6年前に焼失した茅葺古民家宿の想いを継いで、2020年7月16日、7軒の集落に宿泊施設「NIPPONIA 後川 天空農園」がグランドオープン!
同日にオープニングレセプション&メディア向け内覧会を開催します。
今後、後川地域の活性化を目的に、集落住民と連携しながら農産物を加工したオリジナル製品の開発等にも取り組んでいく予定です。また、良質な米の産地である後川地域のお米のブランド力を高めるため、地域住民、市、民間企業と広く連携した事業展開も進めていきます。
※本事業は、農林水産省の「平成30年度・令和元年度農山漁村振興交付金」の補助を受け実施しました。
◆原集落について
当施設のある原集落は丹波篠山市の中でも標高が高く山深い後川新田地区に位置します。地区の中でも川の最上流に位置する本集落には、綺麗な水辺でのみ生息するアカハライモリやモリアオガエルなど希少な生物も生息しており、豊かな自然環境が保たれています。また、奈良時代に東大寺の荘園だったという記録も残っており、長い歴史を持つ土地でもあります。
そんな原集落ですが、14歳以下の人口を表す年少人口率は2010年以降ずっと0%のまま、高齢化も進んで存続が危ぶまれているような状況です。約1200年前から続く本集落の暮らしと歴史を次世代につなぐため、当施設は集落や後川地域に人を呼び込むきっかけとなり、滞在した時間を通して地域の魅力を伝えられるような場所になることを目指します。
◆施設概要
当施設は、最大8名までが宿泊できる一棟貸しスタイルの宿となっており、棚田を見下ろす里山ビューを目いっぱい楽しめるようなデザインとなっています。施設名である「NIPPONIA 後川 天空農園」は、現在当施設が建っている場所に存在した大きな茅葺古民家の名称「天空農園」を継いで名付けられました。約250年前に建てられたというその茅葺古民家は残念ながら2014年に焼失してしまいましたが、これからは「NIPPONIA 後川 天空農園」がこの土地の記憶を伝える役割を果たしていきます。
◆NIPPONIA 後川 天空農園が目指すもの
地域の住民にとって「当たり前」な集落の日常でも、都市部に暮らす人や外国人から見たらとても特別な風景や体験になることがあります。「NIPPONIA 後川 天空農園」では、この「当たり前」と「外部からの価値」を繋ぎ、滞在するお客様に集落が本来持っている魅力をそのままの状態で届けます。
私たちは、この里山、そしてここに住まう人たちこそがこの地域の文化的資産であると考えています。この場所に滞在することで、これまで脈々と受け継がれてきたこの地域の、引いては日本らしい文化を体感してもらい、本事業を通して、集落の人、訪れた人の両方が、この日本の原風景を「今のまま残していくことに価値がある」と感じ、100年先にも最適な形で繋いでいくきっかけになるような場所を目指していきます。
◆内覧会詳細
≪日 時≫ 令和2年7月16日(木)
≪場 所≫ 兵庫県 丹波篠山市 後川新田283
※お車は右地図駐車場にお停めください。
≪アクセス≫ 篠山城下町より車で約40分
※公共交通機関はありませんのでお車でお越しください。
≪スケジュール≫
11:30~12:30 報道関係・メディア向け施設内覧会
13:00~14:00 オープニングセレモニー
≪出 席 者≫ 後川新田原集落自治会 小嶋 昇 自治会長
(株)Local PR Plan 安達 鷹矢 代表取締役
(株)NOTE 藤原 岳史 代表取締役
≪受 付≫
参加をご希望の場合は、問い合わせ先までFAXまたはEメールにて7月10日(金)までにご連絡ください。
≪会場周辺地図≫
◆プレスリリース
※オープニングレセプション参加ご希望のメディアの方はプレスリリース3枚目の用紙よりお申し込みください。
https://prtimes.jp/a/?f=d53912-20200707-3750.pdf
◆株式会社NOTE概要
株式会社NOTEは、古民家を起点にその地域ならではの食や生活文化を維持、継承する仕組みを作り出すことを目的とし、その土地の歴史文化資源を尊重したエリアマネジメントと持続可能な地域開発を実践しています。地域活性化を目指すこの取組みを「NIPPONIA」と名付け、「なつかしくて、あたらしい、日本の暮らしをつくる 」という理念のもと、全国で事業を展開しています。2020年6月時点で、再生した滞在施設は全国で16施設(118部屋)あり、2020年度中に合計で約30施設(約200部屋)の展開を計画しています。
◆株式会社Local PR Plan概要(施設運営事業者)
株式会社Local PR Planは丹波地域を拠点に「Local PR (パブリックリレーションズ)=地域との良好な関係性」を築き、地域の魅力を軸とした事業を推進する会社です。丹波篠山市福住と丹波市で移住定住促進業務をそれぞれ兵庫県・丹波市から受託し、自社事業として5軒の空き家活用を行いつつ丹波エリアの活性化を目指しています。
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