「ありがとう、スポタカビル。ありがとう、タカハシ君。」大阪のスポーツ文化の発展に貢献してきたスポタカが本社移転。道頓堀・スポタカビル前で親しまれた「フェアープレイ像」(通称・タカハシ君)も移転先が決定
大阪で大きな知名度を誇るスポタカの創業者・高橋勝雄が、「野口英世博士像」などの代表作を持つ彫刻家の塩崎宇宙氏に依頼し1965年に誕生した銅像。このたびスポタカ本社移転にともなう移設先が決定しました。
スポーツ用品販売事業のほか、不動産事業、eスポーツ事業など幅広い事業を展開する株式会社スポーツタカハシ(以下:スポタカ)は大阪・道頓堀のスポタカビルからの本社移転に伴い、長年地元で親しまれてきたランニング姿を描いたビル前の銅像「フェアープレイ像」(通称・タカハシ君)を、大阪・富田林市の名刹・瀧谷不動尊に移設することとなりました。
スポーツ用品専門店「SPOTAKA(スポタカ)」は長年、道頓堀のスポタカビルで営業していましたが、2015年より心斎橋・アメリカ村の商業施設「心斎橋BIGSTEP」地下1階に本店を移転し、サーフィン、スノーボード、水泳、ランニング、カジュアルウェアを中心に幅広いアイテムを展開。また2018年には心斎橋BIGSTEPの地下2階にてスケートボードパークが併設されたスケボー専門店「スポパー」、さらに2024年に南海なんば駅高架下の商業施設・なんばエキカンにて野球用品専門店「スポタカベースボール」も展開しています。
今回移転が決まった「フェアープレイ像」は、スポタカ創業者である高橋勝雄が、公正なスポーツ界の発展を祈念して、「野口英世博士像」「天文犬チロ像」「植村直己レリーフ」といった代表作を持つ彫刻家の塩崎宇宙氏に依頼し1965年(昭和40年)に産声を上げた銅像。昭和・平成・令和という3つの時代で60年近く大阪ミナミの街が変わりゆく様子をずっと見守り、地元で長年親しまれてきました。近年はスマートフォンや位置情報アプリの発達により待ち合わせ文化はめっきり減ってしまいましたが、2010年ごろまでは大阪・道頓堀の待ち合わせスポットとしても人気で「タカハシ君」の呼び名でたいへん愛されておりました。
現在の5代目社長・高橋勇多も幼少期よりこの像に慣れ親しんでおり、私たちとしても非常に思い入れのあるとても大切な像ですが、本社移転に伴い手放さざるを得ない状況になり途方に暮れていたところ、創業者の時代から代々お世話になっている大阪・富田林市の名刹・瀧谷不動尊が譲り受けてくださることとなりました。瀧谷不動尊は目の病気にご利益があるとされることから「芽の出るお不動様」とされ、商売繁昌・開運・厄除などの祈願でも毎年多くの人が訪れる寺院。四季折々の美しい自然に恵まれた由緒正しい寺院の傍らで、これからの時代も長く残り続けることを、社長をはじめスタッフ一同とても嬉しく思っています。
これまで100年以上にわたり、さまざまなスポーツイベントの協賛を行うなど、大阪でのスポーツ文化の発展に大きく貢献し、大阪での大きな知名度を持つスポタカ。大阪ミナミエリアでのリアルショップや直営オンラインショップをはじめとしたスポーツ用品販売事業のほか、不動産事業、eスポーツ事業など幅広い事業を積極的に展開しています。また現会長である高橋勝彦は「ミナミ御堂筋の会」の代表理事を務めるなど、インバウンド訪日客でたいへん賑わっている大阪ミナミの街づくりにも寄与しております。
スポタカは今年で創業102年を迎えます。1922年(大正11年)に初代・高橋勝雄が「高橋運動具店」として大阪・なんばの地で創業して以来、創業期・最盛期・黎明期・変革期を経て、次の100年への新しく複合的なスポーツビジネスモデルの確立にチャレンジするスポタカを、これからもぜひ応援していただけると従業員一同、とても嬉しく思います。
私たちはこれからも、Something New「常に新しい”カルチャー”を創り出す」「新しい”出会い”と”楽しみ”の場を提供する」というビジョンのもと、スポーツの基本である「遊び心」のある創造的な事業を展開して参ります。
<参考URL>
株式会社スポーツタカハシ
スポパー(スケートボードパーク併設のスケボー専門店)
https://spotaka-skateboardpark.com/
スポタカオンラインストア
スポタカ楽天店
https://www.rakuten.co.jp/spotaka/
瀧谷不動尊
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