自然光を再現し、1台で4つの照らし方に変化するDyson Lightcycle Morph™ライト 新登場
ダイソン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 ロイック レトレ 以下、ダイソン)は、自然光を再現し、光の当て方を変えることにより1台で4つの照明モードを実現するDyson Lightcycle Morph™ライト (ダイソン ライトサイクル モルフ)を発表しました。このライトは1台で、タスクライト、インダイレクトライト(間接照明)、スポットライト、アンビエントライトとして 使用することができると共に、一日を通して使う方の生活スタイルに合わせて光を変化させ、調節することができます。
3月12日(木)よりダイソン直営店、ダイソンお客様相談室、公式オンラインストアをはじめ、家電量販店などで順次販売を開始します。
照明を一から見直すために自然光を研究
私たちの身体は、自然光のサイクルに影響を受けており、人は1日のうち、約90%もの時間を屋内で過ごしています。*1 そこでダイソンは、2014年に現在地の自然光に合わせて調節できる照明の開発に着手しました。
一般的な照明は、環境に合わせて柔軟に光を変えることが難しい場合があります。しかし、Dyson Lightcycle Morph™ライトは2018年 に発売されたDyson Lightcycle™タスクライトのコアテクノロジーをベースに、使う方の作業内容、年齢、気分や就寝時間などに合わせて、インテリジェントにLEDの明るさと色温度を調節できます。3ポイントリボルブモーションにより、 オプティカルヘッド(LED照明部分)、アーム(折り畳み部分)、支柱の3点は、それぞれ独立して360°回転し、必要な時、 必要な場所にカスタマイズされた適切な光を提供します。また、Dyson Linkアプリに接続することで*2、時刻に合わせて光を照らすことができます。
チーフエンジニアのジェイク ダイソンは次のように述べています。
「Dyson Lightcycle Morph™ライトで、私たちが目指したのは、現代の人工照明の課題に挑み、解決策を見つけることでした。 そこで、私たちは自然光をトラッキングし、さまざまな用途に対応して必要な場所に、適切なタイミングで、適切な光を提供するライトを開発したのです。」
*1 Klepeis NE, Nelson WC, Ott WR, et al. (2001). The National Human Activity Pattern Survey (NHAPS):a resource for assessing exposure to environmental pollutants.(生活習慣調査:環境汚染物質への露出を評価するための資料) J Expo Anal Environ Epidemiol.11:231-252.
*2 Dyson Linkアプリのご使用には、Wi-Fiまたはモバイルデータへの接続、Bluetooth 4.0®への対応、OSにiOS 10以降またはAndroid 5以降を搭載したデバイスが必要です。ご使用のネットワークによっては、別途通信料が発生する場合があります。予めご了承ください。
Dyson Lightcycle Morph™ライトの4つの照明モード
タスクライト:仕事に、趣味に、細かい作業をする場所に対して、ライトを垂直に配置することで、
パワフルな光をより鮮明に照らすように設計されています*1
インダイレクトライト:間接照明として、さまざまな場面で利用可能です。オプティカルヘッドが
360°回転するため、壁、天井に光を当てることで、柔らかく反射させます。
スポットライト:壁や棚に飾られるアート作品の細部まで照らし、引き立たせるスポットライト。
3点の軸を回転させることで、自由に位置決めが可能です。
アンビエントライト:マグネット式のオプティカルヘッドを支柱にドッキングさせることで、
オレンジ色のフィルターに光を通し、ブルーライトを抑えます。
支柱から温かみのある心地よい光を放ち、夜間にリラックスしやすい空間を演出します。
弱い光量やフリッカー(ちらつき)、グレア(まぶしさ)などは、知らないうちに目の疲れを引き起こすおそれがあります。*2
Dyson Lightcycle Morph™ライトは、グレアを防ぎ、フリッカーを抑えると同時に、*3高い均一性があり、鮮明に照らすことでより学習に集中できるように設計されています。*1 また、作業モードでは、演色評価数が90 (CRI/Ra)以上で、自然光にきわめて近い色を再現し、細かい作業のために手元をより鮮明に照らします。*1
アプリで簡単に照明設定をパーソナライズ
65歳以上の人は、20歳以下の人と比べて、最大4倍*1の光が必要と言われています。
Dyson Lightcycle Morph™ライトは、年齢調整機能を搭載し、Dyson Linkアプリに入力された年齢に基づき明るさを補正します。*4ユーザーの年齢が高ければ高いほど光が明るくなります。学習モード、作業モード、リラックスモード、起床モード、留守番モードを備え、使用シーンに合わせて使い分けることができます。さらに、作業や気分に合わせて最大20種類のカスタマイズされた照明設定を事前にプログラムし、それぞれに名前を付けることもできます。マニュアルで設定したい場合は、タッチスライドによって、色温度と明るさを好みの光に調節することも可能です。
最長60年間、光の質を保つ照明*5
「自然光の特性を再現しようとするならば、“光”の品質が極めて重要です。そのため私たちは長期にわたって、光の品質を維持する方法を開発してきました」 ジェイク ダイソン(チーフエンジニア)
LEDは過熱すると、劣化や変色することがあります。ダイソンのエンジニアたちは、人工衛星でよく利用される技術を採用し、この問題を解決しました。この技術は、真空の銅管を用いて熱を逃がします。まず管内の一滴の水が気化し、その後、銅管の全長にわたって熱を放散させながら凝縮して液体に戻り、毛細管現象によって熱源へと戻り、循環します。これにより、エネルギー不要で止まることのない冷却サイクルが実現します。この冷却サイクルが 明るさと光の質が最長60年間保つことを可能にしました。*5
*1 Illuminating Engineering Society (照明工学協会: IES)著 『The Lighting Handbook, Tenth Edition: Reference and Application』 (2011年7月30日)。Dyson Lightcycle MorphTMライトの場合は、タスクライトとして使用する場合にのみ適用されます。
*2 弱い光量:Illuminating Engineering Society(照明工学協会: IES)著 『The Lighting Handbook, Tenth Edition: Reference and Application』 (2011年7月30日)
グレア: Sheedy JE, Hayes J and Engle J 著 「Is All Asthenopia the Same?」 『Optometry and Vision Science』 80 (11): p.732-739(2003)
フリッカー: IEEE 1789-2015規格「健康リスクを軽減するための高輝度LEDの変調電流の推奨慣行」に準拠した試験。
*3 IEEE 1789–2015規格「健康リスクを軽減するための高輝度LEDの変調電流の推奨慣行」に準拠した試験。
*4 Dyson Linkアプリのご使用には、Wi-Fiまたはモバイルデータへの接続、Bluetooth 4.0®への対応、OSにiOS 10以降またはAndroid 5以降を搭載したデバイスが必要です。ご使用のネットワークによっては、別途通信料が発生する場合があります。予めご了承ください。
*5 IEC(国際電気標準会議)規格 62717 L70に準拠して、1日8時間使用した場合のLED寿命を計算。実際の使用状況により異なる場合がございます。
【用語】
演色評価数:照明に用いられる白色LED製品は、演色性(光が照らされた時の、物体の色の見え方)を数値で
表す「平均演色評価数(Ra)」という値が記載されています。この値は100に近いほど、
本来の自然の色を再現できる性質が高いとされています。
毛細管現象:細い管状物体(毛細管)の内側の液体が管の中を上昇(場合によっては下降)する物理現象です。
*1 実際の数値は、色温度(CCT)の設定によって異なる場合がございます。予めご了承ください。
*2 Illuminating Engineering Society (照明工学協会: IES)著 『The Lighting Handbook, Tenth Edition: Reference and Application』 (2011年7月30日)。Dyson Lightcycle MorphTMライトの場合は、タスクライトとして使用する場合にのみ適用されます。
*3 IEC(国際電気標準会議)規格 62717 L70に準拠して、1日8時間使用した場合のLED寿命を計算。実際の使用状況により異なる場合がございます。
ダイソンについて
英国バース近郊の車庫で1993年に創業したダイソンは、現在グローバルなテクノロジー企業として、英国、マレーシア、シンガポール、フィリピンにおいて、エンジニアリング、研究、開発、試験業務を展開しています。ダイソンが世界中で取得済みまたは出願中の特許は、10,551件に及びます。
ダイソンは、6,000人のエンジニアや科学者を含む14,000人以上の社員を世界中で直接雇用しています。ダイソンは、世界的な研究開発ネットワークを利用して、全固体電池、高速電気モーター、ビジョンシステム、機械学習技術、AI投資に特化したグローバルチームによって、野心的な新技術開発計画を現実のものとしています。またダイソンは、英国最大級のロボット工学チームを擁しています。そして社内での活動の拡大と並行して、インペリアル・カレッジ・ロンドンのダイソン・ロボット工学ラボでは、長期的な研究プログラムを継続しています。
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