コロナ禍でも過去最高水準 志願倍率九州No.1の見通し
「選ばれる大学」へニューノーマル社会の中で教育環境の進化を続けます
コロナ禍でも全国トップレベルの就職率、面倒見の良さで高評価
本学は日経新聞社/日経HRが選ぶ「企業の人事担当者が採用を増やしたい大学」として2年連続全国1位に選ばれています。コロナ禍で学生と企業双方が大きな困難に直面した今シーズンの就活でも本学の就職率は99.5%(2021年3月末)。学生たち1人1人の特性や志望企業を覚えた上で、熱意を持って成長を後押しする教職員の強力なサポートや、学内に900社以上を集める独自の合同企業説明会の実施、オンライン化にも迅速に対応した面接指導など手厚い支援で学生の将来に責任を持つ「面倒見の良さ」は極めて高く評価され、志願者を集める要因となっています。
「対面」の学びを重視 感染拡大対策に全力で取り組んでいます
対面授業96%超を実現へ。
感染拡大のリスクを最大限抑えながら、学生が本来得られるべき学びの機会を保障する事を基本方針としています。このため本学では授業を「対面授業」中心で行っています。2020年度は約6600万円の対策費を投じて感染拡大防止に取り組みました。大学の各出入り口や通路にモニター式の非接触体温計を設置。食堂の個別ブース化、学内各場所への空気清浄機の設置などのほか、マスク着用や消毒の徹底のために学内の備蓄を行なうなど手厚い態勢で対面授業を継続するための対策を行っています。こうした対策のもと、今年度は96.2%の授業を対面に戻して実施する予定です。「原則対面」を実現するべく、態勢の設備を続けます。
ニューノーマル時代の学びへ「FIT―DX」を定めデジタル化へ前進
コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、デジタルを活用する新しい暮らしや学びの常態化が急速に進んでいます。本学ではこうした社会情勢の変化に対応するため福岡工業大学DX推進計画「FIT―DX」を新たに策定しました。学生のノートパソコン必携体制を整えるとともに、Microsoft、Adobe、MATLAB(数値解析ソフトウェア)、Mathematica(数式処理システム)などのライセンスを学生に付与。学内に約5000台の最新スペックのパソコンを用意して時や場所の制限なく学べるICT環境の整備を行いました。ニューノーマル時代に対応した教育や研究の形態を実現するために、国内の大学でトップレベルのデジタル環境を目指しています。
授業の「質改善」がコロナ禍で加速
コロナ禍は「イノベーションのチャンス」と捉え授業のデジタル化や「質改善」も一段と進めました。myFITと称するWeb型学修支援システムを中核に、大規模配信に対応するMicrosoft Stream(動画配信)や講義動画のアーカイブシステムなどを運用開始。遠隔授業を魅力的なものにしています。環境を生かして、反転授業などのICTを活用した新しい授業手法も実践。感染拡大状況に関わらず学びの質を保証する体制は高く評価されています。
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