“廃棄される畳のい草と樹脂”を使った3Dプリント家具のミラノサローネ2023出展作品の製造・材料開発を支援
株式会社ExtraBoldの大型3D付加製造機(3Dプリンター)「EXF-12」を活用
現代の暮らしに編み直した家具を提案
これらの家具は、生分解性樹脂(酢酸セルロース)に廃棄される畳の原料であるい草を混ぜた材料を、弊社の設備と技術を活用して独自開発。また、デザインラボ「HONOKA」のメンバーに制作のための作業スペースとともに、弊社の大型3D付加製造機(3Dプリンター)「EXF-12」と造粒機などの設備を貸与することで、試行錯誤しながらおよそ3ヶ月で今回の展示作品を完成させました。
弊社ExtraBold のEXF-12と材料開発ノウハウで実現
古くから日本で愛されてきた畳は、香り豊かで肌触り良く調湿や消臭の性能を備えた植物 から作られています。しかし生活様式の変化により、近年畳に触れる機会は少なくなりました。「Tatami Refab Project」は畳を現代の暮らしに編み直すプロジェクトです。使い終えた畳や廃棄される原料を生分解性樹脂(酢酸セルロース)と混ぜ合わせて新たな魅力の家具を制作しました。
このプロジェクトを通じて畳の魅力を次世代へ発信してくことが目的です。
制作においてはイケヒコ・コーポレーション社( https://ikehiko.net/ )から提供された廃棄い草を粉砕し、それを弊社ExtraBoldにて酢酸セルロースと混ぜて造粒機でペレット化しこのプロジェクトの作品ための材料を独自に作りました。フィラメントタイプの3Dプリンターでは難しい独自の材料を使った造形を、ペレット式3Dプリンター「EXF-12」を活用することで実現したプロジェクトです。
BOLDGYMの活動を通じたクリエイティブ支援
弊社では、技術メンバー、クリエイティブメンバーを中心に、アルバイトやインターン、他の企業からの参加メンバーで構成するBOLDGYMというものづくりトレーニングジム( https://www.extbold.com/bold-gym )を試行運営しています。今回のプロジェクトはBOLDGYMの一部メンバーの自主活動の一環からスタートしたのものですが、今後もこういったクリエイティブの支援をBOLDGYMを通じて継続していきたいと考えています。
HONOKAについて
有志のプロダクトデザイナーによるデザインラボ。3Dプリントをはじめとする次世代の 製法を研究・活用し、手触り・香り・色彩など、自然素材の魅力をほのかに感じさせる ものづくりを行っている。
(2023年4月現在:弊社ExtraBoldのBOLDGYM※メンバーが3名所属)
Web : https://honoka-lab.jp/
Instagram : @honoka.lab
展示情報
Salone del Mobile / Salone Satellite 2023 / ブース番号 C02
https://www.milanosalone.com/
日時: 2023年4月18日~4月23日 9.30 am - 6.30 pm
場所 : Milan Fairgrounds, Rho (Milan)
製造 / 材料開発支援 : 株式会社 ExtraBold
素材提供 : 株式会社イケヒコ・コーポレーション
株式会社ExtraBold
https://www.extbold.com/
[3D付加製造機および3Dプリントヘッドの研究開発・製造・販売]
〒170-0004 東京都豊島区北大塚2-33-20
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- インテリア・家具・収納環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード