時】 2019年2月15日(金) 14:00~15:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU 及び 秋田県立美術館 各展示スペース
【案内人】 阪口正太郎(コミュニケーションデザイン専攻教授)
瀬沼健太郎(ものづくりデザイン専攻准教授)
■ 芹沢高志氏による修了研究展公開講評
【日時】 2019年2月15日(金) 18:00~20:00
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU3階「多目的ホール」
【ゲスト】 芹沢高志(秋田公立美術大学客員教授)
<ゲスト略歴>
1951年東京生まれ。89年にP3 art and environmentを開設。とかち国際現代アート展「デメーテル」総合ディレクター(02年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(03年~16年)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合ディレクター(09年、12年、15年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長(12年~)などを務める。
関連イベント情報
■ 景観デザイン専攻トークイベント「認めテイク」
【日時】 2019年2月16日(土) 13:00~14:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU4階「研修室1」
【ゲスト】 松本哉
<ゲスト略歴>
1974年東京生まれ。法政大学法学部第二政治学科修了。東京都杉並区高円寺のリサイクルショップ「素人の乱5号」店主。任意団体「貧乏人大反乱集団」主宰。日本の消費社会に疑問を持ち、独自のデモ活動などを行っている。主な著書に『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』(筑摩書房)がある。
■ コミュニケーションデザイン専攻トークイベント「プロとして生きテイク」
【日時】 2019年2月16日(土) 15:00~16:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU4階「研修室1」
【ゲスト】 岡室健
<ゲスト略歴>
1978年東京生まれ。2006年東京藝術大学デザイン科大学院修了、博報堂入社。東京ADC賞、2008年JAGDA新人賞、JAGDA賞、TDC賞準グランプリ、海外賞など受賞多数。紙の可能性を広げるために、さまざまな新しい技術を組み合わせたイノベーションプロダクト制作や、新しいメディア開発など、広告デザイン以外の活動も積極的に行っている。
■ ステージイベント「あきた舞妓を輝かす―銀の花々秋田銀線細工―」
修了研究として制作した秋田銀線細工の帯留めとかんざしを身につけたあきた舞妓が、ステージで舞を披露します。舞妓とのお座敷遊びや写真撮影も予定。
【日時】 2019年2月16日(土) 15:00~16:00
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU1階「まち発見・発信ステーション」
【ゲスト】 あきた舞妓(株式会社せん)
■ ものづくりデザイン専攻トーク「カモス茶会」
【日時】 2019年2月17日(日) 10:00~12:00
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU4階「研修室1」
【ゲスト】 鞍田崇(秋田公立美術大学客員准教授)
<ゲスト略歴>
哲学者。1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に「民藝のインティマシー『いとおしさ』をデザインする「(明治大学出版会2015)など。
■ アーツ&ルーツ専攻トーク「発掘しテイク」
【日時】 2019年2月17日(日) 13:00~14:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU4階「研修室1」
【ゲスト】 下道基行
<ゲスト略歴>
1978年岡山生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。日本国内の戦争の遺構の現状を調査する「戦争のかたち」、祖父の遺した絵画と記憶を追う「日曜画家」、日本の国境の外側に残された日本の植民/侵略の遺構をさがす「torii」など、展覧会や書籍で発表を続けている。フィールドワークをベースに、生活のなかに埋没して忘却されかけている物語や日常的な物事を、写真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで視覚化する。
■ ビジュアルアーツ専攻トーク「アートでどうやって食っテイク?」
【日時】 2019年2月17日(日) 15:00~16:30
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU4階「研修室1」
【ゲスト】 飯田高誉
<ゲスト略歴>
フジテレビギャラリー(1980~90)にて草間彌生を担当。東京大学総合研究博物館小石川分館「アート&サイエンス」部門キュレーターを経て、京都造形芸術大学国際藝術研究センター所長、慶応義塾大学グローバルセキュリティ講座講師、青森県立美術館美術統括監、森美術館理事を務めた。現在、スクールデレック美術社会学研究所所長。
■ 修了研究発表会
大学院生9名が、それぞれの修了研究についてのプレゼンテーションを行います。
【日時】 2019年2月18日(月) 18:00~21:00
【会場】 秋田市にぎわい交流館AU3階「多目的ホール」
関連展覧会
■ 企画展「『応答』~SUMMER STATEMENT 2018報告とその後~」
アーティストによる新しい表現が生まれる現場をどのように創造できるのか、またキュレーターやコーディネーターはいかにアーティストの創作活動に関わることが可能なのかを問う試みとして、秋田公立美術大学大学院の藤本悠里子を企画者に迎えた展覧会。
【会期】 2018年12月15日(土)~2019年2月24日(日) 9:00~18:00
【会場】 秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT
(秋田市八橋南1-1-3 CNA秋田ケーブルテレビ社屋内)
【アーティスト】 寺岡海、神馬啓佑、船川翔司、来田広大
AKIBI PEAKS(アキビピークス)について
秋田公立美術大学の学生らが秋田県内外で展開するアート、デザイン、ものづくり、建築などの展覧会やイベント情報を集約したウェブポータル。
<ウェブページ>https://www.artscenter-akita.jp/archives/1892
NPO法人アーツセンターあきたについて
アーツセンターあきたは、秋田公立美術大学が設置したNPO法人です。大学と地域をつなぎ、アートとデザインを用いたプロジェクトに取り組むことで、まちに驚きと発見を生み出します。
お問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた
〒010-1632 秋田市新屋大川町12-3 アトリエももさだ内
TEL: 018-888-8137
E-mail: info@artscenter-akita.jp
Web: https://www.artscenter-akita.jp
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