上空シェアリングサービス「sora:share(ソラシェア)」を提供する株式会社トルビズオンが、神戸市六甲山地区にてドローン配送実用化に向けた実証実験を実施
自治体や民間企業と連携し、実用化に向けた第一歩を踏み出す
株式会社トルビズオン(代表取締役社長:増本 衛、以下「トルビズオン」)は、兵庫県神戸市の「Be Smart KOBEプロジェクト」で採択された「六甲山地区におけるドローン配送実用化プロジェクト」について、セイノーホールディングス株式会社(代表取締役社長:田口 義隆)、株式会社SkyDrive(代表取締役社長:福澤 知浩)、成ワ薬品株式会社(代表取締役社長:三谷 高徹)、ソフトバンク株式会社(代表取締役社長 執行役員 兼 CEO:宮内:宮内 謙)及び株式会社阪急阪神百貨店(代表取締役社長:山口 俊比古)等の協力のもと、ドローン配送の社会実装を目指し、実証実験を実施致します。
1 本プロジェクトの主旨
最先端技術として活用されるドローンは、モノの運搬や測量、災害援助等、世界中で実用化が進みつつあります。とりわけ昨今、感染症によるリスクが高まる中で非接触によるラストワンマイル配送の重要性は高まっています。
今回、トルビズオンは神戸市の「Be Smart KOBE プロジェクト」に採択され、将来的なドローン配送の社会実装に向け動き始めました。
「六甲山地区ドローン配送実用化プロジェクト」を通じて、将来的に物流業界の人手不足問題の解消や環境問題、感染症リスクの低減等、ドローンを用いたスマートな社会の実現を目指します。
今回の実施地域である六甲山上は、これまで観光地として、多くの方々を魅了してきましたが、withコロナの時代に新たな働き方が模索される中で、働く場所・暮らす場所として、密な都市空間から、豊かな自然環境溢れる場所への価値観の変化が進んでおり、今後の可能性を大きく秘めている地域でもあります。
本年5月28日には、この六甲山上を、自然の中で心豊かに、発想を広げて働くことのできるビジネス拠点としていくための「六甲山上スマートシティ構想」が発表されました。
この構想を実現するため、六甲山では、最先端テクノロジーの導入を促進する取り組みが進められるなど、六甲山上は今後スマートシティ化が期待されます。トルビズオンは今後も神戸市と連携し、六甲山上エリアのスマート化を進めていく予定です。
今回の実証実験では、自治体だけでなく物流業者やドローンメーカー、小売業者や通信会社などと連携することで、ドローン配送のミニマムモデルを構築致します。トルビズオンが提供する上空シェアリングサービス「sora:share」により、地権者同意を得た空の道(飛行ルート)を飛行する予定です。実証実験を通して、ビジネスモデルの実証、ドローン配送の需要、技術検証などを行います。
昨今の新型コロナウイルスの影響を鑑み、実証実験の一部変更及び対応方針を策定しております。
【※参考】sora:share(ソラシェア)とは
トルビズオンが展開する、空の利用権を貸し借りするサービス「sora:share」は、土地所有者とドローンユーザーをつなぐシェアリングエコノミーです。
2 概要
(1)実証実験の内容
本実証実験では、空中利用権の賃借、ドローンによる商品混載配送、商品温度管理調査、上空における携帯電波の有効性、課題(土地所有者、近隣にお住まいの方等の理解、需要等)の検証を行います。
(2)スケジュール・ドローン飛行
日時・・・令和2年6月18日(木)を予定、9:30~12:30
(荒天時中止、予備日は19日(金)、25日(木)、26日(金)それぞれ9:30〜12:30)
離発着便数…計2便(往復)
ドローンの発着場所・・・鉢巻展望台、記念碑台 計2ヶ所
ドローンの飛行ルート・・・下図を参照
今回使用するドローン機体・・・機体重量12.7kg、自動運航型、最大積載量10kg
3 関係機関・役割
神戸市…自治体所有地の提供、地権者調整
株式会社トルビズオン…プロジェクトマネジメント、飛行ルートの地権者調整(空の道設計)
セイノーホールディングス株式会社…物流業、温度管理
株式会社SkyDrive…ドローンの機体提供と現地でのオペレーション
ソフトバンク株式会社…通信の提供
成ワ薬品株式会社…医薬商品提供
株式会社阪急阪神百貨店 神戸阪急…飲食物提供
4 新型コロナウイルスによる実施内容変更と対応方針
現在、新型コロナウイルスの蔓延に直面し、健康や安全上のリスクが懸念されています。今回の実証実験では成ワ薬品株式会社協力の元、一般用医薬品(第2類)の配送も併せて実施し、withコロナ時代に求められるソリューションの検証を実施します。
また、今回の実施に際しクラスター発生リスクを最小限にするべく、記者様や来場者への対応方針を策定致しました。
広報素材の電子送付対応など、withコロナ時代の広報の在り方を見直した内容としております。
主な点は以下の通りです。
・関係者全員のマスク着用(必要に応じて配布)
・アルコール消毒の用意
・来場者への体調、連絡先確認の徹底
・別途広報素材をメールにて送付可能・取材受けや説明の屋外実施
■ 株式会社トルビズオン
・代表者:増本 衛
・担当者:清水 淳史
・連絡先:a.shimizu@truebizon.com
■ 神戸市
・代表者:久元 喜造
・担当 :神戸市企画調整局「Be Smart KOBE」事務局
・連絡先:besmartkobe@office.city.kobe.lg.jp
078-322-6462
【当日取材をご希望の方へ】
取材をご希望する方は、下記連絡先まで以下項目を事前にメールにてご登録ください。
(締切:6月17日(水)17時まで)
①社名・部署名 ②媒体名 ③取材者氏名 ④取材参加人数 ⑤連絡先(TEL・MAIL)⑥撮影(スチール撮影・ムービー撮影・撮影なし)
withコロナ時代を踏まえた広報のあり方として、広報素材の電子送付を実施いたします。また、現地取材をご希望の場合は、人数制限へのご協力・エチケット(マスク着用等)の順守など、別紙「新型コロナウイルスの集団発生防止ガイド」に沿った取材対応にご協力ください。
当日9:30~10:00に、記者の方々向けの事業概要説明を行い、あわせて取材時の留意点等もご案内いたします。
当日車にてお越しになる場合は、六甲山ビジターセンター駐車場(神戸市灘区六甲山町北六甲123)をご利用いただけますが、記者の方々用に駐車場は確保しておりません。一般の方も利用する駐車場であり、数にも限りがありますのでご留意ください。路上等には絶対に駐車しないようご協力をお願いいたします。
問い合わせ先:株式会社トルビズオン 清水淳史 a.shimizu@truebizon.com
※実証事業延期等の連絡
実証事業の延期等に関しては6月16日(火)18時時点で判断し、下記のSNSにてご案内いたします。
「Be Smart KOBE」公式ツイッターアカウント:https://twitter.com/smart_kobe
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